2020年09月24日

なるほど奥深い

 青春フラジャイルの感想を更新。

 うーん、ちゃんと書く気力が戻ってきたのはいいのだが、書式と文体にまだ慣れず、時間が掛かり過ぎてしまう。
 あの程度の分量なら3時間くらいで片づけたいのだが、4時間かかってしまった。精進が必要である。

 その分内容として、触れたい事はきっちり書けたと思う。
 「フラジャイル」のありようと、「わるまほ」の立ち位置、その連環関係の中で捉えていくと、全体像としては中々面白い作品だ。

 ただそういう深みを味わう以前の段階で、キャラ性の特異さや、上っ面の超展開に嫌気が差すパターンはありそう。
 実際やっぱりというか、これもさほど評価されてないようだし、それはそれで納得できてしまうのも残念な話である。



 虚の少女REは、エンドリスト8まで埋まって、今は二周目の過去編あたりを進めているところ。
 改めてこの作品、本当に無駄なキャラがいない。ミステリーの不文律をきっちり守りつつも、それでいて意外性をきちんと担保しているのは流石の一言である。

 一周目のノーマルエンドだと、どうしてもまだ救いが足りない、という面は出てきてしまう。
 果たしてこれが二周目でどこまで緩和されるのか?
 そして一周目では踏み込まれなかった、冬子関連のあれこれはどこまで踏み込んでくるのか?楽しみは尽きない。

 二周目にしても、のっけから新しいOP投入で気合満点だし、この曲とムービー、かなり好きだ。
 そして、砂月にまつわる問題が解明されたからこそ見通せる、当時の実像と、どのタイミングでどちらだったのか?という謎の答え合わせが興味深い。

 実際のところ、どちらもそれぞれに窮屈な立場で、人の想いに触れる機会が少ないのはあったろう。
 だからどちらもが、あっさりと転んでしまうのは致し方ないとは思うし、その結果としての業が発動するのも必然とは言える。

 むしろ小夜がああいう、半ば猟奇的な妄執を保持しているキャラなのに、天子にまつわるあれこれでこんなやり方をして、問題が起きないと思っていたのだろうか?
 彼女が本来守りたいものは、最も近しい存在に踏み消されて、それでも陶酔の中にいるあの人が一番壊れているように感じる。

 ともあれ、過去から延々と連なる宿業の果てに、いかなる因果と結末を呼び起こすのか?
 ノーマルでの悲しみはある程度回避できるのか?

 少し足が出てしまうが、明日中にはクリアできるだろう。
 結末が楽しみであり、怖くもあり。本当に奥深い作品だ。


posted by クローバー at 18:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<感想>青春フラジャイル

 パープルソフトウェアは、消長の激しいエロゲ業界においては、充分に老舗と名乗っていいメーカーであろう。

 元々当たり外れの大きいメーカーでもある。
 古くは秋色恋華、明日の君と逢うために、などがスマッシュヒットしているものの、地雷のイメージも強い。(あるととか、プリミティブリンクとか)。

 特に明日君以降、ハピメア辺りまでは、色々内的にも外的にも迷走していた感はある。
 パヒメア以降は持ち直し、作品の質や進行管理など、比較的しっかりしたメーカー、という印象になるだろうか。
 個人的にも、アマツツミが死ぬほどツボに嵌った事もあり、最近は信頼して購入している。


 今回は、メインライターに鏡遊さんを据えてきた。
 オールドファンにとっては、明日君のメインライターとしてのノスタルジーの方が強い。
 が、同時に、未来ノスタルジアでのゴタゴタの当事者でもあるので、ハラハラもしてしまう。

 体験版は普通に面白かった。
 だが同時に、それこそ明日君の頃を彷彿とさせる独特の掛け合い構文、キャラ文法は、令和の時代に受け入れられるのか?という懸念も感じた。

 正にどう転ぶかわからない、「フラジャイル」なイメージを背景に重ね持つこのタイトル。
 果たして如何なる出来だったのか見ていくとしよう。


続きを読む、以下ネタバレあります
posted by クローバー at 08:50| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする