2020年09月12日

ままならぬは自らの

 かけぬけ!は律をクリアして、響ルートの途中まで進めました。

 律ルートは、ここまでのヒロインルートでは完全にスルーされていた家族の問題がそれなりにクローズアップされる中で、改めて二人の絆と思いが試されて、という色合いであり、それ自体はまぁ、いいと思います。
 でもそれだけあれやこれやとお家騒動的な何かが持ち上がるような環境であるのに、他ルートでは無風のまま、ってのはどうなの?とはなるんですけどね。まあある意味主人公が律以外の相手と結ばれてしまうならそれはそれで、と留保案件として和水が抑え切れる範疇だった、という解釈も出来なくはないけれど。

 しかしどちらにせよイマイチしっくりこないのは、このお家騒動の全貌はともかくとして、その流れの中でなんで主人公達と和水の関係性までがあんなに拗れて、挙句にあんな、周りに迷惑かけまくるような形の着地点を求めなきゃいけなかったか?って話にはなるのですけど。
 実は共通かなりすっ飛ばし気味にやっちまったから、微妙に細かい機微が掴めてない感じもなくはないけれど、少なくとも律ルートで開示された契機を鑑みるに、少なくとも和水さんはそんな悪くはないよね、とは。
 特に共通の時点では、昔はあんなに懐いていたのに、という述懐に対して、最初からお前は敵だーっ!くらいのノリで牙を剥いているのは主人公の方ではあり、まともに接触したらけんもほろろだから、仕方なく悪役の皮を被ってアプローチするしかなかった、くらいのイメージにはなるので、そう考えると改めて、あんな茶番でヒロイン達が主人公素敵……!ってなるのは詐欺な気がしてならない。。。

 まあ和水にしても、元々マジジャン的な素養を備えているのなら、どうしてもう少しまともに心理誘導なりなんなりでソフトランディングできる状況を作れなかったのか?ってのはあるけど。どうあれ総合的にその辺、よくわからんというか、あくまでも共通の流れで危機を演出するための恣意的なつくりに、このルートで説明を後付けしただけの雑さは滲んでしまうよね、って思います。
 ただそういう土壌があればこそ、律と主人公の絆は深まったと言うか、二人きりの兄妹で生きていく、みたいな視野狭窄の思い入れも加速しちゃうのかなー、ってのはあって。
 元々義理ではあるからそこに血統的ハードルはないんだけど、色々難しさはある中で、それでも、と想いを貫ける強さは光っていましたね。特に律の方が。そしてそれを優しく見守り支えに徹している響のいじらしさもいい味出してて、この律⇒響という順番はいいチョイスだったかなと思ってます。

 んでその響ルートは、多分ここはそんなにお家騒動絡んでこなくって、共通でサラッと示唆していた鳥居関連の、ちょっとした不思議要素も組み込んでになるのかなー、とは。
 多分その全ての答え合わせは橘花ルートっぽいけど、それでも二人の絆を語る上で外せない要素として最後まで影響を及ぼしてきそうではあるし、正直深掘りして底の浅さを露呈しないか心配な設定ではあるけどそれはそれで楽しみ。

 あとこのルートは、恋愛的な意味でも少し味付けが違って面白いですね。 
 ある程度距離を置いていた幼馴染、という中で、互いの好意が色を変えて再燃するというのはわかりやすい上に、それを互いに認識しているから、なんというか恋が成就するかのやきもき、って過程をすっ飛ばして、でも互いに弱みは見せたくない的な意地の張り合いに終始してるのが地味に楽しい。
 ある意味それぞれに、絶対に裏切られることはない、好位を突き付けてはねつけられる不安がない、という確信の上でじゃれ合ってるだけとも言えるし、そういう安心感と、パズルのピースがピッタリ嵌った感じでの掛け合いが本当に楽しくて、響もらしさは沢山振り撒きつつ、女の子としての可愛らしさも随所に見せてくれて実にいいですねー。
 それにやっぱりほんたにちゃん絵可愛過ぎかっ!昔からのパブロフ的要素はあるとはいえ、やっぱり立ち絵とか一枚絵とか刺さるレベルが違う。特に響のウインクはめっちゃ可愛くて見惚れますなぁ。

 今は夏祭り直前なので、まあ流石にそろそろくっつくだろ、って雰囲気になってるし、ここからもとても楽しみ。
 個人的にこの二人には、えちぃ面でも頑張って張り合って欲しい。こういうタイプとは、どっちが先に相手を気持ちよくするか、みたいな競争的要素がある方が燃えるよね。シナリオ面の着地点はどうあれ、そういう要素がそれなりにあれば私としては正直このルートは当たりだと大満足出来る気がするわ。。。

posted by クローバー at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする