2020年04月21日

無条件の憧れ、情熱の伝播

 ころげては、小鳥、天音までクリアして、とりあえず今回のリプレイ目標はコンプリートです。
 メインヒロインですし、改めてプレイしても小鳥ルートの清々しさと、達成しても一銭の得にもならない、その上命の危険すらあるグライダーに対する留めようのない情熱の源泉と、それを正しい価値に転化する構成が抜群に素晴らしいな、というイメージですよね。
 ヒロインとしても抜群に可愛いし、あの告白シーンとかエロゲの歴史に残るレベルでの完璧なシチュと清々しさ、その上で彼女が抱える葛藤と強い想いにみんなが寄り添い、時には牽引されて、自分の未来を見据える上できっと超えるべきもの、としてその空が規定されているのが非常に心を打ちます。ホント最高のシナリオですし、「買ってもらったの〜!」のウザ可愛さは最強。小鳥ちゃんびゅーちー!
 ただやっぱり惜しむらくは、一枚絵の出来が安定してないところですかねー。立ち絵からそうだし、真横向きとか鬼のように可愛いのもあるだけに、全体がこのくらいのクオリティならば、と言わざるを得ない。絵に関しては土台の好みも出来の安定度もあげは&姉妹側の方が、なので、その点シナリオの爆発力を僅かなり殺いでしまっているのは勿体ない限り。

 天音シナリオも、ヒロインとしてはズレまくりお姉さんでポンコツ可愛いし、その背景にある想いと、天才ならではの恐怖が綿密に構成されていて、けれどそれを、イスカから小鳥に受け継がれた情熱がしっかりと受け止め、支えて、望むべき地平に辿り着かせている、という部分では名作だなぁと思います。
 このあたりは大人が背負うべき責任の重みと、それを全うできなかった時の悲しみ、苦しみ、という視座も強く出ていて、良くも悪くも型に嵌らない生徒と向き合う事の難しさ、どこまでその信念を認めて、ただ見守る事が出来るのか?という強さという部分も含めて色々考えさせられるものがあります。
 けれどそういうもやっとした部分を、最後のモーニンググローリーのシーンがしっかり問答無用で払拭してくれる素敵な構成ですし、この作品の締めくくりとしてはやはり完璧ですね。FDでは結構イスカが暴れていた記憶もあるし、その辺りも楽しみ。勿論ほたるルートも楽しみ。

 あと全然関係ないけど、DMMのセールでものべの全部入りが500円だったから思わず買ってしまった。。。
 ものべの自体はそれなりに好きだけど、まいてつほどではないし、本編そのものは毀誉褒貶のある締めくくりだったから、FD以降はプレイしてないのだけど、このメーカーはファンの声を汲んでその後をしっかり理想的な方向に紡いでくれる面はあるし、実際HDでかなりそういう不満が解消された、って声も聞いていたので、タイミングは逃していたとはいえ、こういう機会があればリプレイしてみるのはちょうどいいかな、とは。
 流石にこのお値段太っ腹過ぎない?とは思うけど、そこはご時勢もあるのだろうし有難く。勿論プレイするのは4月の新作の後、というより多分零の軌跡も先にやるから、かなり先にはなると思うけど楽しみです。

posted by クローバー at 18:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする