2020年09月22日

<名曲紹介>BLADE LINKAGE(武想少女隊ぶれいど☆ブライダーズ・OP曲)



<思い出話>

 BLADE LINKAGE。問答無用でカッコいい曲だ。
 疾走感・切迫感。イントロのうねり。こぶしを利かせたボーカル。全てが好みである。

 歌詞も素晴らしい。
 切ない痛みを抱えつつ、前に進むしかない悲壮感と、その狭間で育む絆の強さが滲み出ている。

 特に二番のAメロの出だしはとても気に入っている。
 「明日を諦めれば 勇気は錆びつく」というシンプルなフレーズの中に、世界観の過酷さが凝縮されている。

 サビからDメロへの繋ぎも綺麗で、情念が非常に美しく投影されている。
 全体的にダレたところのない、シュっと引き締まった、バトル作品に相応しい勇壮かつ幽玄な曲である。


 ……と、曲としてはべた褒め出来る。
 だがしかし、作品としては色々と中途半端ではあるのだ。

 2014年作なので、もう6年も前になる為、多少うろ覚えのところもあるが、基本的なイメージとしては詰め込み過ぎ、である。
 全体の尺に対してやれることが多いが、その為どの要素も薄味になり過ぎているのだ。

 こういうバトルゲームのお約束であるシミュレーション要素や、Hを重ねる事で絆を育むシステムも悪くはない。
 ただ世界観が相当に切迫して、一度負けたら滅亡、位の中では、少しイベントとメインシナリオの温度差が大き過ぎた、とも言える。

 ヒロインは基本的には可愛いし、一度くらいプレイして、全く面白くない、という程ではない。
 ただ繰り返しプレイしたい、と思わせる中毒性ややり込みの深さはない、というのが率直な評価になる。

 おまけに、シナリオ設定含めて、実は敵の方が印象が強く残るというオチまである。
 特にフィーネの献身と想いは響くものがあったし、それだけに最後、きちんと大団円の中で幸せの形を手に出来ているのは嬉しかった。

 だが、非攻略だ。

 どうしても、サブの方が魅力的なのに、攻略させてくれなかった作品には憾みが残ってしまう。
 どんなに贅沢でも、それが人の性というものである。(基本ロリしか好きにならない性癖の狭さを棚に上げるな、というツッコミはなしで。。。)

 それでも並のメーカーなら文句は言われないかもだが、天下のアリスソフトの作品である。
 色々振れ幅も大きい会社だし、この時期は特にかなり迷走はしていた感がある。このタイトルもそんな徒花のひとつ、には数えられてしまうのだろう。

 それでもランスシリーズの完結で、ひとつの時代の区切りを作ったのは間違いない。
 最新作のドーナドーナは、また大分色合いの違うタイトルになりそうだが、さてこれが、令和のアリスの立ち位置にどう影響してくるだろうか?

 とりあえずヒロインが全体的に可愛い&ロリ寄りなのは私的にポイントは高い。
 そしてキラキラが飴川さんだし、菊千代が超好みなので、多分これは買うだろう。
 ゲームシステム的に、好みなのにエロがねぇぇぇ!という事もなさそうなのは救いだ。フィーネの悲劇は繰り返してはならない(大袈裟)。

 ともかく、作品としては愛憎半ばするものの、このOP曲の印象は非常に強い。
 これは久方ぶりに、リアルにかなりマイナー寄りだとも思うので、是非一聴あれ。



posted by クローバー at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする