2017年03月28日

フェアリーテイル・シンフォニー

 元々レクイエムの頃から気になっていたタイトルで、この度FDと追加シナリオがセットになったシンフォニーが出る、という事で、ならば抑えておこうと。
 丁度同じ日に発売になったシンソウノイズが自分の中でドはまりしたのもあって、この作品に対しても期待感は高まっていたのですが、中々プレイする猶予を作り得ずもどかしい限りでしたね。

 なおこの作品の感想に関しては、三作セットで全体評価にさせてもらっています。
 本来的には一本ずつばらしての値段相応とか、そういう細かい付言も必要か、とは思うのですが、今から買う人は普通にこのシンフォニーを買うでしょうし、三本まとめてこのお値段、という私のプレイ感がストレートに出た形で書かせてもらう、という事はご了承ください。

シナリオ(27/30)

 収奪の連鎖を乗り越えて。

★あらすじ

 主人公は、目が覚めると真っ白な何もない部屋にいました。
 ばかりか、自分の名前や過去も一切思い出せない状態で、それを不安に思いつつも今いる場所が何なのか、それを探りにドアの向こうに足を踏み出します。
 するとわかってきたのは、ここは一種の精神病院、御伽話症候群という特殊な病気に罹った患者を集めて快復、更生に導くための施設だという事で。

 白い記憶の靄の向こうに、自分にもこんな場所に入れられる大きな傷がある。
 その実感のない認識を噛み締めつつはじまる、通称「楽園」での日々と、そこでのメルヘンの世界に埋没した少女達との出会い。

 カラフルな衣装に身を包み、不思議の国を踊るように、夢見るように闊歩するアリス。
 引き離された兄の面影を追い続ける、ひとりぼっちで食いしん坊なグレーテル。
 悲恋の命運を背負い、昼と夜で二つの顔を抱く双子のような存在のオゼットとオディール。
 高い塔の最上階で幽閉され、王子の到来だけを心待ちに夢に埋没するラプンツェル。
 失われた大切な人の背中を追い求め、現実と夢想の最中でもがき苦しむ雪の女王・ゲルダ。

 彼女達の夢や幻想に寄り添いながら、自身の記憶の欠片を拾い集めていく主人公は、しかし突如部屋に浮かび上がった謎のモニターが映し出す光景から、この病院が包摂する裏の顔、少女達を不幸な収奪の連鎖に放り込む悪魔的なシステムの存在に気付かされて。
 更には、部屋に残してあった謎のスケッチに書かれた、この中に罪人が一人いる、という謎の言葉。
 様々な疑問や不安を内包しつつ、主人公は出会った少女達の中から、特に信を寄せられると直観した相手により深く傾斜していくことになります。

 果たして、御伽噺症候群とはなんなのか?
 この病院が秘めた謎とはどのようなものなのか?
 彼らを打ちのめすあらゆる仕打ちから、そこから逃げるための夢の世界から、彼らは正しく脱却し前を向いて進む未来を手に出来るのか?
 これはそんな、世界の不条理と残酷を謳い、そこから逃れる唯一の手段としての物語への逃避を選んだ少年少女達の救いと再生、そして巣立ちの物語です。

★テキスト

 全体的に優美で雅飾の効いた美しい日本語を楽しめますね。
 それでいてくどすぎたり、文飾に酔い過ぎたりという感じはなく、あくまでも淡々とこの非道な現実と夢の甘美さを綴っていて、けどそこにそういう言の葉の優雅さを塗すことで上手くクッションにしている、そんなイメージがあります。

 私はこういう美しい文章はとても好きですし、非常に情緒があって、汎用的な萌えゲーとかだったら浮き上がって仕方ないでしょうけど、この幻想的な箱庭世界での物語においては、世界像にきっちりマッチした素晴らしい読み口だったと思います。

★ルート構成

 基本的にはヒロインの心理にどこまで正しく寄り添えるか、を積み重ねて、その上で更なる依拠、支え合いの形を紡いでいく事になります。
 ヒロインごとにスタンスは違うので、意外と引っ掛け的な部分もありますし、ルートに入って後の選択はその後の未来のありようにも大きく影響するわけで、これは正しく18禁作品ですのでどうしても選択を間違えると残酷な未来が待ち受けている事がほとんどです。
 
 そのあたりは当然意識的に作られていますし、かつヒロイン毎のグッドとバッド、両方から記憶の欠片を回収していかないと、ラストのグランドルートに辿り着けない仕様になっているので、非業の結末とかが好みでない人には道中結構な我慢が強いられる尖ったつくりなのは確かです。
 その分だけ当然ながらラストの伏線回収、盛り上がりは見事ですし、そこでも選択ミスで容赦ないバッドが待っていたりするので、頑張って選択を吟味する価値のある構成、内容だと思います。

 アンコールは基本的に一本道、シンフォニーはやはり同じようにヒロイン毎に正しく寄り添えるか、が問われる選択がありますが、根本的な価値観の差異などもあるので中々比較してみていくと面白いものがありますね。

★シナリオ

 基本的には、閉鎖空間の中で歪んだ偽りの幸せ的な認識を持って過ごす少女達に待ち受ける悲劇的な未来をいかにして回避するか、というのが状況的な面からのメイン要素になってきて、その上でそうするために自分と向き合う必要があるのだけど、という心象的な部分がテーマとして浮き彫りになるスタイルですね。

 共通ではシンプルに、個々のヒロインが見る夢の形とその原典を探っていき、その上で真っ白な主人公が彼女達に寄り添う為の在り方を思索し、確立させていく流れが描かれます。
 その上での個別では、少女それぞれの物語を模した形で、先行きの見えないものを追いかけ、可能性を切り拓いていく流れとなり、そこに作品イメージからも想起されるファンタジー的な要素も幾分か加味され、非常に独特の味わいを組み上げています。

 個別での特色は、物語から物語への飛躍、という点が挙げられるでしょう。
 誰しもが辛い現実を背負っていて、本人の与り知らぬところで、それを解決するために、という方便を建前に、本質的にはより悪質で、現実の淀みそのもののようなこの場所に尊厳諸共に売り飛ばされていて。
 そうした自己の存在価値や罪悪感から逃れる為に、少女達が与えられたおとぎ話のヒロインという立場を甘受している事は全く責められようがないですし、けどその自意識の薄さをいい事に、ただでさえ乏しい個々の存在資源をより残酷な形で収奪されるのがこの舞台、と言えます。

 この場合搾取ではなく収奪と表現するのは、あくまで本人の正当な意思が介在していない形で、自己にとっての大切なもの、自己を確立するための資源、可能性が二束三文で売り飛ばされ、摘み取られているからです。
 それでも物語の世界に没頭している限り、その現実での被害も夢の中で都合よく塗り替えられていく、そうして絶望を知らぬままに枯渇していくのが、基本的にこの場所でおとぎ話のヒロインの名を与えられた少女達の逃れ得ぬ運命だったのですが、それを主人公の存在が揺り動かします。

 というのも、主人公はこの場所で、自分が何者でもない、という認識を持っているからで、その理由はグランドで詳らかにされますが、ともあれその視座から見た違和、また多少なり現実へのチャンネルを残しているゲルダやオディールの存在にも触発されて、自分がわからないなりに、彼女達が背負っている不幸の理不尽さには気付いてしまうし、そうであれば救いたい、と考える善良な精神の持ち主だからですね。

 ただ、そうやって現実への揺り戻しを企図する上で、少しでも手管を間違えれば一気に奈落の底、という危うさを秘めているのも確かで、それがより悲惨なバッドの存在として証明されています。
 そして自身もまだ子供で、立場的には少女達と同様の籠の鳥である主人公がひとりで何かを為す事は難しく、それ故に個別ルートでは根源的な解決ではなく、あくまでも夢の世界の改変、主人公が介入する事でより幸せで温かい幻想にシフトチェンジ、渡っていく風景が基本的な構成になっているのが面白いところです。
 なので正直、個別でのグッドエンドでもどこかしらもやっとしたものは残りますし、世界像の謎も突き詰められてはこない、けれどそれ故にどんどん先が知りたくなる、というつくりだなと、そのバランスの絶妙さには感心しましたね。

 個別そのもので言うなら、アリスの世界のまっさらな明るさ、前向きさは、この世界観の中では大きな救いになっているし、ゲルダの非業と献身に関してはこの時点でも強く胸を打つものがありました。
 オデット&オディールの、二転三転の展開も中々に楽しめましたし、グレーテルとラプンツェルはどうしても自分から何かを変えていく活力に乏しいところがある分、物語的にも内在的で、比較してみると物足りなさはありましたが、それでも水準以上には面白かったと思います。

 そうして記憶の欠片を全て集めることで道が拓けるグランドルートは圧巻の出来。
 夢と現実の狭間をゆれる物語らしい形での収束になっていますし、本来的な個々の境遇、そこへの正しい形での向き合いと克服の過程が丁寧に綴られていますし、それを為すための最後の障害、つみびとの追求なども含めて、非常に痛ましいながらも味わい深い仕上がりになっていると思います。
 謎の解明に関しても、基本的には素直に読み解いていけばこれしかない、って結論に至れるだけのヒントは出ていますし、間違えた時に現実を夢に塗り替える、という、スケール感が肥大した展開に持ち込まれるのも中々に印象的でしたが、やはり正しい道を、皆で手を取り合って進む形はとても美しく。
 そして期待通りというか、本当の意味でのヒロインはゲルダなんだよなぁ、というのがここではっきり提示はされますし、それだけに彼女がここまでで囲ってきた悲哀の極みが本当に想起するだけで苦々しくも切なく、本当に望む世界に回帰できて良かった、と胸に温かく響きますね。

 結局そのあたりで見えてくるのは、本当につらい時には人は逃げてもいい、けれど逃げる場所の選択だって大切なんだ、という事ですね。
 勿論ほとんどのヒロインや主人公は、それすらも選べない収奪構造の中で押し潰されている、それは現実が持つ冷酷な一面ではありますが、その中でなにもかもを振り捨てて逃げる、我慢せずに信頼が置ける相手に訴える、それが難しいのは承知でも、そうしなければより悪辣な収奪の螺旋に飲み込まれるだけであって。

 誰しもが自分の中に夢の世界を飼っていて、厳しい現実に直面したくない時にそこに逃げ込んでいるのだけど、それも度が過ぎると毒になるし、一定の救い、快復を得られたならばそこから離脱、脱却する勇気を持たなくちゃいけない、おとぎ話は葬送歌の中にそっと送り出さなくちゃいけない。
 その視座でもやはり一番それを体現しているのはゲルダでしたし、そしてこの物語の中で精神的には一番現実を理解しているオディールが、目指すべき未来像という観点では一番後ろ向きで内罰的だというのも皮肉が効いていて面白いところです。

 アンコールに関しては、レクイエムの物語の情緒的な側面をより丁寧に下支えするための前日譚、という趣で、それ故に約束された非業、悲恋にひた走りながらも刹那の輝きを放つ様が非常に愛おしく味わい深い仕上がりになっていて。
 そして末尾を飾るシンフォニーに関しては、もしものif展開でありつつ、そうであればいい、という世界が持つ一抹の気紛れ的な優しさを内包していて、その仕掛けの発想自体がまず面白いですし、だからこその快刀乱麻な展開も胸がすくものはあります。
 そしてある意味ではこのルートのゲルダが一番労苦なく幸せを手に出来ていて、それを奪った遠因は、と考えれば帳尻はトントン、だとは思うのですが、それでもやはりホッと心を撫で下ろす一幕だったと思いますね。

★シナリオ総括

 一応カテゴリとしては旧作なので、かなりざっくりとした感想にさせて貰っちゃいましたが、ともかく構造的な作り込みは秀逸、そこに籠めた現実に対するペシミスティックな視線と、それでも救いはある、と信じたい想いの鬩ぎ合いが非常に綺麗で、読後感も良く素敵な作品だったと思います。
 点数的にはレクイエムの時点で25点、他二つで+1点ずつくらいの感覚ですね。

 作風的にも独特で、内容も正しい18禁要素の使い方満載、間違っても純粋なヒロインとのイチャラブを愉しむ類の作品ではないので、文体も含めて人を選ぶところはあると思います。
 ただそれでも完成度の高さ、テーマ性の奥深さは特筆できますし、そんなに長くもないのでプレイしてみて損はない、と感じさせる出来でしたね。


キャラ(20/20)

★全体評価

 基本的に与えられた役割を演じて、という狭い枠組みが前提なので、そこから極端な奥行きや意外性をキャラそのものからは読み取りにくいですし、基本的に周辺周囲の存在は胸糞悪いダメ大人ばっかりで、そういう面だけを見るとあまり評価はしにくくなります。
 でもだからこその無垢さ、純白さ、真っ直ぐさやひたむきさ、潔癖さが決然と浮き彫りになっている、という相対的な価値度合いは高いですし、大切なものために、という意思の美しさをベクトルは違っても体現している存在がふたりいる、そういう点でのきらめきと引力を踏まえると満足度はそれなりに高かったなぁと。

★NO,1!イチオシ!

 ここはもうゲルダの為にあるような枠となりました。
 元々一番抱える雰囲気的にも使命感、召命感的な佇まいと行動力からも、すごく正義感と意思が強くて、大切なものの為に全てを投げ出せるような素敵な子なんだろうと想起させますし、実際にその印象を裏切らない、むしろそれ以上に献身的でひたむきな強さを見せてくれて。
 それだけに道中での不遇や絶望、ルートや展開次第では大半がそういう方向に突き落とされる点も含めて本当に圧倒的な不憫さを感じますし、その誇りをこういう形で踏み躙って憚らないこの場の在り方に強い憤りを感じさせてくれる、身体を張ってテーマを体現していた少女だと思いますね。

 だからこそ、無明の靄の向こう側に隠されていた愛と思慕が判然として、それを真っ直ぐ披瀝できる状況での愛らしさは格別でしたし、レクイエムのラストもこれはこれで味がありますが、一番ストレートに外的要因で救われているシンフォニーがより有難いというか、救われた感が強くって良かったですね。

★NO,2〜

 次いではやはり立場的にもオデット&オディール、特にオディールの秘すべき想いの裏返しとしての歪んだ献身は、テーマ的に言えば過ち、とも言える象りなのですが、それでもそれをわかっていて突き進む覚悟、絶望的な境遇の中でも諦めない強さは光っていました。
 個性として見る限り、悪意のない世界で生きるならばオデットは本当にその中でも美しい一幕になるのでしょうが、そうやって世界の半分を遮断しているようなありようは、世界の悲嘆に目を向けない無垢さ淳良さは、果たして度が過ぎればそれそのものが罪と言えるのではないか、そんな事を考えさせられる対照的な、だけど本質的にはよく似ている素敵な双子でしたね。

 アリスもあの奔放さと真っ直ぐさはいい意味でアクセント、救いになっていたと思いますし、あと地味に好きなのはドロシーですね。ドロシーになりきれないどうしようもない要因を抱え、この楽園の陰惨さにも巻き込まれて本当に不憫極まりないながら、それでもあの刹那の感情を胸に、きちんと幸せを知ろうと向き合った強さは響くものがありました。


CG(17/20)

★全体評価

 非常に淡い塗りと線の使い方が特徴的で、幻想的かつ耽美的な雰囲気を打ち出すのに特化したような魅力的な絵柄ですね。決してぱっと見でのキャッチーさはないですが、細かいところからじわじわと伝わってくる雰囲気の美しさ、構成の妙は中々だったと思います。
 ただ三作まとめて、であっても素材量的にはあまり褒められたものではないですし、量を必要とする類の作品ではない、という観点はありますが、その辺は難しいところですね。

★立ち絵

 ポーズ、服飾、表情差分どれも相当に限定的ではあり、元々のデザインも可愛いながら、そこから逸脱したなにかを引き出すほどのものではないか、という感じです。
 見せ方的にも画面でコミカルに動くというよりは、本質的な意味で紙芝居的な見せ方を企図している感も強いですし、動きの可愛らしさなどではなくあくまでも物語の中の心性をしっかり投影する事で勝負、という事になるでしょうか。

★1枚絵

 レクイエムが63枚、アンコール24枚、シンフォニーが12枚で、計99枚ですね。
 まあシンフォニーセットで買う限りは量的には水準はクリアしてますし、出来も安定して美しく風雅で、如何にも洋的な物語性、幻想風景を綺麗に幽玄に描き出していて、その割にきちんと18禁的要素の部分では艶美だったりもするので見事でした。

 過去作なので細かく振り返りはしませんが、やはり全般を通してゲルダが一番印象的でしたし、あとドロシー絡みの秘めた恋の艶やかさも素敵でしたね。

BGM(15/20)

★全体評価

 三部作でも全部で11曲しかないのは中々に寂しいですね。確かにそこまで幅広いイメージを必要としない作品なのは確かですが、それにしても、と。
 OPのボーカル曲は中々に神秘的で独特の雰囲気がある素敵な曲でしたし、オデット&オディールのテーマ曲が物凄く優美かつ哀切感が漂っていてものすごく好きですが、それを差し引いてもトータル評価だと、私の判定基準ツールに当てはめればここまで、ってことにはなっちゃいますかね。


システム(8/10)

★演出

 ここも情感演出的な色合いがほぼ全て、という感じで、色彩や背景、音やシナリオとの連動性などですごく情緒的、抒情的なイメージを植え付けるのには成功しているので、方向性が企図するものは正しく作り上げられていると見るべきでしょう。
 OPムービーなどもそれをしっかり反映した示唆的で奥深い構成になっていて、全部クリアしてから見ると趣深いものがありますね。

★システム

 非常に簡素ですが必要最低限は、という感じですね。
 ただジャンプを搭載していても、移動選択肢がかなり多く、一々アイキャッチ的な音が消えるまでスキップできないもどかしさはあるので、その辺はもうちょい何とかして欲しかったところです。


総合(87/100)

 総プレイ時間は22時間くらい。レクイエム16時間、アンコール4時間、シンフォニー2時間くらいですかね。
 物語としての出来は素晴らしいですし、道中の辛さはあれラストではそれをしっかり解放してくれるカタルシスがあって、その点での満足感はあります。
 コスパ的にもシンフォニーセットで買うなら充分だと思いますし、ちょっと毛色の違った、テーマ性が深い物語に触れてみたいと思うならお勧め度はかなり高い作品になりますね。

 ただしヒロインとのまともなイチャイチャはほぼ皆無なので、その辺は含み置いておくべき、というところです。私はこのメーカーはじめてだからどうか、ってのはわからないですけど、多分雰囲気的には大体こういう方向性で特化してやってきているのでしょうし、固定的だけど熱心なファンがついているのだろうなぁ、と感じるにはこれ1作で充分、という特別な感懐、インパクトはありました。
 今後の作品や他の過去作に手を出すか、はまた別問題になりますけれど、この作品は私は好きです、というところで。
posted by クローバー at 04:48| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

清く正しくいやらしく(笑)

 はるるみなもに!は芽以、恵麻までクリアしました。
 まぁとりあえずここまでは予想の範疇を逸脱しない、基本そこまでシリアスにはならずにイチャラブエロスメイン、だけど根底的な部分は蔑ろにせずにひたすらに真っ直ぐ淳良で、そのありようが呼び込む世界像にほろっと心温まる、実にいつもの、というべきつくりでございます。

 しかし芽以はアレですね、恋人モードになっての、恋に酔い痴れてテンション振り切れっぱなしな雰囲気が、なんとなくだけどアンジェを思い出して仕方ないのですが私。。。うーん、ましフォニ久々にやりたいのぉ。
 あと天下の山神様がぁ〜〜〜、と、ポエムアタックが面白すぎた。。。いやあれは心折れるわ確かに。
 細かい部分で色々考えるところはありますけど、やっぱりそれぞれに最低限の幸せラインを引いて、そこから下振れしない安心設計なのはうんうん、ってところですし、どの局面でも水緒里が最上の可愛さを提供してくれるのでもうにっこにこでプレイしております。嫉妬モードも可愛いね!

 恵麻シナリオになると、やっぱり基本的には神様と恋愛するよりはハードル的には低くなるんだよねぇ、ってのはあるけれど、そもそもそこに認識が至っていない、ってのは中々に間の抜けた話ではあるよねぇと。実際読み手のほうにしたってその矛盾は早々に出てくる話なので、そこはすごく頷いてしまう感じです。
 その上で、幼馴染シナリオではあるけれど、それぞれの気質とスタンスとしてまどろっこしさの性質が違うというか、これは確かにこの立場ならではの特殊な幼馴染像を確立できてるな、ってのが明確に理路で紐解けるから、その点では中々に新鮮でしたし、純粋に恵麻がめっちゃ可愛くて素敵な女の子でもあるから尚更に良かったねぇと。

 シナリオの起伏という意味では芽以以上に単調というか順風一路ではありますけど、こういうつくづくな幸せ模様をとことんまで噛み締めるのが正しい楽しみ方ですしね、良かったと思います。
 ここでもやっぱり水緒里との関係性の区切りというかけじめというか、そういう部分をふわっとしたニュアンスの中に閉じ込めて、相手を思いやっての語らいがあったのは満足度高いわけですし、その辺は行き届いてるなぁと。次は明日海なので、ある意味一番距離の遠い立ち位置の中でどうなるか、周りの反応含めて難しそうではありますがこれはこれで楽しみですねー。

 そしてニュートンの体験版今更にかぁ…………。雰囲気は触れておきたい作品なんですけどどうやって時間を捻出せいというのか、ぐむむむ。
posted by クローバー at 19:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

立場が人を作る

 はるるみなもに!はジリジリと進めて、今は芽以シナリオの中盤、すったもんだしまくった挙句にやっとこ付き合いだして、ってあたりまでですね。
 まあ基本的にこの作品、主人公の性格付けがいつも以上に特殊というか、やってることは角度を変えてみるといい顔しい、っていうか八方美人的な面もないではないんだけど、ただそれが根本的にそうアルだけの理由づけを内包しているのがやっぱり流石だよなぁと。

 特に神様相手のルートだと、水緒里ありきでの生き方、価値観がより強く反映されるわけだし、そこをさっくり切り替えられるような軽挙さであればこうでない、という重さがしっかりあるからこそ、いつもながらに実にめんどくさいけどわかるわかる、とウキウキ頷きながら楽しめる次第なわけです。
 そして一抹の寂しさを孕みつつも、その巣立ちの選択を理解し、さりげなく後押ししてくれる水緒里のいじらさしさよー!と、そこにひたすらときめかざるを得ない私ではありますな。程度の差はあれあと三人分これはこなさないとならない、ある意味ではこの作品の根底的な関係性だからこそ通過儀礼的な必然性を有しているわけで、そこででもじめっとはならないのがいかにも水緒里で素敵です。

 芽以自体もやはりこの行き過ぎたくらいの真っ直ぐさ、清廉さは響くものがありますし、だからこその七転八倒を十分に堪能させてもらっていますね。なんだかんだでこの子もほんにかわゆいですわ。
 しかしアレですね、個人的にはえちぃシーンで日本語の表現力の幅を堪能させてくれるタイプのヒロインは好きですけれど、どうせならもう一歩踏み込んで「ほと」読みの方がよりグッとくるものがあるのですけど(笑)。我ながらマニアック過ぎるとは思いますがはい。
 どうあれ、いざそうする、と決めたらとことんまで、という在り方の煌びやかさ、廉直さはいかにも、ですし、その上で最終的には影を潜めている神様力が彼女の世界を押し広げていく助けになっていくのだろうな、と思えば実に楽しみですねー。
posted by クローバー at 18:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

暴威レベルの

 はるるみなもに!はチマチマ進めて、やっとこ体験版部を超えてちょっと進んで、部活つくろーぜー!的なノリのあたりまで。
 いやぁ〜、わかってはいたし、期待もしていましたけれど、ほんっとうに素敵で愛らしく凛々しい善人ワールド全開で、心がほっこり癒されていく素晴らしい読み口でございます。もうほとんどパブロフの犬状態ではあるけれど、やはりこうでなくてはいけないと思うのよ。。。

 いつもながらにヒロインズは抜群に可愛くて。
 叶はへっぽこ可愛いし、恵麻は世話焼き可愛いし、芽衣は生真面目可愛いし、明日海はツンデレ可愛いしで、それだけでも充分に楽しめる作品なんですが、しかしこれなんでしょうね、水緒里が登場してくるたびに高まる動悸、溢れんばかりの狂気じみた愉悦と愛おしさ、ときめき、あぁそうか心房細動か(違います)。

 体験版の時点でもわかってはいましたけれど、もうこの、なんという、なんという、なんという水緒里の可愛さか、と。キャラデザインも立ち位置も、外見も性格も全部ど真ん中に近いところでヒットしていて、それを素敵な快活ボイスが下支えしていて、もう現時点で好きで好きで仕方ない。なんですかこの、自然の暴威レベルの、回避不可避の圧倒的な破壊力は!?台詞全部聴くのはいつものこととして、これついついバックログでボイス再生しまくっては蕩けてしまえるせいで、全然前に進めないんですけどー。。。
 しかも体験版部が終わって、神輿でわっしょいわっしょいされてきて、それまではあれでもきちんと立場を踏まえて感情を抑えていたんだなー、ってのがわかり過ぎる無邪気で愛らしいはしゃぎっぷりにはもうノックアウトされるしかないでしょうよ。そりゃ初制服シーンで、台詞が終わっても下スクロールが全部完了するまで、見目麗し過ぎる黒ストに見入ってしまうわー(笑)。

 あと体験版の時点から、いつもながらに色々シナリオが挿入されたり、新たな立ち絵が導入されたりと手が加わってるんですけど、この三つ目の水緒里の立ち絵超絶可愛くないっすか!?
 ちょっと背を逸らせつつ首を蠱惑的に傾げていて、愛らしさの中に神秘性と艶然とした気配を醸し出していて、他の二つも十二分に可愛かったですけどそれを凌駕してきたね、と。このポーズでのドヤ顔とか、苦い照れ笑いとかあまりに可愛過ぎて魂が抜けて卒倒するレベルですぜ旦那。。。

 シナリオ的には、当然色々ある程度の伏線は置きつつ、あまり総合的な、大枠的な大問題、という感じのは多分そんなにはないんじゃないかな、という雰囲気で、OPムービーでもあった通りに、純粋に変化していく日常の中での甘酸っぱい恋物語を堪能すべし、になるのだろうと思います。
 色々と後ろ髪引かれるものはありつつも、順番としては最初が芽衣、間に人間様二人を挟んで叶、水緒里でいいかな、と思いますし、しばらくはこの濃密な幸せ時空に浸り続けたいですな。
 まあ現実は無常なので、土日はあまり時間作れないわけですけれど、それでも隙間にちょっとずつでも摂取して心の潤いにさせていただく所存ですはい。

 サクラノモリ♰ドリーマーズ2の公式が公開されましたねー。
 ストーリー説明を見る限りは、まどかとのヒロインルートと並行して世界観そのものの謎に迫る形のグランド的なルートが展開されて、それが最終的に融合して、って感じになるのでしょうかね。1のテーマ的な部分では、失ったものは取り戻せない無常感を強く意識させていましたが、そのあたりがどう変わってくるのか、或いは変わらないのかも含めて注目しきりです。
 まあここまではっきり続編と謳っていて、今のところの雰囲気だと他ヒロインの後日談とかもやらないっすよ、的な割り切りを感じるので、その意味で中々挑戦的な値段設定ではあるのですが、それでもまどかが攻略できる時点で私がスルーする理由は1ミクロンたりともないのです。。。

 渦巻の初情スプリンクルは、思った以上に実用寄りなタイトルになりそうな雰囲気ではありますねぇ…………。
 ただまみずさん単独原画でやほーい!ではあるし、最初に公式飛んで、パッと目に入ってきたヒロイン集合絵で、一際にピンクの子が輝いて見えてしまったというか一目惚れした感じ。後追いでプロフィール見ても中々に絶好球な快活ロリっ子っぽいですし、全体的にもヒロイン可愛いので、他との兼ね合いもあるけれどこれは一応ゲットするつもりでいたいなー、とは思いますね。みう可愛いよみう。
posted by クローバー at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

第一陣

 本日ははるるみなもに!、水葬銀貨のイストリア、神頼みし過ぎて俺の未来がヤバい。、ナツイロココロログHS、甘夏アドゥレセンスの五本を査収してまいりました。
 今月は31日と分散しているので、そっちでトリノラインとこいのす☆イチャコライズをゲッチュして、やっぱり七本になるという無謀の極み。かつきっとこっそりブルーリフレクションも買うんだぜ私ってば。。。こうして着々と積みゲー貴族が出来上がっていくわけですね、南無南無。

 ともあれやれる限りは頑張って進めないと、というところで、昨日の予告通りはるるみなもに!からスタートいたします。
 水緒里をラストにしたいとは思うので、とりあえず初っ端は雷神様かなぁ。あのチョロ可愛さは地味にツボです。

 景の海のCVは、とりあえずメインのアペイリア秋野花さんでよっしゃっ!って感じではありますね。そしてなんで一人だけアンノウンなのか不思議だ。。。

 フィリスアフター更新。なんかもうこっちは週一ペースになってしまっていて不甲斐無い限りですが止むをえん。来週はせめて二本書ければいいなぁ…………。
posted by クローバー at 18:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする