2017年03月07日

遺憾なり

 しゅがてん!の感想をアップしました。
 のはいいんですけど、実のところ朝一でさっくり書くつもりだったのに、目が覚めたらいきなり発熱、全然動けん、というあまりに無情な現実。昼まで寝込んで、なんとかちょっと回復したところでガガガっと書きましたけど些か雑にもなってしまったしなんとも。どーしてせっかくの休みに倒れるのか私。おかげでぜんっぜんイルちゃん書く余裕がないし、ぐぬぬぬ…………。
 まあ内容的には本当にスウィートでほっこり癒される素敵な作品ですし、まあ若干コスパ的に物足りなさはありましたが、幸せ時空に浸れたので満足はしております。

 スイセイギンカはマリア、桃までクリアしました。
 しかしこれEの設定がなんともシミュラクルと似通ってるなぁと思ってたけど、その辺がより顕著に見えてきたマリアルート。禍根を立っておいたら今度は別の悪役がにょきにょきと陰謀を巡らす、人間世界の碌でもなさをはっきりわからせてくれる有難い展開でございます(笑)。
 ともあれ、色々な条件が折り重なる中で、主人公側から見えているものを総合しての立ち回りとして、マリアと共に在ることが増えていく流れをきちんと説得的に担保出来ていましたし、こちらも状況の後押しやら理由づけやらは色々あるにせよ、青香よりはまだマシな形で結ばれた…………と思っていいのか?次の桃も元々の素地があるとはいえ経緯は大概だったし、結構やっぱりなー、と思ってる私もいるんですけどね。。。

 まあ外的要因的な部分で、こっちのルートのひとつのファクターになる例のならず者が、ここ以外のルートでは隠然と暴れていつつも主人公達のメインファクターにはならない(雫の存在の方が重要度が上だから)、というのは、ただそれだけで省いてしまって平気なものか、という疑問はありますけれど、実際遭遇しなければどうにもならないという意味で、このルートの立ち回りの中で、かつ雫がかき回していない中でより引き寄せられやすい条件が整っているのは確かなのでしょう。
 その事実があればこその暴走、暴発でもあるし、しかしここでもいざなはひたすらに健やかで男前だなー、と感心しつつ、なんだかんだでおいしいところは姫ちゃんが浚っていく仕様は変わらず。。。というかこの条件で姫ちゃんってジョーカー過ぎるよね、それだけにいざなルートで、それでも厳しい、って何かがありそうなのは恐いですけれど。

 ともあれ、主人公の割り切り方も含めてマリアとの関係性は素直に微笑ましくもあり、まあマリア自身の背景が綿密には見えてこない中で十全、とまでは言えないにせよ、比重を事件の側に置く上では仕方ないのかな、とも。
 全体としては普通に面白かったですし、ただラストの部長の言い分というかあり方と、雫と対峙した時の彼の差異はどこで説明がつくのかな?と、その辺は突き詰めて考えないとなりませぬね。

 桃シナリオもかなり面白かったと思います。
 展開的にはやはりヒロインの思い残しがメインにくる=ここでも禍根は残さないと、ってバランスなのはわかりやすいですが、青香シナリオよりも遥かに密度が高かったし、青香自身も関わってくる大事に進展していく中での、二人の気持ちの繋がり方、変化も含めての有機的な連動性は見事だったなと感じますね。
 まあ桃が色々と葛藤したり、裏返してみれば事案発生コメントには納得過ぎて笑うしかなかったですが、なんだかんだで真っ当に歳食ってない分だけ普通にヒロインとしても可愛いですしね、とりあえず飲み比べのシーンが楽しかった(ライオンは除く。。。)。そしてここでもいざなは実にいざなでいいよねぇ、あと姫ちゃんの踏んづけ超可愛い。

 他ルートにはないバッドエンドまで用意されていたし、けれどノーマル展開のバッドも含めて、一歩間違えればそうならざるを得ない、支え合いと傷の舐め合い、更に孤高の選択の紙一重さを、多少なり未来の可能性を突き詰めただけで暴走してしまった桃からも見て取れる怖いシナリオでもありましたね。
 結果的にここだと、それぞれの立場もあるし話せない、頼り切れないって、警察も含めての三竦み的な状況もやたら多いので、その辺も含めてもどかしさと切なさは募るし、ラストの展開も中々衝撃的ではありました。つかそこで逆転現象と実感の擦り合わせしなくてもいいのに。あとせめておばさん以外のヒロインも1枚絵でいいから出せぃ。歳食ったいざなは超見てみたかったのに。。。

 最後は大本命いざなですね。まーこの子の場合はホント付き合うとなればサラッと気持ちだけで付き合えそうなので、その意味では一番健全、その上でどうその関係性の副産物が膨らんでいくか、実に楽しみですねー。というか姫ちゃんが助かる展開はないのかしらん?…………ないだろうなー、いやでもむしろその先にトゥルーがあって光源氏するとか…………(事案発生中)。
 とにかく、なんとか明日中にクリアして、頑張って感想を明後日に書く!ついでに創作も書く!猫忍の前に体験版ズ片づける!…………できんのかなぁー…………。
posted by クローバー at 18:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しゅがてん!

 公式で一目見た瞬間からかかか可愛過ぎるっ!!とときめきまくってしまったので、その時点で買うのは不可避、実際に体験版などに触れても非常にハートフルで癒される素敵な内容でしたのでちょー楽しみにしてました。

シナリオ(22/30)

 奇跡の定義。

★あらすじ

 笛矢町には、「妖精の降る夜」と呼ばれる不思議な現象が古くから根付いていました。
 それは寒い冬のある特定の日、気流の関係で上空が極端に冷えてダイヤモンドダストが生成される事で現出する、天上のスクリーンに夢幻の煌きが映し出される情景の事です。

 この街唯一の洋菓子屋、フォルクロールの孫娘と、そこの居候であるめると氷織は、こっそり抜け出してその「妖精の降る夜」を間近で見届けた日の夜、我が家の軒先で人が倒れているのを発見します。
 奇矯な上着を羽織ったその体格のいい男性は、この店の雨どいの一部を握ったまま雪塗れで気を失っており、そのままにはしておけないと一晩看病した事で、無事に男性は目を覚ますもののそこからがまた一波乱。
 どうやら状況証拠からして、彼はこの家の屋根から滑落したようなのですが、本人がその事を覚えていないばかりか、自分の名前すら思い出せない記憶喪失になっていたのです。

 かくして、洋菓子屋でしばらく経過観察することになった主人公は、二人になにくれと世話を焼かれるうちに、今この家が店主の入院により店を開けていない事、それにより町の中で少し立場が悪くなっている事を知ります。
 試みにお菓子作りなどをしてみたところ、意外な器用さを発揮した事で、めるからは変な期待を投げかけられるものの、流石に明らかに怪しく素人同然の自分が代理を務めるわけにもいかない、と思っていましたが、事態はそこから更に悪い方向に。
 とある大きなホテルの代理人としてのガトーとショコラのネージュ兄妹が、洋菓子部門新設の為にこの町の、唯一無二の高い煙突と釜を保持するこの店に目をつけ、開店の目途が立たないなら譲って欲しいと持ち掛けてきたのです。

 けれど、店に思い入れの強いめるはそれに頷かず、切羽詰まった挙句にみんなの前で主人公が代理のパティシエで、明日から開店すると告げてしまいます。
 元々この店のファンであるショコラはその選択を無邪気に歓迎し、本来の目的である町の伝承調査の傍らにちょくちょく手伝ってくれるようになり、兄のほうもお手並み拝見とばかりに引き下がって、一時の猶予を得るものの、意気込んでばかりでなまじ下準備が出来ていない再開は困難続き。
 年末に近い時期もあり、開店が周りに周知されずにお客はまばら、彼女達なりに営業努力をするもうまく結びつかず、意地を張っていためるも徐々に諦めムードになりますが、結局それはやり方がまずかっただけで。
 とあるきっかけにより再開が周知され、新たなパティシエの腕も知られた事で、ギリギリのところでフォルクロールの経営は息を吹き返し、改めて主人公は、戻らない記憶の在り処に微かな悩みを抱えつつも、この店を盛り上げていくために尽力していくのでした。

 果たして主人公の正体とは何なのか?
 この町に眠る伝承に秘められた謎とは?
 
 これは、洋菓子店経営の中で少しずつ深く心を通わせ、より近しい関係にステップアップしていく中で見えてくる優しいメルヘンを綴ったハートウォーミングストーリーです。

★テキスト

 全体的に理知的で整っていつつ、感情表現や動作表現などに独特の擬音語、擬態語を使って可愛らしさを存分に引き出しているのが特徴的ですね。
 その分非常に前向きで愛らしい雰囲気が徹頭徹尾崩れない感じですし、個々の性格なども所作や反応、言葉の選び方や気遣いなど、日常の様々なシーンに丁寧に散りばめられていて、本当に純粋に心が温まる、癒しを提供してくれる読み口になっているなと感じますねー。

★ルート構成

 ごく基本的な、ヒロインの心情を忖度する好感選択に加えて、最終的には具体的なヒロイン選択、どの子が示唆する考え方、あり方に共感するかという部分でルートが確定していきます。
 ボリューム的にも長い話ではない中で選択肢も最低限ですが、ある程度ツボを心得た場面での一支え、という感じにはなっていますし、特別思想性やとっつきにくさの閾値が大きく食い違うわけでもない、かつ主人公の本質を考えれば妥当な配置だと思います。

★シナリオ

 大枠的にはあらすじで大体触れたのでざっくり、ヒロインが三人いる中で、主人公がどの子により深く傾倒するかで見える世界が少しずつ位相を変えていくイメージですね。
 具体的にはこの物語の中で外的要因的な要素を備えているのは氷織の秘密とあとおそのさんとの関係性くらいになってきますが、ショコラの傍に居るとその辺はほぼ見えず、めるだと半分くらい見えて、氷織だと全貌が明らかになる上により展開自体もトラブル度合いの高い方向に転がっていく、という感じです。
 
 無論どのルートにしてもシリアス色はそこまで濃くはないですが、それぞれに心に秘めた迷いや寂しさはあり、それを引き出すまでの距離感はまちまちなので、それもある程度シナリオの質の差にはなっているのかな、と考えます。
 個別評価的には氷織>める=ショコラくらいで、上で触れた要素込みで多少氷織が優遇されているかな、とは思いますが、どのルートも二人が結ばれていく中での動き、それを見ての周りの配慮などで、内的要因によるささやかな変化と必然は担保されていますし、整合性も取れているので安心して楽しめる形です。

 ショコラシナリオは、彼女だけが普通の学生ではなく、日中に店の手伝いをしに来てくれるという中で、視座の中心がその店の時間になる分だけ氷織の動向に目配りが甘くなるし、かつめるや氷織シナリオ程氷織が向こうに傾斜しない、きちんとめるの面倒も見てますよ、って裏側になっているのかなと感じます。
 その上での恋模様は、ある意味では一番最初から意識している部分があるだけストレートで甘々で、進展的にはお約束を交えつつも一番紆余曲折は少なくなっていますね。
 
 恋仲になっていく中で、ショコラがこの町に来た一番の目的と、その背後にある寂しさにも想いが届いて、それを支えてあげたいという一念の中で、彼女が追いかけている伝承の謎を解いていく形になります。
 それ自体はいずれ氷織シナリオを見ても種も仕掛けも根も葉もある、という部分でもありつつ、そうでもないかつての主人公的な存在、現市長のあいらのなにかしら、を想定させる含みがあって、これはこれで興味深く楽しめましたし、最後のオチの部分の温かさ、人となりも含めてほっこり出来る素敵なお話だったと思います。

 めるシナリオは、おそらくショコラルートだと発生しないような心理的状況の蓄積が、色々と状況を違った方向に拗らせていっている感じはありましたね。
 主人公が一番にめるを見ていて、めるもそれに全力で甘えているという中で、今までめるの世話役を自任していた氷織が一歩引くと同時に、元々心を砕いていた親戚のおそのさんの出産に向けての手伝いに傾斜していく中での、めるが抱く幼くワガママな想い、氷織とも離れていきたくないという思いが上手く噛み合わずにすれ違っていく様は多少なり切ないものはあります。
 
 が、それがあればこそ、本来一番恋愛感情に疎いめるが、主人公に対してその想いを発露するだけの土壌が出来上がっているとも言えますし、色々思わせぶりだったり強引な部分もありますが、結果的にその本心がどこにあるか知っての改めての懐きっぷり、愛情の示しが本当に可愛く素敵でした。
 なんかもう終盤主人公との恋愛譚というより、めると氷織のイチャイチャがメインなのでは、と思ってしまうくらいのつくりなのですが(笑)、個人的にこういうヒロイン同士がきゃいきゃいしている展開は大好物なので中々に満足できました。

 氷織シナリオは一応メインだけあり、様々な謎をしっかり解明しつつ、複雑怪奇な氷織の心情に対しても一歩ずつ丁寧にヴェールを剥いでいく様が良かったなと思います。
 かつての幼い我が儘な想いが不幸を呼び寄せたのでは、という疑念から離れられずに、どうしても人に対する距離を一歩置きがちな氷織に対し、彼女が抱え込む奇跡の秘密を解明するのと並行して、類比的にその心情をほぐし、また奇跡の定義、受け取り方の点で異なった視座を提供する事で、より踏み込んだ距離感を紡ぐことが出来ているのは素敵なところだな、と思います。

 関係性の進展にはそれでも、彼女の特異体質そのものが最後の踏み込みとして入用にはなっていますが、そうなる事での周りの祝福と配慮などはやはり温かく。
 けれどその事で、本来氷織が配慮すべき部分に疎漏が出てきて、それが巡り巡ってちょっとした危機を呼び寄せてしまう、という部分は、少なからず恣意的かつ力技ではあるのですが、主人公の特質を踏まえればギリギリあり、なのかなぁ?と。
 やってることの無茶はともかく、そういう形でかつて主人公が言葉で定義した奇跡を実質的に体現者として見届ける事で、ようやく氷織の胸を覆っていた全ての幕が取り除かれて、というのはわかりやすくハッピーエンドで、実に綺麗なまとめ方だったと思いますね。

★シナリオ(ネタバレ白抜き)

 全員クリアすると見られるエピローグでの答え合わせは、まあそうだろう、ってところではありますね。
 実際に主人公が訪れていたのもクリスマスイブか当日かで、この街唯一の煙突がある家、上空の気流が激しいなど、きっちり道理に合った要因が準備されていますし、名刺の時点でも鋭い人ならそういう事なんだろうな、とは気付けるでしょう。

 その上で、やはり存在の本質としては人の願いを叶える、という所にある以上、めるが願うならずっとパティシエとしていられるし、氷織シナリオの終盤の山場のような、普通だったら許されず乗り越えられない状況でも、想いの紡ぐ奇跡をそっとその不思議な力が下支えして可能にしてしまう、というメカニズムを通底させている、と言えます。

 更に穿ってみれば、普段の生活の中では、主人公の側からは一切色めいた思考は出てこないのに、いざヒロインから秋波を向けられた途端に反応する、というありようもそこに根付いているのかな、とも思えますし、非常に都合のいいメルヘンな存在なのは確かですが、この物語には正しくマッチしている在り方でした。
 テンパリングはチョコレートの湯煎の技法ですけれど、主人公の存在がヒロイン達にとってそういう触媒になっていて、凝り固まった想いを一度解きほぐして、正しい形に固め直すという存念もしっかり伝わってくるのが優麗なところですね。


★シナリオ総括

 とにかく粉砂糖のかかったパウンドケーキのようにふわふわ甘い物語でしたし、ほんの少し隠し味的にビターな要素もありますが、それも含めて甘さを引き立てる装置になっていて、最初から最後までひたすらに癒される素敵な仕上がりだったと思います。
 無論そこまで長くはなく、大上段に構えた大仰なテーマ性もあるわけではない、小奇麗にまとまった物語ですから、突き抜けてシナリオとして面白い、深みがあるとは言いませんし、点数的にもこのくらいにはなってきますが、プレイ中は本当に幸せをたっぷり貰える素晴らしいお話でした。  


キャラ(20/20)

★全体評価

 この点に関しては申し分なし、ですねー。
 元々絵柄的にも気質的にも私好みのロリ寄り設定ですし、基本的に誰しもが愛らしく甘えてくれるのですけれど、その匙加減が三人の中で上手く折り合いがついている、かつその気質の差が独自の魅力と直結しているのは良かったですし、誰しもが善良でお節介で、雪の町が舞台でも非常に温かい絆が紡ぐ空間、雰囲気を作り上げていて素晴らしかったと思います。
 その上でそれぞれのヒロインの心に巣食った大小様々の瑕疵を丁寧に拾い、癒していく流れも素敵でしたし、そこで見せてくれる成長も含めて、こじんまりとはしているけれど一通りしっかり押さえていて満足度は高いです。

★NO,1!イチオシ!

 三人ともに抜群に可愛いのですが、やはり特に、となると氷織を置いて他にないなと思います。
 他の二人に比べて隠し事や、内に秘める成分が強くて、その分表側ではしっかりと大人びた、理知的な雰囲気を見せているのですが、その心の根っこの痛みや葛藤に触れた時の弱さや愛らしさ、そこを乗り越えておずおずと甘えてくる時の可愛らしさは本当に格別でしたね。
 挙措的にも、他の二人が活動的なのに対して楚々としており、物静かで不器用ながらきちんと思いやりが溢れているという匙加減は見事だったと思いますし、きちんとしているモードと甘えモードの演技分けも素晴らしかったですねー。この人の声はやはり無邪気な甘えモードには破壊力があり過ぎます。

 それまでの体験的に、どうしても奇跡に対して突き放した考え方をしてしまうのは致し方なかったと思いますし、その上で主人公と結ばれる事でそこから抜け出し、正しく奇跡を体現できる、人との距離をより深く、大切に出来る子に成長してくれているのもほっこりしますし、酔っぱらいモードなんて最終武器もあったりで、全般的に隙のない素晴らしく可愛いヒロインでした。

★NO,2〜3

 めるとショコラは甲乙つけがたいですかねぇ。どちらも途方もなく可愛いのは間違いないのです。

 めるはとにかく真っ直ぐ無邪気で、表しかない!って感じの甘え方、蕩け方が本当に可愛いですね。ここまで感情がわかりやすく透けて見えるタイプは中々ヒロインとしては奥行きが作りにくくて難しいと思いますが、その点主人公と、だけでなく氷織との三人の関係を上手く交錯させることで、この子の本質的な善良さと大人の部分、それでも隠し切れない情動をしっかりバランスよく見せられていたと思います。
 77の弱点も可愛かったですし、感極まって飛びついてくる時の愛らしさは格別で、でも個人的にはめるルートラストでの氷織とのじゃれ合いが一番ときめいたりね。。。

 ショコラも当然素晴らしく可愛かったですね。
 外人さん設定故の独特な積極性や愛らしさ、愛嬌を全方位に振り撒きつつも、一番男女的な意味合いでも素直に正直に反応していて、そういう恥じらいとか慎ましさとかも含めて面白い子、実に可愛い子だったなと思います。
 内弁慶、というのとはちょっと違うにせよ、どちらかと言えば氷織同様に誰彼構わず仲良く、とめるみたいにはいかないだろうし、そのくせとびきり好きな相手には不必要なくらい緊張する、という姿勢はなんとも微笑ましいものがありますし、このCV力による独特の惚けた優しい空気感も含めてすごく愛しい子でした。

★その他

 小町ちゃんも攻略したいなー、でも体重計が宿敵になりそうだ(笑)。
 街の人達も誰しも温かくて素敵でしたし、あいらもなんだかんだで気にかけてる感じでいいツンデレ感でした。そして結局一匹だけ犬の名前覚えられん(笑)。


CG(20/20)

★全体評価

 もうね、私の好みど真ん中ストライク過ぎて死にますねこの可愛さは。。。
 ヒロイン全員ロリ寄せですし、絵柄も柔らかく色合いもパステルな感じでふんわりしていて、可愛い特化型ではあると思いますが私はこういうの大好き。シンアイの時も可愛いな、ってすごく思いましたけど、今回は作風に塗りや画風も寄せている事で一段と破壊力が増していると思います。
 値段に対しての素材量、という意味では水準かやや足りないか、くらいではるのですが、あまりにも私好みの要素が散りばめられ過ぎていて、これはもう満点つけるしかないだろう、となりますね。

★立ち絵

 ポーズはヒロインで3種類、サブで1種類ですね。まあ多くはないんですが、それぞれの個性はしっかり滲み出ていますし、あと個人的に後ろ向き立ち絵があるとそれだけで好評価したくなるのでした。。。
 お気に入りは、というか基本的にヒロインは全部可愛いんですよね。。。

 服飾はヒロインで3種類+α、サブで1種類ですね。
 基本的にはウェイトレス、制服、私服にコート差分で固定ですが、冬の物語だけありヒロインズのストッキング比率が高いのが個人的にはちょー満足ですねー。
 特にお気に入りは氷織の制服とめるのウェイトレス、この制服のスカートの短さに白ストが映えるのと、めるの快活さには本当にこの格好がマッチしているなと。
 その他お気に入りもまあ全部で。というか小町はなんでこのくそ寒い中であんな衣装なのか(笑)。

 表情差分も、それ自体は特別多くはないですが、エモーションが多彩に用意されている分すごく感情に奥行きが出ていますね。遊びも多い中で愛らしさを重点的に引き出しているしすごく可愛いです。
 特にお気に入りは氷織のジト目とめるの線目、どちらもすごく個性が溢れていて、楽しい感情の発露ではないのに愛らしいという特別な味わいを醸していて好きです。
 その他お気に入りも、めんどいので全部にさせといてくださいませ。。。

★1枚絵

 通常が47枚のSDが5枚で52枚ですね。
 ミドルプライスなのですけど、それでも値段に対してだとちょっと物足りなく感じる向きはなくもなく、でもシーン数で稼ぐ作品でもないし、日常の必要なシーンにはしっかり完備されているので、その都度心がほっこりさせられたものです。
 本当に出来に関しては素晴らしく素敵で、あまりに可愛過ぎて何度エクトプラズムを吐き出したことか(笑)。ここまで眺めているだけで幸せなのはいつ以来かな?って思うくらい、ばっちり抜群に癒されましたねー。

 特にお気に入りは6枚。
 1枚目はめると氷織の添い寝、このとことんに幸せそうなめるの表情が素敵過ぎますねー。
 2枚目はめるの雪合戦、このとことん楽しそうなめるの雰囲気と、デフォルメっぽい氷織の対比がまた可愛いです。
 3枚目は氷織の涙、積年の想いが溶けていくような温かく優しい涙は本当に綺麗で、これがこの作品の中でも白眉だと思いますね。
 4枚目は氷織と69、こうして髪をかき上げてしゃぶる仕草が献身的で愛らしいし、半脱ぎ白ストも素晴らしいと。
 5枚目はパーティー飾りつけ、この楽しげで、少しバツの悪そうな氷織が本当に可愛いです。
 6枚目はショコラ初H愛撫、この流し目とお尻の造型が実に見事で宜しいかと。。。

 その他お気に入りも全部でFAデス(笑)。いやほんと全部可愛過ぎて可愛過ぎてたまらんのですよ。。。


BGM(17/20)

★全体評価

 作風に合った幻想的でスウィーティでカラフルなイメージの曲が揃ってますね。タイトル的にもお菓子の名前が入っているし、その辺は拘りを感じさせます。
 質量ともに水準クラスとは思いますが、非常に耳障りは良くて好きですね。

★ボーカル曲

 全部で2曲。
 OPの『Candy a Mine』はすごくキラキラした、ポップでキュートなこの作品のOPらしい曲で、そして何故か私の中でこの曲大ヒット中です。。。この可愛さがツボというか、サビのメロディがホントに好きだし、歌詞もすごく甘くふわっとしていていい味わいで、質的に抜群とは思わないんですけど聞き飽きませんねこれ。
 EDの『てんぱりん』も中々にいい曲。こちらは少し力強いボーカルで、でもやはり明るくキラキラした前向きな未来を言祝ぐ雰囲気が中々良く、こちらは特別に思い入れはないですが普通にいい曲だな、と思いますね。

★BGM

 全部で14曲は、ミドルプライスとはいえポリューミーとは言い難く、もう少しああってもとは思います。
 ただ基本的に必要なものは揃ってますし、どれも基本的にリズミカルで素朴な中に温もりがあり、素敵なラインナップになっていると思います。

 お気に入りは『街角のドーナッツ屋さん』『ウェハースを片手に』『お土産はマカロンで』『パリッとクラッカー』『涙味のキャラメル』『愛しいタルト』『とろけるムース』『オシャレにシュー・ア・ラ・クレーム』あたりですね。


システム(9/10)

★演出

 演出は全体的に良好と思います。
 キャラも細かくコミカルに動いて愛らしいですし、エモーションで感情面のフォローもばっちり、後ろ向き立ち絵なども駆使した位置関係や背景との噛み合わせもこの系列らしいつくりですし、1枚絵の破壊力を中心にした情感演出もしっかり備わっていて、突き抜けたものはないですけどバランスのいい出来だと感じますね。
 OPムービーもとても神秘的かつ情緒的で、胸に染み入るような美しさと可愛らしさをしっかり等分に引き出せているし、色々な配慮も含めて丁寧に作られていて好きですね。

★システム

 基本的に必要なものは揃っていますし、操作性もいいので特に問題なく。
 基本的に回想に立ち絵鑑賞を入れてくれるのは嬉しいのでその点でも満足です。どうしても日常展開だと、足回りまで丹念に見つめられる引きの場面って少ないですしね。。。


総合(88/100)

 総プレイ時間13時間くらい。共通4時間にショコラとめるが2,5時間ちょい、氷織が3時間ちょいでエピローグは10分程度という感じですかね。
 全体的にとにかく朗らかで、雪の町が舞台ながらどこまでも温かく、癒しの力に満ち溢れた素敵な作品でした。現実に疲れたロリコンさん必携の一作と思いますし(笑)、作風にも極端な癖はないので、絵やキャラを見て惹かれる部分があるのなら素直にお勧めできる一品ですね。

 
posted by クローバー at 12:19| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする