2017年04月25日

本質が見えてこない

 こいのす☆イチャコライズの感想をアップしました。
 全体的には本当にコンセプト通りの方向性を、非常に淡泊にならないように注意しながら山盛り積み重ねた贅沢なゲーム、と言っていいと思います。シーン数もそうですが、それに付随する日常の一コマからのシームレスなイチャラブ感が非常に心地よく、尺的にもヒロイン三人なのにかなりポリューミーで、このあたりは嬉しい誤算でしたね。
 一部シナリオで個人的な感触として行き過ぎ感があったり、後は総合力的な部分でバランスの悪いところもあったりですが、元々この手の作品を高く評価しない性質の私としては非常に楽しめた方ですし、点数以上に面白かったと言っていいと思います。ヒロインにピンときたなら素直におススメですね。

 さてYU−NOは亜由美、澪、香織エンドなどをクリアしました。
 しかし本当にフローマップが細かくつくられていて、入り組んでいるので一筋縄ではいかないですし、純粋な恋愛観という部分とは関係なく関係性が成立してしまう場面も多い作品なので、とても面白いんですけれど、まだ最終的なこの街の謎と、それが成立した意味の部分での筋道は見えてこないですね。タイトル的には当然恋がひとつのファクターにはなるのでしょうけれど。
 
 さしあたり亜由美は苦労してんなぁ、というか、マジであの豊富は死んでいいね。よくこれだけ傲岸不遜で凡俗で自己愛肥大のキャラを作れるなぁと逆に感心するくらい、出てくるだけでむかつく上に危うく寝取られ展開という、読み手を痛めつけて憚らないつくりに痺れます。。。
 ともあれ、本当に色々背伸びして頑張ってるのだけど、実際的には誰かに寄りかかりたい、精神的にはそんなに強くないって部分が、仮面を外した時の可愛さに溢れていてそこは良かったですね。ただゲームシステム的に、まだ一応幸せな着地点に至ってならマシ、とはいえ切ないものはありますし、この作品内では恋愛のベクトルが双方向に強く出ている関係だとは思うけど勿体ないなとは感じちゃいます。
 あとやっぱりこれねー、わかっちゃいるけど露骨に事後を漂わせられるとその合間のシーンも見たいぞー、って気分になってくる。。。まあ昔の絵で見てどうか、ってのもあるし、このリメイクの絵は中々可愛いのでその辺どっこいなんだとは思いますが。

 澪に関しては期待通りに最後までツンツンしつつも、自分の道を真っ直ぐ貫く勇敢さと気高さに惹かれるものはありましたね。
 物語の舞台的には、主人公が巻き戻される数十時間の間に様々な思惑が錯綜して、色んな事態が同時多発的に発生しているわけで、そこに混乱をきたしていないだけでもつくりとして素晴らしいし(まあ一部テキストの繋がりが不自然なのはご愛嬌という事で)、しかしあのラストのダンジョン攻略は地力でやったらどれだけ時間食うかわかったもんじゃないって難易度ですな。。。
 ハンディのコンピューターとかピクロスとかすんごい時代性を感じさせるのはともかく、終わり方が基本的に悲惨なだけになんとも、なシナリオですが、まあ立ち位置的に澪は一番物語の輪郭の外側って立ち位置だし仕方ないのかなと思います。でも可愛いからOK。

 香織に関しては、途中まで神奈を進めつつの分岐で拾った形ですけど、しかしこやつも可愛いからまだしも中々にゲスいですよねぇ。この人は多分ちょっと色々出来る一般人、ではあると思うんですが、それにしても立ち回りの巧妙さと気紛れさの同居ぶりがえげつない。
 ぶっちゃけ香織って、ここまででもどこだったかで慰み的なシーンがあったし、そういう鬱憤をぶつける形でのHシーンがあってこそバランスが取れているキャラだった気もするので、せめて最後に出し抜いてやれたので留飲を下げるしかないというところですね。

 ともあれ次は神奈で、それが終わればトゥルーのようなので、サクサク進めてしまいたいです。
 創作も手をつけたいのは山々ながら、色々やること山積みの中でだとどうしても優先順位が下がっていくのがもどかしいなぁ…………。当然ながら今年もGWは仕事にお付き合いの遊びに別口の趣味にと大忙しですしぐむむ。
posted by クローバー at 17:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こいのす☆イチャコライズ

 コンセプト的にはイチャエロ特化の実用寄り作品ではあると思ったので、体験版のボーイミーツガールの雰囲気は良かったもののその先に私なりに楽しめる要素がどのくらいあるかな?と懸念しつつ、それでも三者三様のキャラの魅力に抗えずにこっそり購入。

シナリオ(22/30)

 イチャラブの極北を求めて。

★あらすじ(というか概要)

 普段はここで共通の流れを書くわけですが、この作品にはズバリ共通ルートと呼ばれる展開そのものがありません。
 スタートからヒロインを一人選択し、その子との運命的な出会い、若しくは再会から物語が綴られはじめて、そこから多少の紆余曲折を孕みつつも順当に想いを寄せ合い、恋人になって、一人暮らしの主人公の部屋で愛の巣ならぬ恋の巣を形成して存分にいちゃつきまくる、という、コンセプト通りの流れになっています。

 この時点でひとつ補足的に触れておくとすれば、舞台設定こそ共有のものを使用していますが、基本的にそれぞれのルートの主人公は別人と考えた方がいいです。
 恋愛をする時期やそこに至るまでの生き方もそれぞれでガラッと違いますし、そのバックボーンが織りなす思想性も、それなりの共通項は有れど本質的な所ではかなり乖離しています。
 それに舞台設定にしても、例えば防音性ひとつ取っても世界観を共有させる擦り合わせを必要としてない感じで、それこそ並行世界、別の世界線の話ですよーと割り切って解釈してしまった方が気楽に楽しめると思います。

 そもそも最近では珍しい方の、主人公の名前が変更できるタイプの作品でもあり、ラブリケシリーズみたいに愛称で呼んでくれるーとかそういう特典性は特にないものの、主人公に対する自己投影性を極限まで高める仕様であることは間違いないと思います。
 シナリオ自体もライターがルートひとつずつ丸々担当、という割り振りですし、その世界観の癖も含めて別質の、けれど上質のイチャラブ模様を提供してくれるお話、という事です。

★テキスト

 なのでテキスト面でもそれぞれのルートでかなり雰囲気が違います。
 基本的に明るく楽しく、後ろ向きな部分のない軽妙なノリ、という部分は同一性がありますが、ちょっとした思想の襞やバックボーン、行間に滲む情緒などは完全にライターの個性が反映されている感じです。
 かつそれぞれの主人公も、当座のヒロインとの親和性を重視してカスタムされている感はあるので、それぞれに一定の面白さを見出しつつ、どの塩梅が自分にとって一番しっくりくるか、という点で、ヒロインの好き度合いと比較的リンクしてくるテキスト感ではないかと。

 当然こういうエロス特化の話ではあるので、その方向性の掘り下げも深浅の差異はあれ充実していて、かつイチャラブ、きゃいきゃいと日常を楽しむシチュエーションと会話のバリエーションに関してもよく練り込まれているので、単調にならずに最後までウキウキと楽しめる、総合的に見ても味わい深く楽しい読み口ではあったと思います。
 その上での個人的嗜好では、いちかルートの文章が一番楽しめたかなと感じます。

★ルート構成

 個々のルート内においては、結構頻繁に選択肢が登場します。
 概ねそれは性的嗜好や暴力性、変態性を肯定的に受け止めて暴走するか、それとも相手に配慮して控えめに留めるか程度の匙加減ですが、一応その蓄積によって最終的に純愛モードと愛欲爛れモードに変化し、一部シーンの内容が変わったりします。

 ただネガティヴな要素はほぼなく、選択肢のミスで付き合えなかったりとか、或いは終わり方が後味悪い、なんてことは決してなく、あくまでも土台のコンセプトを遵守する範疇での味付け程度と考えていいでしょう。
 まあシナリオで後述するように、一部その枠組みの画一性を逸脱しているシナリオもあったりはしますが、概ねは仲をどんどん深めて、いよいよ本格的に将来を視野に入れて家族に挨拶しよう、的なラストの展開の中で、胸を張っていられるか、多少の後ろめたさを残すかくらいの差なので、基本的には深く考えず、自分の思うままに選択していっても特に問題はないでしょう。

 ただシステム的な要因で、周回プレイがややめんどくさいので、きっちり全イベント回収したいなら比較的紳士的な選択肢と、変態的な選択肢のどちらかを選び続ける×2というやり方が無難なのかなとは思います。
 まあいざとなればフルコンプボタンがあるので回収そのものは容易いのですが、イチャラブからシームレスにえっちに雪崩れ込む空気感とか機微が非常に楽しい作品ですので、なるたけ自力で、流れの中で楽しむ方が良いとは思いますね。

★シナリオ

 本当にただただひたすらイチャエロしてるだけ、って印象は一番強くなる作品ですので、いざシナリオとしてどうか、と書こうと思うと中々に難しさはありますね。勿論すごく楽しかったのですけど、じゃあ具体的にどういう部分が、とか、統合的に見ての評価とか、その辺どうひねり出していいものか、と。

 とりあえずステータス面として、一応ヒロインは三人いるけれど全員年下設定、というのは個人的にはブラスのファクターであり、三者三様の純粋さや年頃ならではの好奇心、恋愛に耽溺していく様と、その中で見せる個性の愛らしさには本当に満足しています。
 ただ細かく見ていくと、そのイチャラブの質という点でそれぞれに少しずつベクトルの違う味付けが為されていて、そこでプレイヤーのより精緻な趣味嗜好の質が暴かれるという感じはありますね。

 私の解釈としては、単純な身体的成熟度ではいちか>なつめ>サチという並びですが、性的情念に対する精神的な成熟度はそれと反比例していて、それがイチャエロの深浅にもそのまま反映されていると感じます。

 いちかが一番性的な面ではノーマルかつ初心で、主人公もその精神的な成熟を無理に引き上げないよう大切に育てている、という感じでの触れ合いの進歩が印象的であり、勿論最終的にはエッチにも積極的な子になりはしますが、そこでも本来の気質である甲斐甲斐しさや母性の面を強く反映した情景になっています。

 なつめはいちかよりは耳年増で、エッチな事にも興味津々ではあるけれど、それは純粋な未知に対する好奇心であって、変態的な行為そのものに極端に傾倒するほどのバランスではありません。
 なのでこのルートは、なんとなくエッチのステップアップをレクリエーション的に楽しむ風潮が強く出ていて、その未知のワクワクを共有し、共鳴させることで互いの興奮をも高め合う、というイメージが強いですね。

 そしてサチが、見た目や序盤の雰囲気に反して一番変態的であり、主人公の造形もそこに親和するように特化されているので、とにかく一度箍が外れればとことんまで互いの変態性を絞り尽くすような濃厚なプレイが増えていきます。
 どこまで変態なお互いを許し合えるか、という部分が繋がりの鍵になっているのもあり、そうする事が二人にとっての必然、という色合いはしっかり担保しつつなので、その流れ自体に違和感はないですが、やはりキャラ性の面で、ビフォーアフターでガラッと一番大きく印象が変わるのはサチになると思います。

 そういう下敷きを踏まえた上で、ルート構成で書いたように一応個別内での結末分岐が用意されているのですが、どちらを取ってもさほど差異の少ないいちかとなつめに対して、サチシナリオだけがやや異端性を孕んでいます。
 それこそ普通のADVにおけるシナリオ要素、シリアス要素が隠されており、それ自体が目新しいものではないものの、他二人のルートの淡泊さに比べると非常にギャップが大きいです。
 なので、サチを最初にやると、他ルートにもこういう要素が?と期待して肩透かしになりかねず、逆にサチを最後にするとなんでここにきてそんなシリアス?と違和感を感じる要素になるので、ことこの作品に関しては、シリアス面でのシナリオの盛り上がりのプラス面より、全体の統一性、イメージを毀損しているマイナス面の方が大きいかも、とはちょっと思いました。

 ただでさえサチルートは、中盤以降の箍を外してのエッチぶりがいい意味で圧巻、悪い意味でねちっこくしつこすぎるきらいはあり、その上でシリアス投入でさらに長くなる、という点でもバランスブレイカーではあると言えます。
 かつ面白いのは、他ルートが無難に紳士的選択の蓄積で最上のハッピーエンド、という感じなのに、こちらはあくまでも二人の個性を尊重し、変態性を突き詰めていった先にこそ、どんな妨害にも負けない確固たる二人の絆、信念が生まれるというありように寄せているところです。
 その隠しシリアスをスルーしても、一応最終的な着地点に変化はないのですが、それを知った上でもなおああまで頑張れる、という在り方で、二人のどこか社会的な協調や常識をかなぐり捨てた恋の巣作りに説得性を与える役割は果たしているので、その点で一貫しているのは評価していいと思います。

 まあそれでも、個人的にはサチルートはやりすぎだったなぁとは思っています。
 このゲームを買っている時点でどういう文句をつけられる筋合いではないのかもですが、やっぱりどうも私は一線を踏み越えてお下劣な方向にまで突き抜けてしまうHシーンってそこまで好みじゃないなぁ、とここで再認識させられたのもあります。
 正直体験版範疇の付き合うまでと、そこからはじめてを致すまでの遅々とした流れと心情の変遷は一番楽しい、と思えるくらいだったんですが、中盤以降の開き直って変態性を解放してのイチャエロには正直ついていけず、キャライメージの崩壊と相俟って楽しみ切れなかった、というのも、このルートの異端性に積極的にプラス評価を付与できない一因になっているので、もうこの辺は好き嫌いの問題だと思いますね。

 その点で総合してみると、シナリオ評価としてはいちか>なつめ>サチになるのかなと思います。
 上二人はシーンでの行き過ぎ感はなくって、かつシナリオも平板でひたすらにイチャラブしていて羨ましいぞ!って程度の話ではありますが、ありようとして自身にほとんど変態性は持たず、けど主人公が求めるならなんでも優しく受け入れてくれるいちかの献身さと包容力により強く惹かれたので、それがそのまま評価に直結している、というところですね。

 ただ基本的に私はこの手のイチャラブ特化型の作風には高い評価をつけないクチですが、今作はコンセプトとして一人暮らしのところにヒロインが押しかけてきて愛の巣をつくる、というところがいい味を出していました。
 二人きりのシチュでも、最低限のデートやらはするけれど基本はまったり日常の何気ない風景を二人で見つめて楽しんで、そこでたわいない会話を楽しみつつ雰囲気が転がっていけばシームレスにエッチ、という状況の組み立てが素敵で、かつバリエーションを多彩に用意して飽きさせないつくりに仕上げられたのが勝因だと思います。
 加えて秘めくりモードやDLCなどで、継続的にこのうらやまけしからん世界観に没入し続けられる仕組みを担保してくれていますし、その将来的な部分も含めたサービス性もコミコミでこれくらいの評価はしてもいいかな、と考えました。かえすがえす、サチがもう少し好みにマッチした穏当なものであれば更に上乗せも有り得たのですけどね、ぐぬぬ。


キャラ(20/20)

★全体評価

 まあ基本的に善性に満ちた世界観ですし、有無を言わさずとにかくヒロインの可愛さをしゃぶりつくしやがれー、って感じの怒涛のイチャラブシチュが満載にも程があるわけで、元々の造形も凄く可愛く作られていますしキャラ面でマイナスに感じる要素は本当に少ないとは思いますね。
 純粋にそれを人間的に、と評していいのかは迷うにせよ、二人の生活の中で恋人としてのスキルアップ、意識改革の面もしっかり備えていますし、その点で充分過ぎる魅力を備えていたと言えるかなと。

★NO,1!イチオシ!

 最終的にいちかになりましたね。全員極めて好きなので、かなり高いレベルでの差異ですが、それでもこの子の個性が一番私の感性にフィットしました。
 どこか箱入りの危うさはありつつ、基本的に健全に育ってきたのが伺える真っ直ぐで純真な精神性には眩しさがありますし、それでいてプチ反抗期的な部分も含めて悪徳に対する興味、ノリの良さも兼ね備えていて、とにかく朗らかに色んな価値観を柔軟に受け止め、試して楽しむという姿勢が一貫していたのが良かったと感じます。
 特に主人公とセットでの口癖、「それなー」って言い合ってクスクスしてるシーンとかめっちゃこの子っぽくて可愛いなーと思って見てました。

 元々のステータス的にも一番良妻賢母的なイメージとして完成していて、その上で恋愛面での情緒を深めていく中での献身性、母性を強く引き出しつつ、性的な面でもバランス良く愛らしく育ってくれたなと。
 元々の気質からすると、強く押せばどこまでも許してしまいそうな面もあるのですが、基本的に芯は強いし、主人公もまたそういう気質を愛でて大切に育てる意識が強く、一歩先で手を携え、追いついてくるのを待つという風情があって、そのおかげで無理なく綺麗にほころび、満載に咲き誇ったイメージが、最後の桜のシーンと二重写しになりますね。

★NO,2〜

 なつめも非常に可愛かったです。
 一番主人公との友人的な距離感があって、その屈託のなさと生来の気質としての意地っ張りが程よくバランスが取れていて、恋愛面でもその後のイチャエロ面でも丁度いい味付けになっていたなと感じます。
 基本的にいい子ですし、前向きで失敗にもめげずに頑張れるひたむきさは素敵だったなと思いますし、からかわれてあわあわしてたり、プリプリしてるのが本当に面白く可愛かったですね。

 サチは見た目は当然一番好みなんですが、やっぱりシナリオ後半の変態性が炸裂していく中での「お?お〜、お〜…………」的なテンションの下がり方というか、もにょり感がなんとも噛み合いませんでしたねぇ。
 ただキャラ造形として、そういう子になった理由づけは非常に説得的で、かついかにもその生育環境ならありそうな話で、それを決して否定せずに同じ目線で受け止めたからこそ心を開いてくれた、という視座で見れば、実に一途で潔癖で可愛らしいとも言えますし、実際付き合いだすまでの雰囲気は最高に良かったんですよねー。
 
 こういう見た目清楚で大人しく甲斐甲斐しい子が、一皮剥けばド変態のエロエロで、下品に過ぎる卑語や喘ぎを臆面もなく放って爛れていく様が好みだ、ってならドストライクですが、私はなんだかんだこうめんどくさいというか、ピュアな子は最後までその純真さの一線を守って欲しいなと考えるタイプの拗らせた人なので(笑)、あそこまで壊れ切ってしまうのはやっばり釈然としなかったですね。


CG(18/20)

★全体評価

 基本的に可愛らしく活発な雰囲気があって、それでいてしっかり仄かなエロスも備え、程よく肉感的でもあって、バランスのいい仕上がりだと思います。
 量的にも方向性としてバランスのちぐはぐさはあれ中々のものですし、コロコロ変わる立ち絵を眺めているだけでも幸せになれるだけの威力はあったなと思いますね。

★立ち絵

 ポーズは素体自体が3種類に腕差分が2〜3個ずつあるという感じで、立ち絵あるの三人だけなのでその点でポリューミーとまではいかないにせよ、ちゃんと個性は反映していて仕草のちょっとした違いに性格が出ていて可愛いなぁ、という感じです。
 お気に入りはまあ基本全部可愛いかなここに関しては。

 服飾もそれぞれに多彩なバリエーションがあって裸を抜きにしても8〜9種類、私服にも種類があったりして折々の雰囲気が楽しめますし、どれもそれぞれの気質に合った衣装ですごく似合っていて良かったです。
 お気に入りはいちか下着、裸Yシャツ、ジャンパースカート、制服、コート、パジャマ、メイド服、なつめ下着、私服、ジャージ、制服、寝間着、水着、サチ下着、裸Yシャツ、私服、ホットパンツ、制服、寝間着、水着あたりですね。
 この辺立ち絵回想があるので楽なんですが、髪型の変化をどうやって反映させたらいいのかわからん。サチなどは寝間着の髪下ろしが一番好きなんですけどね。

 表情差分も素材自体は極端に多くはないけど、赤面度合いなどとの組み合わせで多彩にはなっているし、遊びもありつつ個々の特性がしっかり生きていて可愛いと思います。
 基本的にどれも素晴らしく可愛いので一々拾い切れないのですが、特にとなるといちかの困り笑顔やドヤ顔、なつめのギャグ怒りにサチの拗ね顔あたりが印象的ですね。

★1枚絵

 通常が97枚にSDが18枚で、計115枚とかなりのボリュームですね。
 シーン数に合わせてこちらも膨大な素材になりますし、ヒロイン3人という中でそこまで構図にマンネリ感を出さずにこの数を出してきたのは素直にすごいと思いますし、出来も安定していいのでこの点は期待以上だったと思いますね。

 特にお気に入りは3枚。
 1枚目はいちかスカートめくり、まあ黒ストが好きなだけだろ、と言われればそうなのですが、このむっちりしたお尻の質感と悪戯の背徳感、ときめきのセット感が素敵でした。
 2枚目はサチはじめての正常位、まだこの辺まではバランスのいい恥じらいと華奢なボディラインの楚々とした美しさが揃っていて素敵でしたがねぇ、という感じ。
 3枚目はサチ添い寝、みんな添い寝は可愛いですがその中でもすごくこれが慕ってくれている感じで好みです。

 その他お気に入りは…………まあ基本的に、サチの終盤の品性が消し飛んでしまっている構図や表情のものを除けば概ね好きですはい。。。


BGM(16/20)

★全体評価

 音楽面では特筆するところは少ないですが、一応キャラごとのイメージを投影したテーマ曲やEDなどが用意されているし、出来もそつなく仕上がっていると思います。でも流石にガツンと来るところはなかったですし、あと回想でEDを聴けないのが結構残念な仕様なのもあり、ですね。

★ボーカル曲

 全部で4曲。
 OPの『こいのす☆イチャコライズ』は素朴ながらキュートな仕上がりで、ボーカルの質とセットで無垢さも感じさせるところは悪くないですが、曲としての深みはあまり感じずそれなりに、というイメージですね。

 EDはキャラごとにひとつずつあるのですが、まさかの音楽回想に登録なしで、かつEDムービー回想もなく、気楽にジャンプでED閲覧すら出来ない仕様なので、なんとも聞き込みには適していないつくりなのがドンマイですね。
 ただ曲としてはいちかの『マリアージュ』とサチの『Glowing up』は結構好きな感じで、もっとしっかり聴きこめれば評価も上げられるのになぁ、と思います。流石にこの面倒さを踏み越えてどうこう、とまでは思わないですしね。

★BGM 

 全部で28曲、アレンジなども含みますがまず水準の量はあるでしょう。
 ただ質的には特別シナリオで山谷があるわけでもない分淡泊で、ヘンにシナリオの雰囲気を疎外しない方向性に特化している印象で大人しく、あまりイメージはなかったですし、実際聴き込んでもそこまでこれは!ってのは見出せなかったですね。

 お気に入りは『メインテーマ』『吉野しゃんのテーマ』『サチたんのテーマ』『ピンクな時間』『夕暮れ』『恋人のいる日』『午後のワルツ』『夢の中』あたりですね。


システム(8/10)

★演出

 基本的には背景などの構図の工夫やキャラの動かし方などで奥行きと躍動感があり、横並びでの歩きシーンなども用意されているので、傍に居る、ってイメージがすごく感じられる素朴ながら丁寧な演出になっていると思います。
 ただそれ以上の特筆するものはないし、勿論シーンの演出もそれなりに力は入っていますが枚数勝負のところはあって、純粋な演出面での特別感は醸せてはいないでしょうか。
 ムービーも悪くはないですが特に印象的な所はなく、無難に仕上がっているなというところです。

★システム

 基本的なものは揃っているのですが、この作品をプレイする上でかなり弊害になるのが前へのジャンプが搭載されていない点です。
 シナリオで触れたように、全てのシーンを回収するなら選択肢二極化で進める必要がある感じですし、けど最初の選択肢から全部スキップだけで追いかけていくのは非常にもどかしく、時間もかかるので大変です。
 あと音楽回想でED曲聴けないので、それを即座に聴くためにはED直前のセーブデータ必須、なんてところも厄介で、そのあたりのユーザビリティは少し良くないんじゃないかな、と感じました。

 勿論この作品ならではの親切設計な部分も、秘めくりモードの作りなどで顕著ではあるのですが、プラスアルファは大切として、足元の部分ももう少し固めておいてくれればなお良かったのに、と、この点でははっきり不満が残りましたね。


★総合(84/100)

 総プレイ時間23時間くらい。いちかとなつめは6,5時間くらいでしたが、サチが8時間くらいかかりましたね。とにかく終盤のひとつのシーンのねちつっこさが半端なくて長い長い。。。
 イチャラブ特化でこれだけのボリューム、というのはそれだけですごいですし、かつそこに淡泊さや類似性をあまり感じさせず、常に面白いシチュエーションを接ぎ込み続けてくれた点は大いに称賛に値します。シーンのやりすぎでだれる部分は皆無ではなかったですが、個人的に普通にイチャイチャしているシーンで冗長、かつ単調に感じるところはなかったです。

 体験版の部分でシナリオ的な面ではクライマックスじゃない?という考え方はある意味で的中はしていましたが、それを凌駕するだけのイチャラブの密度・濃度・おかしみがあり、本当に頭を空っぽにしてただただひたすらにヒロインの魅力に傾斜していく、という点では素晴らしく没入感のある素敵な作品でしたね。
 その上でしばらくはDLCなどもあり、継続的に彼女達との蜜月を続けられる設計もいいですし、ヒロインもみんな本当に素晴らしく可愛いので、一人でも好きだなーと思える子がいるなら買って損はしないと思いますね。まあ上で触れたように、サチだけはやや取扱注意の部分もありますが、概ねコンセプトに忠実な見事な出来だったと思います。
posted by クローバー at 05:26| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

ゲームらしいゲーム

 ちょこちょことYU−NOを進めて、とりあえず美月編を終わらせて巻き戻ったあたりまでですね。
 とりあえず本当に20年前のゲームなのか、っ思えるほどにシステム面の斬新さと難しさは半端ないですねこれ。ある意味でどうしたって真似できない特殊性がありますし、それを面倒に感じさせないシナリオの雰囲気、世界観の重厚さがあるのは流石と言っていい所でしょうか。
 少なくともまだこの時点では全く全体像が見えないけれど、それでもどんどん先が見たくなる吸引力は充分ですし、しかし本気で総当たり的に攻略していくのは骨だろうなぁこれ。ある程度回数制限でアウト的な条件もあるし、どこでアイテム拾えるかのヒントもほとんどないんだから、今時のゲーマーに対して新規でこういうの出したら絶対に一定数投げだしてしまうに違いなさそう。。。まあ人のことは言えない体たらくなんですが。

 さしあたりキャラ的にはツンデレ澪がやたら可愛いっすな。
 ヒロイン枠に年上が多いのでその点惜しい感じですけど、ストーリーは本当に先が気になるばかりなので、出来る限り時間を割いてガシガシ進めていきたいと思いますデス。
posted by クローバー at 17:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

妥協も必要でしょう

 週末で忙しないのですが、ちょうど感想書く前に折よくこいのすの追加コンテンツが配信されたのでプレイしてみました。
 要するにこれはアレですね、ラブリケシリーズみたいに季節感を伴う幸せ生活が持続的に続きますよ、って話で、その上で思った以上にポリューミー、シーンもしっかりしていて中々のサービスだなぁと尚更に感心しましたねー。今後も楽しみです。

 そしてこう、一度プレイし終えて、その上でもう一度最終着地点から改めて各々のヒロインとイチャコラする、という機会が与えられた中で、ぼんやりと思ってはいたけれど、終わってみると意外なことに一番好きなのっていちかだわこれ。まあ意外って程ではないというか、非常に高いレベルでの話なのですけど、それでも見た目的な部分でのあれそれを覆してとなると結構決定的だなあと思うのだ。

 んで明日からはようやっと積みゲーに着手、とりあえずYU−NOやりたいとずっと思っていたのでやるんですが、これはしかし物凄い攻略が難しいと評判なんですよね。
 なので時間との兼ね合いも考えると、正直苦渋のものはあるけれど、シナリオ追い掛けるの優先という形で攻略情報様を頼りにしちゃおうかなー、と思っております。一応チラッと30分くらい進めてみたんですけど、うん、これ時間ない中では確実に無理だわって納得できたしね。。。
posted by クローバー at 18:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

生きる活力をありがとう!

 こいのすはサチをクリアしてコンプリートです。
 うん、昨日の時点であとエピローグだけだろ、とか書いたんですけど、そこからのイチャエロも充分に長かったりね。。。どんだけこの二人突き抜けてるんだって話ですし、色んな意味でオタク的な気質の中でのひとつの理想の到達点、的な話ですね。というか、一々ライティングの上での妄想力が爆発し過ぎてて笑うしかない、よくこんな展開や会話を発想出来るなー、と感心してしまいましたよ。

 キャラ的にもここまでビフォーアフターがまるで違うヒロインってレアじゃん、って感じで、それ自体がわたしの好みに合致していたかどうかはともかく、他のルートとは一線を画した突き抜け方が本当に印象的でしたね。
 感想は来週の火曜日に書けると思います。まあ基本的にシナリオと呼べるものがほぼほぼない、と言えばそうなので、逆にどう書いていいのか、特にあらすじとかどうすんべ?って感じで悩みそうですけど。。。

 んでお嬢様は素直になれない、の体験版も超サラッとプレイしてみました。
 まあ全体の雰囲気としては実にアンサンブルらしいノーブルな感じで、女装シリーズとは違うけど主人公が秘密を抱えて、という立ち位置の中で、のっけからヒロインズに一目置かれまくる展開はいかにもながら安定して楽しい、という感じですね。
 まあヒロイン毎に原画が違う上に質そのものもばらつきがー、とか、細かい部分での不満はなくはないけど、キャラ造型そのものはみんな善良で可愛らしさもあって悪くなく、当然ながらCVブーストもあるので概ね問題なし。多分シナリオとしてはさほど面白い事にはならんと思うけど、それでも現状6月はそんなに重くないし、押さえておく価値はあるという感じです。
 ただひとつ言うなら、出てきた女の子の中で一番気に入ったのがサブの若葉だったりするところがなぁ。。。

 そして閃の軌跡Vのキャラ情報更新で、きたきたきたきた我らのトワちゃーん!!!いえ、トワ教官っ!
 初代Z組メンバーも、いずれ全国を回る中で出会えたり、裏で支えてくれていたりするのだろうとは思うんですけど、トワちゃんは前回のラストでも動向が定かになっていなかったので、ここまで近しいところにいてくれるだけでもう五体投地で感謝感激雨あられでございますねー。
 かつ未だに麗しき黒スト装備…………あぁ、可愛過ぎる。タイトスカートのスリットから覗くストッキングの艶めかしさが素晴らし過ぎてわたしのアドレナリンがブーストだー(笑)。
 元々超楽しみにしていましたけど、ますます一日千秋の思いが募りますねこれは。これをプレイせずには死ねん、死んでなるものかー、って、この意思があれば核が降ってきても跳ね返せるかもしれん(超錯覚です)。
posted by クローバー at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする