2020年03月24日

いやー泣ける

 かにしのはみやびルートをクリアしました。
 流石は本校系というべきか、のっけから端々に至るまでイズム満載の独壇場、って感じで、ひとつひとつの単語の選択にまで非常にきめ細やかな配慮と美学が溢れているので、元より思い入れがあり過ぎる作品でもあり、そこまででもないだろう、って所でさえも涙腺にストレートにウルウル来て大変ですね。。。
 みやびと共に在る場合、それ故の独自の展開と可能性は当然きっちり補填されるし、そうでなくても最低限の良質な影響は及ぼす、というバランスの取り方含めて素敵ではあって、その中での心境の多彩な変遷と、それに伴って溢れるキャラの魅力も含めて、何もかも最高に過ぎる、としか言いようのない大傑作のシナリオではあります。

 ただ本当にこれ、エロゲとしては超最低限ではあるし、この流れでリーダと結ばれないのは残念過ぎる、ってのはあるけどね。まあそれをやっちゃ余韻とか台無し、って美学的観点からの理解はできるけど、でもこれだけ可愛いヒロイン並のゲームじゃ絶対に作れんぜ。
 正直なところ本校組は、唯一立ち絵がないちとせですら、そこらのゲームのヒロインでは勝てないレベルでくっそ可愛いので、隅から隅まで基本幸せ過ぎて最高なのです。
 次は殿子ですね。この子のルートも死ぬほど好きだし、大体順番的に、梓乃より先にやる方が読後感と言うか、まとまりは良く感じるんだよね。この辺はすみすみとみさきちルートの並びともリンクすると言うか、梓乃の暗い部分を先に見過ぎてしまうよりは、というのがあるのだ。

 無垢百合の少女は12話とあとがきを更新しました。
 後書きでも書いたけど、タイミング的には丁度いいところでピッタリ終わらせられた感じで、まあもう少し頑張ってさっさとやれよ、って話でもあったけど、無理なく楽しく、というスタンスを前提にすると、今は創作活動はこの位のスパンがどうしても限界になっちゃうのよね。
 まぁ本当にやりたい事は一通り捻じ込めたし、色々苦労もあったけど終わってみれば見切り発車でも進めて良かったなと思ってます。

 とりあえず今後の創作関連については、仕事の状況が不透明な1〜2週間先までは休止(このご時世なので、死ぬほど忙しくなる確率は低いと思うんですが)、どっちにせよ新作の感想とかも書かなくちゃだしその辺りは折り合いをつけて、ですね。
 んで、基本的には止まってしまっている軌跡関連も、時宜を完全に逸しているとはいえ、やる気はあります。
 が、そもそもの前提として、未だに閃4の感想すら書けずにいる体たらくではあり、また夏に創の軌跡が出るので、それまでには3と4はリプレイして、きちんと感想も書かねば、という話です。ちなみにPS4版の零碧も買ってプレイするつもりなので、大体4〜7月で一月に一本ずつ軌跡関連のリプレイは取り入れたい、という感じでしょうかね。

 それを踏まえて言うと、まず確実にちゃんとリプレイしてからでないと書けないのはティータの方で、正直こっちは出来るかどうか、出来たとして今やるべきなのかはまだ迷ってます。やりたくないけどお蔵入りにしてしまう可能性も結構ある。
 なので最低限、夢幻遊戯の残り、トワちゃん絡みのあれそれだけは、スケジュールに余裕が出来次第なんとかしようと思ってます。こっちならそこまで復習しなくても、元々のコンセプト自体は残してあるし何とかなると思うので。
 因みにちょっと、いや大分、ミュゼのイチャエロも書いてみたい気持ちはあったり。同じカテゴリの追加分、みたいな感じでそれもやるかも。
 それと、完全新規スタートでやりたいネタも二つほどあるっちゃあるのだけど、当然これもタイムリーなネタではないし、そこまでの熱意をもって起筆する意思と時間が取れるか、となると、なので、大風呂敷は広げず、当面心の中でそっと仕舞っておきます。
posted by クローバー at 18:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無垢百合の少女 第12話 愛しき愛しき渡り鳥

キロ
「き、着替えたぞ……」

ジーナ
「わぁっ、キロさん、とっても素敵ですっ!」

ライザ
「ふぇ〜、やっぱりキロって可愛いよねぇ、こういうガーリーな服も、問題なく着こなしちゃうんだぁ」

ロミィ
「ふふん、このロミィさんの見立てに間違いなどないのさ。本人としてはどうだい?」

キロ
「しょ、少々露出が多過ぎはしないだろうか……?こんな風に脚や腕、へそまで見せてしまうのは、正直はしたなく、感じる……」

ジーナ
「そんな事ありませんよっ!どこも攻め過ぎないバランスのいい露出で、キロさんの白くて透明な肌の魅力をこれ以上なく引き出してますっ!その、健康的な色香、って言うんでしょうか、可愛いんですけど、きちんと大人っぽさも感じさせて、すごくいいなぁって!!」

ライザ
「うん、なんていうか、服自体もデザインが繊細で、肌が覗く角度とかも計算され尽くしてるし、神秘的なキロの雰囲気を壊してないよね。いやーヤバいねこれ、めっちゃくちゃ可愛いし。ねぇねぇ、ちょっとだけぎゅーっ、ってしていい?」

キロ
「よ、良くないっ!って、許可を取る前に既に抱き着いてるじゃないかっ!!」

ライザ
「へっへー、口ではそう言いつつも、身体は正直ですぜお嬢さん♪」

ジーナ
「ラ、ライザさん、その物言いはおじさん臭いです……」

ライザ
「ぐふっ!?」

ロミィ
「全く、半年前までは微塵もオシャレなんか興味ない典型的な朴訥田舎娘だったのに、変われば変わるもんだよねぇ。いいかいジーナ、あれが穢れてしまった少女の末路なのだよ」

ジーナ
「うぅっ、ライザさん、不潔です……」

ロミィ
「いやぁ、でもその辺は自己制御能力の問題でもあるからねぇ。ライザはブレーキが効くところと効かない所の差が激し過ぎるわけで」

ライザ
「そ、そんな目で見るなぁっ!!いいじゃん少しくらいオシャレに嵌ってたってさぁっ!!」

ロミィ
「そりゃあ、その都度散財してくれるのはロミィさんとしては揉み手で大歓迎するがね、でも放っておくとどんどん取っ散らかっていくのがねぇ」

ジーナ
「はい、以前とは違う意味で周りの注目を集める奇抜な服やお化粧してたり……ライザさん、無残です……」

ライザ
「ジ、ジーナも最近、頓に言葉のチョイスに遠慮がなくなってきてない?む、無残って、そこまで見られない格好してたつもり、ないんだけどなぁ……」

ロミィ
「ま〜ファッションに拘り出すと、最初の内はあれもこれも、ってとっかえひっかえしたくなるものだけどねぇ。でも普通の女の子は、それが許されるほど自分で自由に使えるお金を持つ前に、自分にとってのベストのコーディネート、芯みたいなものをちゃんと確立してるわけで」

ジーナ
「な、なるほど……。クラウディアさんにその辺りを強制的に目覚めさせられて、一足飛びになんでも出来る状況に置かれてしまったから、かえって迷走してる、ってのがロミィさんの分析なんですね。勉強になります」

ロミィ
「挙句に、その努力を見てもらいたい最愛の相手は遠い旅の空。きちんと評価をしてくれる人もいなくなって、誰も暴走を止めてあげられない、と」

ジーナ
「うぅっ、ライザさん、一途ですけど不憫ですぅ……っ!そ、そのっ、私で良ければいつでも忌憚のないアドバイス、させていただきますからっ!!」

ライザ
「あ、あたしを可哀想な子って決めつけて、憐みの視線を向けるなぁっ!!」

<ライザ>
(うーっ、そりゃ確かに自分でもちょっと浮足立ち過ぎ?って思う時もあるけどさぁ……。でもやっぱり、クラウディアにはいつでも新鮮で可愛いあたしを見せたい、って思うし……。そのあたり説明できないから誤解を解くすべがなくてもどかしいっ!!)

キロ
「なるほど、ライザも色々苦労な事だ。だが、いい加減抱きしめて頬を擦りつけるのはよしてくれ」

ロミィ
「だよねぇ。いくらこっちに怒ってますポーズを向けたって、そのデレデレの顔で台無しだもの」

ジーナ
「ライザさん……。その、浮気は良くないと思いますっ!!」

キロ
「浮気?」

ライザ
「あ、あーその、色々言葉の綾というかね?というかジーナっ、あたしはそんなつもりは一切ないからっ!ただ単純に、可愛いものを愛でてるだけっ!!」

<ライザ>
(うぅっ、逆にキロには、クラウディアとの秘密の関係はまだバレてないからなぁ……。このメンバーを集めると楽しいのは間違いないんだけど、どこかでうっかりしちゃいそうで怖いなぁ……。キロにはバレても多分気にされない、とは思うけど、うぅ、これが機を逸した、ってやつかぁ……)

ロミィ
「ともあれ、今日は着替えただけで終わりじゃないんだから。ほらほらキロはこっちおいで。まずは髪の手入れと、整え方からやるよー」

キロ
「う、うん、よろしく頼む」

ライザ
「あれ、キロってばロミィさんには随分と素直じゃない?」

キロ
「ロミィは言葉遣いこそ横暴だが、知識や処置のセンスは素晴らしいと思うからな。特にこういう事では、付け焼刃のライザよりは余程信頼出来る」

ライザ
「うぐ、な、なんでかこういう事はきちんと頭に入ってこないんだよぉ〜」

ジーナ
「ふふっ、なんだかんだで、実はキロさん、その格好お気に入りなんですね?」

キロ
「…………まぁ、な。私もそれなりに長く生きてきたが、こういうのは今までにない体験で、恥ずかしい気持ちもあるが、それ以上に不思議と心がワクワクする」

ロミィ
「にしし、オシャレは女子永遠のテーマだかんねっ!しかしオーレン族って、一定まで成長したら中々老化しないんだっけ?……正直チートというか、信じられない気持ちもあるがねぇ」

ライザ
「ま、まぁーその辺はほら、程度問題?あたしとしてはキロがこういう見た目で、歳の差関係なく気の置けない付き合いが出来るのは嬉しいけどねっ!!」

キロ
「それに私は、こちらのせか……コホン、地方の風俗にてんで疎いのは確かだ。色々教えてもらって、本当に助かっている。それで、ここに座ればいいのか?」

ロミィ
「うんそれでオッケー。……ぐぬぬ、近くで見ても、この肌のきめ細かさと透明感、それに、全く手入れしていないはずなのに、髪の艶の良さ……これでロミィさんよりも年上とか、なんたる羨ましさか……っ!」

ジーナ
「で、でもロミィさんも、見た目は本当にすごくお若いですよっ!いつも可愛いのに凛としていて、すごく憧れてますからっ!!」

ロミィ
「なはは、フォローありがと。ライザも少しくらい、スルッとこういうおべっかを使えるようにならないものかねぇ?」

ライザ
「あたしは〜、心にもない事は口に出来ないタイプですから〜」

ジーナ
「…………ライザさーん。それって、私が美辞麗句で誤魔化してるように聞こえるんですけど?あのですねぇ、こういうのは社会の潤滑剤として、大切なコミュニケーションの形のひとつ、なんですからねっ!!」

キロ
「うん、ジーナの方がよっぽど大人なのだな」

ライザ
「誰より浮世離れしてるキロにまでそんな事をっ!?うぅーっ、あたしだって、あたしだって色々頑張ってるのにぃ……」

ロミィ
「ライザー、愚痴はいいからそろそろお湯の準備してー」

ライザ
「はいはい、どーせあたしは雑用係がお似合いですよーだ!」

ロミィ
「それじゃキロ、背凭れを少し傾けるから」

キロ
「……おぉ、この椅子、こんな風に自然に角度を変えられるのか」

ロミィ
「そーそー。リラックスできる態勢で、同時に髪の毛を後ろに流して、色々手入れしやすいようにね」

ライザ
「(遠くから)その椅子も、ロミィさんの注文であたしが錬金術で作ったんですけどねー」

ロミィ
「じゃあ、ちょっと首疲れるかもだけど、だらーんと後ろに傾けておいてね。ジーナぁ、この真下にそこのテーブル持ってきてー」

ジーナ
「はーい。んしょ、んしょっ、ここでいいですか?」

ロミィ
「バッチリ。ライザー、まず小さい桶一杯分でいいからお湯とタオル、頂戴ー」

ライザ
「はいはい、ここでいいです?」

ロミィ
「んじゃはじめるよ。まずは軽くタオルを浸して、髪の毛を毛先から根元まで順番に、包むようにして湿らせていくのさ。キロ、熱くないよね?」

キロ
「あぁ、温かくていい気持ちだ」

ロミィ
「オッケー。こうやって水が滴らない程度に準備したら、ここで秘密兵器、シャンプーの登場〜♪」

ジーナ
「シャンプー、ですか?」

ロミィ
「この島だとまだ髪の毛も石鹸で洗ってる人ばっかりで、馴染みがないかもだけど、都会の街では髪の毛を洗う為の専用の配合をしたものが出回っていてね。その中でもこれは、植物成分由来で、髪を傷めないとセレブな女子に大人気の一品!」

ライザ
「うわー、なんかまたえらいお値段張りそうなものを持ち出してきましたねぇ」

ロミィ
「そりゃあ品質に妥協しないロミィさんですから♪んで、このボトルを少し傾けて、手のひら半分くらい……ほらジーナ、匂いを嗅いでごらん」

ジーナ
「…………すんすん、わっ、なんかふんわりお花みたいな匂いがしますねっ!」

ライザ
「どれどれ……ホントだ、混ぜ物のはずなのに不思議と自然な香りだぁ」

ロミィ
「それで、これを少しだけ手の中で揉んでから、髪の毛に満遍なく塗していくのだ。こうして毛先から根元に向けて順番に、バランス良く塗りこめたら、また毛先に戻って、手のひら同士で優しく擦るようにして……」

ジーナ
「わっすごいっ、自然にふわふわって泡立っていきますっ!!それにどんどんいい香りが広がっていって……!」

ライザ
「うわぁ、こりゃ確かに石鹸とは全然違うね。普段、相当贅沢に使ってごしごししても、ここまでアワアワにはならないもんねぇ」

ジーナ
「で、ですよね。ちゃんと洗おうとしたら相当に時間もかかっちゃいますのに……。すごーい、もう髪の根元まで進んでますっ!そ、そんな優しい触れ方で、本当に汚れが落ちるんですか?」

ロミィ
「問題なく落ちるよー。それにね、髪の毛は死んだ細胞で、生えてしまった分は皮膚とかと違って自己修復しないから、ぞんざいに扱えば扱う程傷んでいくのだ。くくっ、ライザなんてどうせせっかちだから、普段はガシガシ指先で掻き毟ってそうだよねぇー♪」

ライザ
「し、失敬ですよっ!あたしだってそれくらい、クラウディアが丁寧に洗髪してるの見てから気にはしてるんですからっ!……その、幾ばくか、は……」

ジーナ
「つまり、そうした方がいいんじゃないのかな?って薄々思ってても、その効果とか意味がわかってなかったから、面倒になってついゴシゴシしちゃってた、って事ですね?」

ライザ
「的確過ぎるぅっ!」

ロミィ
「あっはっは、ともかくだね、髪や頭皮を傷めないためには、手のひら側の柔らかいところで、揉むように洗うのがコツなのさ。頭皮も優しく、指紋があるあたりを使って小さく小さく、マッサージするように……お客様ー、痒いところはございませんかー?」

キロ
「…………ん、あぁ、私か?すまん、あまりの心地よさに浸っていた。大丈夫だ、そのまま続けてくれ」

ライザ
「ほぇー、気持ちいいんだぁ、これ」

ジーナ
「で、でも、昔お母さんとかに髪の毛を洗ってもらうの、すごく安らかで気持ちよくなれましたよね?感覚としてはその辺なんじゃないでしょうか?」

ロミィ
「人間は基本的に、自分以外の誰かに優しく触れてもらう方が気持ちよく感じるように出来てるからねぇ。ライザならよーくわかるだろう、にっひっひ♪」

ライザ
「ロ、ロミィさんいきなり何を言い出すんですかぁっ!?」

ロミィ
「なにって、見ての通り髪を洗う話だろう?くくく、ライザってば一体ぜんたい、ナニを想像してしまったのかねぇ?んん?」

ライザ
「嘘ですっ、絶対に言い方に悪意がありましたっ!!」

ジーナ
「…………ライザさん、不潔です」

キロ
「???」

ロミィ
「なっはっは、っと、これで洗うのは終わり。ライザ、濯ぐから深い方の桶に、たっぷりぬるま湯を注いできて。受け皿のおっきい平桶もね」

ライザ
「はいはい、もう準備できてますよ……っと。んー、こういうお湯をある程度の温度に沸かす作業も、どうにかすれば自動化出来ない、かなぁ……」

ロミィ
「おーそれはいいアイデアだ、今度ぜひ作ってくれたまえ♪んで、洗い流す時もやっぱり毛先から順番に、優しく揉むように泡を落としていって……キロー、もう少しだけ頭、反らせられる?」

キロ
「ん、こうか?」

ロミィ
「ほいサンキュー、頭皮の隙間に入った泡もしっかり流して、髪の毛はかるーく手で絞って……よしオッケー。泡を落とせたら、また毛先から乾いたタオルで包み込むように水気を落とす。勿論この時も、無闇にゴシゴシしないで、順番に幅を決めて、タオルに吸わせていく感じね」

ジーナ
「わぁっ、なんかさっきより、髪の毛がキラキラしてる気がしますっ!それに、全体からふんわりと、いい香りが……」

ライザ
「確かに……。それにしても繊細な手つきですねぇ。ロミィさんてば、こういう知識と経験をどこで手に入れてくるんですか?」

ロミィ
「蛇の道は蛇、お金儲けの香りがするところなら一瀉千里、それがロミィさんの商人としての矜持さね」

ライザ
「お金儲け、になるの?これが?」

ジーナ
「で、でも、髪は女の命、と言うでしょう?この島の子たちだってみんな、それぞれのそれなりの工夫で、どうにかしようと頑張ってますし、それを手助けしてくれる仕組みがあれば、それなりに繁盛するんじゃないでしょうか?」

ロミィ
「まぁ一般的な商売にするには色々ハードルもあるけど……さて、これで最低限の水気は取れたけど、ここからが大切。髪の毛は実は濡れている時が一番傷むから、自然に乾燥するのに任せていると、中々綺麗な髪を維持するのは難しいのだ」

ジーナ
「そ、そうなんですか?」

ライザ
「えぇー、あ、あたし、普段普通に生渇きのままベッドで寝転んだりしてる、けど……」

ロミィ
「うん、それ一番ダメなやつだね。理想は乾くまでじっと、優しくタオルを当てつつ余計に動かさない事」

ジーナ
「で、でも、その間何もしない、ってのも大変ですよね。この島でも、雨期は特に渇きが遅くなりますし……」

ライザ
「…………もしかして、その為にアレ、あたしに開発させたんですか?」

ロミィ
「その通りっ!ここで秘密兵器の、温風発生装置登場!セレブの人たちでも、ここは召使とかに両側からパタパタ扇がせて、くらいしか出来ないから、正に歴史を変える画期的な発明っ!!」

ジーナ
「れ、歴史、変えちゃうんですかっ!?」

ライザ
「いや、流石に大袈裟でしょ。普通に筒の中に火と風の精霊石を詰めて、あったかい風が出るようにしただけだよ?」

ロミィ
「今のライザにとっちゃ面白みのない発明かもだけどねぇ、錬金術なんてとんちきな力なしでは、こんなものを作るのも全然ムリなんだよ。そろそろライザは、自分の存在価値と危うい立場を自覚した方がいいと思うね」

ライザ
「とか言いつつこんなもの作らせてる時点で、あたしの才能をしゃぶりつくす気満々じゃないですか」

ロミィ
「なっはっはー」

ライザ
「笑って誤魔化してるし……」

キロ
「…………それで、私はいつまでこの姿勢でいればいいんだ?」

ロミィ
「おっとごめんよ。もう髪から水は零れない……じゃあ温風を毛先から当てつつ、櫛を通していくからねぇ」

ジーナ
「うわぁ、その櫛も立派ですねぇ」

ロミィ
「これも動物の毛の柔らかい部分をふんだんに使ってる高級品だよん。でも大事なのは櫛の使い方。これも当然だけど、荒く梳かすのはNG。毛先から順番に、髪の毛が絡まないように真っ直ぐ、優しく……ほら、どんどんサラサラになっていくだろう?」

ライザ
「おおーっ!なにこれなにこれ、髪の毛の一本一本が、生き物みたいにサラサラふわふわ揺れてるっ!!」

ジーナ
「す、すごいですね……。丁寧に髪を洗って、丁寧に乾かすだけで、ここまで違うなんて……」

ロミィ
「どーだいすごいだろう!キロ、この風、頭皮に軽く当たっても熱くはないかい?」

キロ
「あぁ、程よく温かくて、とても心地いいぞ」

ロミィ
「…………うん、よしバッチリバッチリ!キロ、一度立ち上がってみてくれる?」

キロ
「うん……っと、流石にちょっと首が疲れるな」

ロミィ
「色々説明しながらやってたからねぇ。処置するだけならもう少し手早く出来るんだけど。そこで後ろ向いて、ちょっと頭を左右に揺すってみて」

キロ
「こんな感じか?……おぉ、なんだこれは?さっきより遥かに髪が軽く感じるぞ」

ジーナ
「わぁっ、とっても綺麗ですっ!!一本一本が銀糸みたいにキラキラ、キラキラ煌いてっ!!」

ライザ
「ホントだぁ……。ゆらゆらしても、すぐにふわっと元に戻って、真っ直ぐ綺麗に整ってるのもすごいなぁ……」

キロ
「さ、触っても構わないのか?」

ロミィ
「どうぞどうぞ。ただ折角綺麗にしたばかりだ、手荒にはしないでおくれよ」

キロ
「あぁ、心得ている。……こ、これが私の髪なのか……。手櫛でも全く絡む事なく、スルッと流れていって、それにこうして日にかざすと、まるで透き通るようだ……」

ジーナ
「す、素敵……まるで絵の中の世界みたい……」

ロミィ
「…………うーん、でも出来れば、毛先とか前髪の感じとか、もう少し丁寧に切り揃えてからの方が可愛かったかな。とはいえ、さしものロミィさんも、そこまでのスキルは持ってないのでね」

ライザ
「でもこれ、充分に凄いですよっ!色々設備を整えれば、充分売り物になるんじゃないですか?」

ロミィ
「そうだねぇ、理想はじゃぶじゃぶお湯を流しても汚れないスペースと、それを自在に汲み出せる装置があれば、かな?いやー、誰かさんが作ってくれないものかなぁー?」

ライザ
「うわっ、白々しい!絶対最初からやらせる気だったくせにっ!!」

キロ
「だが、本当にこれはいいと思う。これまでオシャレ、など全く興味を持っていなかった私ですら、心から素晴らしいと、やってもらえて良かったと思えるのだから」

ロミィ
「お気に召してもらえたならなにより。んじゃもう一度座ってー。折角だから服に見合った髪型と、髪飾りもつけちゃおう。髪はこう、両肩から流す感じで結んで、前髪をちょちょっと流して、ふわっとさせて、んでこの髪飾りで止めて……これでどうだっ!」

ジーナ
「きゃーーーっ!!!可愛いです可愛いですぅっ!!」

ライザ
「か、可愛過ぎる……っっ!!なにこの超絶神秘的美少女っ!!」

キロ
「そ、そこまで言う程でもないだろ……ぅ……っっ!?」

ロミィ
「にっひー、どうだい、大変身した自分をこうして鏡越しに見るのは?」

キロ
「…………ま、まるで自分とは思えない……。こ、これが、私……(うっとり)」

ジーナ
「はぅっ、その自然体の笑顔がまたっ!!ど、どれだけポテンシャルがあるんですかっ!!ううっ、羨まし過ぎますぅ……っっ!!」

ライザ
「というかロミィさんっ!!これ、あたし達にもやって下さいっ!!」

ロミィ
「いいよー、次はジーナね。そんでもって、ライザは一回5000コールだから」

ライザ
「なんでっ!?超差別っ!!」

ロミィ
「にゅふふ、でもまぁ、自動湯沸かし装置作ってくれるらしいし、それと引き換えでチャラにしてあげよう♪」

ライザ
「だからなんであたしだけぇっ!!」

ジーナ
「あ、あははは……(いそいそ)」

ライザ
「ジーナもっ!ロミィさんの気が変わらない内に、とばかりにちゃっかり席に着くなぁーーっっ!!」

キロ
「…………ふふっ、あはははっ、本当に、お前たちといると飽きる事がないな。……うん、本当に……」


………………

…………

……


クラウディア
「…………ふぅぅぅ〜ん」

ライザ
「あ、あの、クラウディア、さん……?」

クラウディア
「そっかそっか、そうなんだぁ〜。昼間は私を除け者にして、そんな楽しそうな事、してたんだぁ〜」

ライザ
「の、除け者ってわけじゃ……!だ、だって仕方なくない?こんな風に逢引きしてる仕組み、秘密にしなきゃなんだしっ!」

クラウディア
「でも、キロさんとは遊んだんでしょう?しかもいつの間にか、ロミィさんとジーナにも引き合わせてるし」

ライザ
「あ、あの二人はほらっ、キロが異界の住人だって知らないし、オーレン族自体はリラさんだっていたんだから、だから平気かな〜、って……」

クラウディア
「そーゆー油断と依怙贔屓、良くないと思うなぁ〜。更にいつの間にか、キロさんの事まで呼び捨てになってるしぃ〜」

ライザ
「そ、そりゃあたし、いつまでも鯱張ってるの苦手だしさぁ……。うぅっ、ごめんよぅクラウディア、機嫌直しておくれよぅ……」

クラウディア
「そうやって私の前では殊勝ぶりつつ、実は私を嫉妬させようと、わざと色々企んでない?」

ライザ
「しっ、してないよそんな事っ!!た、ただその、あたしとしては折角少しでもこっちの文化に触れる機会があるなら、キロにも楽しんで欲しいな、って思っただけだし……」

クラウディア
「…………」

ライザ
「そ、それにっ、そもそもこんなイベント計画したのも、今夜クラウディアが忍んでくる、ってわかってたからなんだしっ!!……そ、その、折角なら少しでも新鮮で可愛いあたしを、見てもらいたいじゃんかぁ……」

クラウディア
「…………んもぅ、そこまでしょげた顔、しないの。ちゃんと綺麗にしてるのに、太陽のような笑顔なしじゃ、ライザの魅力は半減だわ」

ライザ
「うぅ、ホントに?綺麗、って思ってくれた?」

クラウディア
「えぇ、驚いたわ。髪も肌も艶々だし、服も派手過ぎず可愛らしさがあって見違えた。逢うたびにどんどん垢抜けていくライザを見るのは楽しみではある、けど……」

ライザ
「け、けど……?」

クラウディア
「その愛らしいライザを独り占め出来ないのも、この姿を最初に見たのが私でないのも気に入らないっ!」

ライザ
「えぇー、そ、そんな我が儘な……。実はクラウディア、ストレス溜まってない?」

クラウディア
「溜まってるに決まってるでしょう?こんな風に世を忍ぶ形でしか最愛のライザに逢えなくて、これじゃまるっきり日陰の女。キロさんとどっちが異界の住人だかわかったもんじゃないわ」

ライザ
「い、今更そんな事言うかなぁ……。そもそもここから去っていったのはクラウディアの方なのに」

クラウディア
「追いかけてきてくれればいいじゃない。だってもう、ある程度島のシステムの全貌は理解して、安定稼働させるためにそれを掌握、出来ているのでしょう?だったらライザがこの島に縛り付けられる理由はないはずよ?」

ライザ
「うっ、そ、それはそうなんだけど……。で、でもほら、まだこの島でも出来る事は沢山あるし、こうしてクラウディアにもしょっちゅう逢えるんだからいいかなー、って……」

クラウディア
「意気地なし。私の為なら世界を敵にしてもいい、って言葉は飾りだったのかしら?」

ライザ
「ちっ、違うよっ!勿論クラウディアの事がなにより大事で、大好きだよっ!クラウディアの為ならなんだって……はっ!?」

クラウディア
「はい、今日も言質頂きました♪じゃあ早速お・し・お・き、しなくっちゃねぇ〜♡」

ライザ
「うがーっ、ま、また言いくるめられたぁ……!むぐぐ、クラウディアのいじわるぅっ、たまにはあたしに主導権を譲ってくれてもいいじゃんかぁっ!!」

クラウディア
「イ・ヤ♪だってもう、週に一度はライザをヒンヒン啼かせないと、夜も眠れない身体になってしまってるもの」

ライザ
「うぅっ、じゃあもっと頻繁に忍んできてよぉ……。それ結局、主導権を手放すつもりありません、って宣言じゃん!」

クラウディア
「でもそもそも、互いにやるべき事はちゃんとやる、この関係に溺れ過ぎない、って、週一ルールを決めたのはライザじゃない」

ライザ
「そ、そーだけどぉ……」

クラウディア
「それか、そっちから私のところに飛んできて、積極的に夜這いをかけてくれたっていいのよ?」

ライザ
「だ、だってクラウディアの場合、結構な頻度で移動してるから、忍んだ先が安心して、その、睦み合える場所かどうかなんて……」

クラウディア
「たまにはそういう、誰かに見つかるかもしれないスリルを楽しむプレイがあってもいいんじゃない?」

ライザ
「良くないっ!!あ、あんな風にくんずほぐれつしてる時の姿なんて、万が一にも誰にも見られたくないし、その、スルなら、心から安心できる状況でしたいもん……」

クラウディア
「うふふ、それじゃあ、ライザが積極的に私を虐められるのはまだまだ先になりそうね。んっ……」

ライザ
「んむっ、んっ、ちゅ、んちゅ……ふぁっ、ふ、不意打ち、ズルぃぃ……」

クラウディア
「でも、待ち焦がれてたんでしょう?こんな軽いキスだけで、眼がとろんってしてる。スイッチ入っちゃったのね?」

ライザ
「それは、そうだよぉ……。だって、クラウディアとのキス、だもん」

クラウディア
「ふふっ、本当に、普段はあれこれどこまでも積極的なのに、ベッドの上でだけはしおらしい受け身体質なのはなんでかしらねぇ?まぁ私としては、そこが可愛くてたまらないのだけど♪」

ライザ
「んぅっ、やっ、あぁ……っ、胸、するの……ぉ……っ?」

クラウディア
「だって、ライザの胸って本当に揉み甲斐があるのだもの。ぷるんって張りがあって、形も手触りも良くって……それに、またちょっとだけ大きくなってない?ブラ、きつくなってきてるんじゃないかしら?」

ライザ
「う、バレた?」

クラウディア
「全く、どこまで成長すれば気が済むのよ」

ライザ
「そ、そんなの自分でコントロール出来るわけじゃないしっ!そ、それにっ、クラウディアがいつも執拗に揉み揉みするから、そのせいでおっきくなってる気もするんだけどな、ぁ……っ」

クラウディア
「なら、責任を取ってもっと成長させてあげないとね。はい、バンザーイ♪」

ライザ
「ううっ、やっぱりこんな、子供みたいに脱がされるの、恥ずかし……っ」

クラウディア
「ふふっ、でも身体はすっかり大人ねぇ。もう乳首、こんなに尖らせて……疼いて、たまらないのね?」

ライザ
「ひゃぅっ、あぁぁっ、いっ、いきなりコリコリしちゃやぁっ!!刺激、強いよぉっ!!」

クラウディア
「こっちもしてあげる。あらあら、もう大洪水ね」

ライザ
「あぅっ、んぁっ、は、ぁっ、クラウディアの指が、じょうず、なんだよぉ……っ!あ、あたしの気持ちいいとこ知り尽くして、そんな風に絶妙に、けどギリギリのところで焦らしつつ責め立てられたらぁっ、あたしがすぐおかしくなっちゃっても、乱れちゃっても、仕方ない、ん、だからぁ……っ!」

クラウディア
「今日もとりわけ敏感ね。やっぱり、自分ではしてないの?」

ライザ
「しない、よぉっ!だってあたしにはクラウディアがいるもんっ!その、自分で慰めるより、クラウディアにしてもらう方が何倍も、何百倍も気持ちいいんだからっ!もう身も心も、あたしはクラウディアの虜なのっ!いい加減それ、わかってよぉっ!!」

クラウディア
「わかってる。でもね、わかってても聴きたくなるの。私は弱い子だから、こんな風に言葉で気持ちを引き出さないと、心から安心できないのよ」

ライザ
「んぁっ、あっ、やぁっ、し、下も直接ぅ……っ!!あぁっ、き、気持ちいいっ!!クリ、もっとしてっ、やだぁっ、焦らさないで欲しいのぉっ!!」

クラウディア
「離れている間も、いつもライザがなにをしてるか、ってふとした時に考えちゃう。ジリジリと焙られて、いてもたっても居られなくて、すぐに駆け出して、飛んできてしまいそうになる。ライザは、違うの?」

ライザ
「あ、あたし、はっ、はんっ、きゃぅっ、あっ、んぁぁぁっ!!あたし、はぁ……っ!!」

クラウディア
「えぇ、ライザはその辺の切り替えは上手、だものね。だから私と違って、性的な欲求もきちんとガマン、出来るのでしょう?健気に、一途に、ただ私に愛される時を最大限に楽しみ、溺れる為に待つ事が出来る……本当に、羨ましくて、妬ましいわ」

ライザ
「そんな、こと、言われ、たってぇ……っ!!あぁぁっ、そこっ、そこダメぇっ、ズルぃっ、その指の動かし方、ヤバいんだってぇっ!!あっあっダメっ、イクっ、それ続けられたら、すぐイッちゃ、ぅぅっっ!!!」

クラウディア
「ふふっ、こんな醜い私の焦げ付いた欲求を、ライザの蕩けた顔だけがほぐしてくれるの。ライザがこんな風に、頤を反らして、全身を震わせて達してくれるたびに、なにより満たされた気持ちになれる……」

ライザ
「はぁ、はぁっ、そ、それ大分歪んでるなぁ……っ。……ごめんねクラウディア、あたしが煮え切らないからいけないん、だよね……」

クラウディア
「いいのよ。今のだって本心だけど、でもライザがやりたい事を我慢してまで傍にいて欲しいとは思わない。ライザがライザらしくなくなる、それが私にとって一番怖い事なんだから」

ライザ
「そ、そうなの?」

クラウディア
「そうよ。だってライザがこんな風に、軽く弄ってあげただけで、恥じらいながら達してしまうような初心な子でなくなったらつまらないでしょう?」

ライザ
「うぐっ、ど、どーせあたしはいつまで経ってもネンネちゃんですよーだ!でもいいのっ、こんな姿、生涯でクラウディアにしか見せるつもり、ないんだからっ!!」

クラウディア
「ライザ……」

ライザ
「その、今はまだ見当もつかないけど。いつか女の子同士でも、それぞれの遺伝子を引き継いだ子供を作れるような、そんな発明だってしてみたい。クラウディアとなら、そういう当たり前の幸せを、普通ではない形でも作っていけるって、信じてるからさ」

クラウディア
「っっ、そう、ね。それはとっても、素敵な夢だと思うわ」

ライザ
「う、うん……。だ、だからね、その、良かったらご褒美、欲しいなぁ、って……」

クラウディア
「ふふ、いつも結局、半端にイクと身体が疼いてたまらなくなってしまうのよね。これじゃお仕置きにならなくてつまらないわ」

ライザ
「い、いいじゃんかぁっ!そ、その代わり、今日はクラウディアの好きな体位を選んでいいからぁ……」

クラウディア
「そうね、じゃあ今日は……ほら、一度立ち上がって、それでそこの窓のところに手をついて、後ろを向いて」

ライザ
「え、ぇっ、ちょ、こ、これって外から丸見えじゃんっ!!」

クラウディア
「ふふっ、だってライザの望むままじゃまるっきりお仕置きにならないもの。いいじゃない、確かに覗き込めば見られてしまう形だけど、少なくともこんな時間に、この辺鄙なアトリエまで訪れてくる奇特な人なんているわけないでしょう?」

ライザ
「そ、それはそうだけど……うぅっ、なにこれ、なんかいつもよりドキドキするぅ……っ」

クラウディア
「そういう新鮮な刺激も大切なのよ。今日はこのまま後ろから激しく貫いてあげる。ほら、もうちょっとお尻を高く上げて♪」

ライザ
「こ、こう、かな?……ん、んんんっ、あ、あぁっ、挿入って、くるぅ……っ!!あ、あたしの膣中に、ピッタリ寄り添って、壁のとこゴリゴリって擦りながら、ぁっ!!」

クラウディア
「ふふっ、ライザももう、このサイズにすっかり馴染んじゃったわね。ほら、子宮口がパクパクってして、自分から先っぽ、迎えに来てるわ」

ライザ
「そ、そんなの知らないよぉっ!!ふぁ、ぁっ、奥まで、きたぁ……っ!!あぁぁヤバぃぃ、この存在感、やっぱたまんなぃっ!!串刺しにされて、奥の奥まで征服されて……なのにあたしの身体、こんなに悦んでるっ!痺れて、甘く疼いて、はやくして、欲しい、ってぇ……!!」

クラウディア
「お望み通りにしてあげる。今日もたぁっぷり、甘い声を聴かせて頂戴♪」

ライザ
「ふぁっ!!あっ、あっ、ふぁぁぁっ!!!」

クラウディア
「ふふっ、こんな風に、浅いところと深いところ、規則的に突かれるのはどうかしら?」

ライザ
「う、ぁぁっ、あっ、いい、のぉっ!入り口のとこも気持ちいぃ、けどぉっ、それ以上に、次、奥にくる、って思うとっ、ふぁぁっ、あーーーっっっ!!それっ、ズンって一気に突かれるのっ、すごぃ響くぅっ、ダメっ、奥されるたんびに、どんどん高まっちゃうっ!!」

クラウディア
「後ろからだと、角度的にもこのあたり、一番感じるのでしょう?」

ライザ
「あーーーっっ、そこっ、そこ最高っ、そんな風に抉られると、たまんなぃっ!!やっあっ、すごぃ、いやらしい音、してるぅっ!!あたしの膣中水浸しでっ、ぐちゅっ、じゅぷって、恥ずかしい音、響いてるぅっっ!!」

クラウディア
「えぇ、一掻きするたびに、ポタポタ愛蜜が床に滴って、とってもエッチだわ。それにもう白く濁ってきてる。立ちバック、そんなに気に入ったの?」

ライザ
「うんっ、うんうんっ、これヤバいっ、普通にバックでされるより、もっともっと征服されてる感じでっ、下から突き上げるようにガンガンされるのっ凄すぎるっ!!あっ、あぁぁっ、ダメっ、膝、ガクガクするぅっ!!たっ、立ってらんないよぉっ!!」

クラウディア
「ふふっ、そんなに窓に凭れかかって、自分で乳首擦り付けちゃってる。ライザ御自慢のおっぱい、外から見たらひしゃげて、でも先っぽがツンって主張して、さぞエッチな光景になっているでしょうねぇ♪」

ライザ
「いやぁっ、言わないでぇっ!!んぁぁっ、はんっ、やっ、きも、ち、いぃっ、クラウディア、また腰遣い、うまくなってるぅっ!!」

クラウディア
「ライザの為だもの。ほぉら、こんな風に引き抜く時に、天井側の一番気持ちいいところ、ちょっと乱暴なくらい強く擦っていくの、感じるでしょう?」

ライザ
「うんっ、感じるぅっ!!奥も、天井も、入り口もぜんぶぜんぶすごぃぃっ!!あたしの身体、もぅきもちぃぃしか感じられなくってぇっ、あぁっダメぇっ、もぅっ、もぅガマン、ムリぃっ、またイク、イッちゃうっ、今度は膣中でイッ、ちゃうぅーーーっっ!!」

クラウディア
「んふふ、奥でイキたいのね?今日は一段と反応が素直で可愛らしいし、あんまり虐めずにサービス、してあげましょうか♪」

ライザ
「うぁぁっ、あっ、すっ、すごぃぃっ!!!そ、それっ、そんないきなりっ、奥だけ小刻みに、コンコンコンって優しく素早くノックされ、たらぁっ、ダメっ、クラウディア、じょうず、すぎぃっ!!あぁぁっイクっ、くるっ、きちゃぅっ、イクイクイクっ、あっ、あぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!!!」

クラウディア
「はぁっ、流石にこれだけ素早く動かすのは疲れるけど……でも、特殊性能に頼らずにライザを深く絶頂させるの、素晴らしい達成感だわ。ふふっ、きゅうきゅう不規則に締め付けてくるアソコの感触も、汗を滴らせながらブルブル震える白い背中の景色も最高ね♡」

ライザ
「…………ぁ、はぁ……っ、はぁはぁ……っ、も、もぅっ、相変わらずマニアックな趣味、なんだからぁ……っ。で、でもこの体位、いいね……。あんな風に下から押し上げられてイクと、本当にそのまま天に昇るような気持ちよさが突き抜けていって……」

クラウディア
「お気に召してもらえたならなによりだわ。ふふっ、そうしたら次はそのまま、天から降りてこられないようにしてあげる♪」

ライザ
「んぁぁっ、やっ、もう次、する、のぉっ!?あっ、あたしまだ余韻、残ってるからっ、またすぐイッちゃう、のにぃっ!!」

クラウディア
「それがいいんじゃない。理性が溶け切って、ただ脊髄反射だけで歔欷するライザって、本当に淫らで愛らしくて最高なのよ」

ライザ
「そっ、そんなの自分じゃわかんなっ、んっ、あぅんっ、おく、今はダメぇぇっ、そこは弱いの、知っててするのズルぃズルぃぃっ!!」

クラウディア
「ふふっ、なんならこの前ライザが発明してたフォトグラフィーとやらで、乱れ切った姿を撮影、してみましょうか?」

ライザ
「や、やだやだぁっ、そっ、そんな恥ずかしい事っ、そっ、そんなの誰かに万が一にでも見られたら……っっ!!」

クラウディア
「あらあら、身体は正直ね。想像して昂奮、しちゃったの?蜜壺がキュンキュン締め付けてきてるわよ?」

ライザ
「う、嘘、だよぉっ、あ、あたしそんな、露出して悦ぶようなヘンタイじゃないもんっ!!」

クラウディア
「そうね、ライザは私だけの特別。快楽に蕩け切った顔を見られるのも、私だけの特権。だからほら、今日もしっかり、私にその権利を使わせて頂戴」

ライザ
「あっ、あーーーーーっっっ!!!ダメダメブルブルダメぇぇぇーーーっっっ!!!そんなっ、ブルブルさせながら突かれたらぁっ!!!」

クラウディア
「ひとたまりもない?ふふっ、それでいいのよ、我慢せずに、どんどんイってしまいなさい♪」

ライザ
「イクっ、イクイクイクぅっ!!!あっ、あーーーイクぅぅぅっっっ!!!…………っぁ、あ、はっ、くぁっ、ダ、メっ、イって、るのにぃっ、ズンズン、しない、でぇっ!!!ダメぇっ、降りられ、なぃっ、イクっ、またイクぅっっ!!!」

クラウディア
「あははっ、効果覿面ね♪ちょっと悔しいけど、でもその顔、本当に素敵よ。ほら、もっともっと――――」

???
…………ライザ……?

ライザ
「っっっ!?!?」

クラウディア
「――――っっ(ポチッ)!?」

<ライザ>
(なっ、なんでなんでぇっ!?こ、こんな時に、この部屋に入れるのって……まさかっ!?)

???
……夜……?そうか、あちらとこちらでは、時間の流れが不規則に絡み合って安定、しないのだったな。……しかし、ふむ……

クラウディア
…………こ、この声、キロさん、よね……?

ライザ
…………う、うん。……で、でもなんでこんな時、にぃ……っっ

キロ
……鍵が掛かっているな。忘れ物を取りに来ただけなのだが、やはり私の方から時を選ばず飛んでくるのは、やや不都合が多いか

ライザ
……そ、そう言えばキロ、こっちで着替えたまま……んっ、ダ、ダメだよぉっ、今動かないでぇっ!

クラウディア
私は動いてないわよ。振動だって止めてあげたのに……ライザが昂奮して、自分でまた締め付けちゃってるのよ

ライザ
そ、そんな、そんなのって……っ!

クラウディア
しーっ、大きな声出したら気付かれちゃうわ。……んふふ、それとも、キロさんに見せつけたいの?

ライザ
そっ、そんなわけっ、んんっ、なぃ……っ!

クラウディア
そうかしら?だってさっきから、どんどん愛液が漏れだしてる。隙間からポタポタ零れて、辛抱たまらない、って蠢いてるわ♪

ライザ
いじ、わるぅっ、ダメ、そんなちょっとでも揺すったら、あたっ、あたしっ、んっ、んーーーっっっ!!!

クラウディア
あらあら、自家中毒でイっちゃったの?懸命に唇を噛み締めて、声が漏れないように、必死で健気ねぇ♪それにやっぱり、いやらしい子♡

ライザ
〜〜〜っっ!!

<ライザ>
(う、ぁぁぁ……っ、あたし、あたしってばこんな、こんな状況で……っ!恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいぃぃっっ!!もうっ、キロ、お願いっ、お願いだから、はやくどこかに行ってぇっ!!!)

キロ
……うん、私の服はこれか。……しかし折角来たのだ、夜の景色も楽しませてもらうとしようか……(ガチャッ、バタンッ)

ライザ
「――――っっ」

クラウディア
「…………外に、出ていったみたいね」

ライザ
「み、見つからなかった……よ、良かったぁ……」

クラウディア
「でも、散歩に行ったみたいだから、またすぐ戻ってくるかもしれないわね。残念だけど今日はここまでかしら」

ライザ
「っっ、それ、はぁ……っ」

クラウディア
「だって、見られたくないのでしょう?だったら今すぐに離れて、身繕いするのが正しいやり方だと思うけど?」

ライザ
「そ、そう、だけどぉ……っ、で、でもあんな中途半端にイったきり、生殺し、だなんて耐えられないよぉ……っ!お、お願い、もう一回だけでいいから、思い切り、イカせて……っ!!声、我慢するからっ、なんなら口を塞いでくれてもいいからっ!!」

クラウディア
「はいはい、仕方ない子ね。じゃあほら、少しだけ顔をこっち向けて、こうして……息苦しくはないわね?」

ライザ
「(コクコクコクっ!)」

クラウディア
「じゃあ、流石に振動だと刺激が強すぎて一瞬過ぎちゃうでしょうから、最後は温熱ね。お腹の一番奥、情熱的に焦がしながらイカせてあげる♪」

ライザ
「んっ!!んーーーっっっ!!んむっ、んっ、ん、んむぅーーーっっっ!!!」

<ライザ>
(うぁぁぁぁっ、気持ちいい気持ちいい気持ちいいぃーーーっっっ!!!突かれるたんびに、お腹の奥が煮え滾って爆発しそうっ!!あぁっすごいっ、こんなのどうしたってすぐ、だよぅっ!!!目の前、まっしろにぃっ!!!あぁイクイクぅっ、信じられないくらい、すごいの、くるぅーーーっっっ!!!)

クラウディア
「ふふっ、もう限界?いいわよ、背徳感をスパイスに、最高の絶頂を堪能しなさいっ!!」

ライザ
「んぐぅぅぅっっ!!んっ、んんっ、ん、んぅぅぅーーーーーっっっ!!!!!」

<ライザ>
(イッ、たぁぁぁ…………っ!!なに、なにこれぇ……っ、今までと、また違って、色々ガマンしてるから、身体の中で、絶頂の反響がすご、ぃぃ……っっ!!あぁダメ、なにも考えられない……もぅ、あたし、あぁ、意識、が…………)

クラウディア
「…………ライザ?……あらあら、気持ち良過ぎて失神、しちゃったのね。本当に可愛いったらありはしないんだから。……んしょ、んしょっと、ふぅっ、流石にぐったりしてる子を運ぶのは、この距離とは言え重労働ね。どうせなら、聞き耳立ててる悪い子に手伝ってもらえば良かったかなぁ?」

???
「(ガタッ!?)」

クラウディア
「はいダウト。キロさん、入ってらっしゃいな♪」

キロ
「…………き、気付いていたのか……」

クラウディア
「半分当てずっぽうだけどね。でもキロさんは、きっと最初から私達がいるの、わかってたよね?」

キロ
「一応これでもオーレン族の戦士だからな。人の気配のあるなしくらいは掴める」

クラウディア
「ふふっ、わかってても立ち去れなかったんだ。私達の関係、どう思ったかしら?」

キロ
「ど、どうと言われても……。す、凄い世界があるものなのだな、と……。いや決して、それで二人を軽蔑したりはしないぞっ!その、二人が前々から特別な絆を育んでいる事はわかっていた、つもりで……」

クラウディア
「流石にここまで生々しいところまで及んでいる、とまでは考えてなかったけど?」

キロ
「あ、あぁ……。だがそうか、ライザが時々、なにか遠慮しているように感じたのはこの事なのか」

クラウディア
「ふふ、ライザの事だから、本当の意味でキロさんのためにこの仕組みを作ったわけじゃないって、後ろめたかったのかもね。馬鹿よねぇ、自分が人からどう思われているか、そのアンテナが乏しいから、いざそういう気持になると、中々それを解消する事が出来なくてうじうじしちゃうんだから」

キロ
「そう、だな。遠慮がないようで、肝心なところでは相手に配慮し過ぎる、そういう限りなくも見当外れな優しさが、ライザのいいところでもあり、悪いところでもあるか」

クラウディア
「でしょう?本当は三人で集まりたいって、遊びたいって思ってるはずなのに、どっちにも無用の遠慮しちゃうの」

キロ
「…………クラウディアの方が、その誤解を加速させるような狡い物言いをしているのもいけないのではないか?」

クラウディア
「あははっ、あれだけで私達の関係性を見切っちゃうなんて、やっぱりキロさんも、ライザの事が大好きなのね。でなければ、そんな可愛らしい恰好のまま向こうに戻るなんてミス、しないでしょう?」

キロ
「ぐ、言い返せない。確かに私は今、ライザという友の存在に満更でもなく、そこから与えられる新鮮な驚きと喜びに浮かれているからな。でも、二人がそこまで深い関係だと言うならば、あまり馬に蹴られるようなことは……」

クラウディア
「平気よ、本当に遠慮してもらいたいときはちゃんと言うから。だから今度は、ちゃんと三人で楽しい時間を過ごしましょう」

キロ
「…………うん、そうしよう。それと、今後はクラウディアも、私に敬称を付ける必要はないぞ。只の友として仲良く、して欲しい」

クラウディア
「…………うん、わかったわ。これからも宜しく、キロ」

キロ
「あぁ、よろしく頼む。……そ、それと、くれぐれもこんな刺激的な事は、今後は内密に、頼む……」

クラウディア
「ふふっ、案外純情なのね♪あ、それともひょっとして、キロもこういう淫らな事、一緒にしてみたかったりする?」

キロ
「す、するか馬鹿ぁっ!!帰るっ!!」

クラウディア
「うん、バイバイ。……あはは、照れちゃって可愛いんだ。あれじゃライザが浮気したくなる気持ちもわかるなぁ〜、ねぇライザ?」

ライザ
「っっっ!?すーっ、すーーーっ……」

クラウディア
「狸寝入りしてもダァメ♪全くもう、二人してこっそり盗み聞きとか、いじらしくて臆病なんだから。それで、どこから聞いてたの?」

ライザ
「…………あ、あたしがキロに遠慮、してるってあたり、からです…………」

クラウディア
「だったらわかったでしょう?いくらライザが楔であるからって、自分だけであれこれ抱え込む必要なんてなかったのよ。貴女はもっと大らかに、自分がやりたいように伸び伸びと生きる、それが一番上手くやっていく秘訣なんだから」

ライザ
「そ、そうなのかなぁ……。で、でもごめんね、そしてありがとう、クラウディア」

クラウディア
「いえいえ、ライザの足りない所を補うのが私の役目だもの。そして貴女の魅力は、普通の人では決して補えない所にある、それだけはゆめゆめ、忘れないでおいてね」

ライザ
「うん、肝に銘じておく。…………にしても、にしてもうぁぁぁーーーーっっっ!!!」

クラウディア
「んふふ、どうしたのかなぁ、いきなり奇声を上げたりして♪」

ライザ
「わかってるくせにわかってるくせにぃっ!!!うぁぁっ、聞かれた見られた知られたぁっ、あんな、あんな乱れ切ってるところをキロにぃっ!!!こんなのっ、次にどんな顔して逢えばいいんだよぉぉぉっっっ!!!」

クラウディア
「しれっと失神したまま、知らなかった事にすればいいじゃない。キロはあれでも動揺してて、ライザが目覚めてるの気付かなかったみたいだし」

ライザ
「出来るかそんな事ぉっっ!!!あっ、あたしがどれだけ腹芸が苦手か知ってるくせに知ってるくせにぃっ!!!」

クラウディア
「あらら、混乱してるからってそんな繰り返し強調しなくても」

ライザ
「だっ、大体クラウディアの肝が据わり過ぎぃっ!!なんなのその、シーツ一枚羽織っただけで平然とキロと会話しちゃってさぁっ!!ズルいっ、クラウディアはズルいっっ!!」

クラウディア
「自分より慌てている人が周りにいると、不思議と落ち着くものなのよねぇ。それにあの状況じゃ、もうなるようにしかならないじゃない」

ライザ
「うぅぅっ、そうだけどっ、御尤もだけどっ、なんか納得いかなーーーいっっっ!!!」

<ライザ>
(………でも、きっとこれからもこんな日々が続いていくんだ。ドタバタして、時に恥ずかしい事もあるけど、だけど幸せで、キラキラ輝いていて、それでもなんてことない日常が、ずっと、ずっと――――)




posted by クローバー at 07:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライザのアトリエ 無垢百合の少女と秘密の隠れ家 あとがき

 ようやく、漸く無事に、無垢百合の少女を脱稿する事が出来ました。
 正直最初はなんとか去年の内に、と思っての企画のスケールだったのですけど、やっぱり少々無理仕掛けが過ぎたと言うべきか、一旦忙しさにかまけて筆が止まってしまうと、少しずつでも進めていくのがモチベーション的にも困難になってしまうのですよね。

 ただ幸いにして、書きたい、という気持ちだけは失わなかったので、繁忙時を乗り切って、多少なりスケジュールに余裕の出来たこの時期に、なんとか完成に漕ぎ着けられてホッとしています。
 また今月末、というか明日から普通に忙しい日々に戻るわけで、まぁコロナ全盛のこのご時世に仕事があるだけ有難いとも言えるのですけど、色んな意味でギリギリのタイミングでした。

 やっぱり丸々三ヶ月くらい間を空けてしまって、本編プレイ時の印象や内容に対する記憶の薄れ、キャラ性の不一致など色々齟齬も出てしまったとは思いますし、実際最初の構想とは違っている部分もあります。
 少なくとも最初は、ここまでジーナとロミィに出番があるとは全く思ってなかったのですけど、書いてみたら自分の中でとても素敵なキャラとして息づいてくれたので、その点は嬉しい誤算でした。
 最初から基本男キャラは出さない、と決めていたのもあり、クラウディアとの絡みだけでは画一的になり過ぎると思ってはいたので(勿論これでもえちぃシーンとか、やっぱりもう少し工夫や勉強の余地アリアリだなぁと反省すべき点は多々ありますが)、キロとの関係性も含めて程よい着地点を組み立てられたつもりです。

 一応シナリオの整合性は壊していないと思いますが、それでもライザの天才性に依拠した錬金術の利便性を、発想の取っ掛かりだけは内的要因として置きつつ最大限に拡大解釈したような部分は出てしまっています。
 それは最初から織り込み済みではありますし、アトリエ、というシリーズにおける歴史の中での許容幅は逸脱していないと思いますけれど、本来はそういう襞の部分ももう少し丁寧に、膨らませて書ければなお良かった素材かもしれません。
 それでも今の私にはこのくらいが限界でしたね。少なくとも最初の構想通りのやりたい事は組み込めましたし、その上でプラスアルファに自分が楽しめる要素も取り入れられたので、その点では満足のいく作品です。
 まあ別れが価値を持つ本編のテーマの余韻は台無しにしちゃってますが、それも確信犯ではあるのでご容赦くださいませ。

 おそらくアトリエシリーズの特色として、次回作ではライザはあの島を出て、誰かの師匠なりなんなりで活躍する形にはなるでしょう。少なくともどういう形であれ、これだけ人気の出たキャラを再登場させない理由は微塵もないですからね。
 その時にライザが育んでいる精神性や、友情の在り方などが、少なからずこの作品とリンクしてくれる部分があったらいいな、と期待しつつ、最後の言葉に代えさせていただきます。

 いつも以上に遅筆で、もしもいたとしたなら読者の方にご迷惑をおかけする格好になりましたが、最後までお読みいただき、幾ばくなりとも楽しんでもらえたならばこの上ない幸甚です。

2020/03/24 『虹色の夏』を聴きながら
posted by クローバー at 06:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする