2020年09月29日

可愛過ぎだわよ!!

 殻の少女・虚の少女の簡易感想を更新。
 結局こんな形でお茶を濁す事にしました。忸怩たるものはあるけど、完全スルーよりはマシだと思いたい。

 内容としてもかなり軽めだけど、最終作に向けて押さえておきたい部分と、総合的なテーマの相対性はある程度触れられたと思います。
 とにかく作品としては奥深く、耽美で退廃的で、生々しい人間ドラマと上質のミステリーが同居した素晴らしいものです。
 だけに、拙い感想ではお目汚しなのですけど、ちょっとでも興味を持ってもらえれば幸いです。



 ハミダシクリエイティブは、華乃をクリアして、今は詩桜ルートの途中ですね。

 とりあえずタイトル通り、華乃が可愛過ぎて生きてるのが辛い……ってレベル。
 こういうオタクらしい頭でっかちさからくる寸止め感と、それでも安心感を抱え込んでの恋の拙い駆け引き、最高ですね。

 華乃は本当に難しい子だし、彼女の求めに十全に応えられる相手ってなかなかいないのは確かで。
 その点最初からスペック満たしてる主人公は、華乃限定でチート感はあるけど、それでも押せ押せになれないのは陰キャらしい形。

 でも自分の中でもやっとしてるのに、というのは正しいと思うし、実際になし崩しだったらどこかで破綻はあったかもしれないな、と。
 敢えてそれを前倒しにして、友達以上恋人未満のやきもき感をこれでもか!と堪能させつつ、上手く波乱の種を芽吹いていったシナリオ構成も見事でした。

 それこそ、極端に重い要素や背景がなくても、きちんとシナリオ性の感じられる話は紡げるんだよ、と。
 華乃の台詞でそういう恣意的な山谷を暗に皮肉りつつ、きちんと「恋愛」中心に最後まで走り切ったのも褒めていいと思います。



 何より、華乃の意識し始めてからの言動行動の全てが可愛過ぎましたからねー。
 相変わらず色々弱くて極端なところはあるけど、それでも好き、って気持ちを裏切らないような誠実さはしっかりお互いが持ち合わせていて。

 その上で、ちゃんとプロとしての矜持と、それがもたらす力を組み込んでのラストに繋げたのも、華乃自身の魅力を飾るのに大いに役立っていました。
 しかしそれにしてもエロ過ぎるねこの子。。。華乃部屋があるからいいけど、絶対いつか妃愛に見つかってテンパり切る未来像が見える(笑)。

 共通の♨会で語ったように、妃愛自身があくまでも家族としての特別、から踏み出さないように自分を戒めている、というのも、全体の調和に噛み合っていて。
 逆に言えば、自分のルートでそのベクトルをどうひっくり返すか、という難しさは残るけど、それでも誠心誠意応援して、助けてくれる妹が最強過ぎてマジ好き。

 あとこのルート、普通にアメリが素直可愛過ぎてねぇ。
 正直立ち絵で氏康ちゃんコスプレ見たかったよ!というか元の絵も出してよ!華乃との半脱ぎだけじゃモッタイナイじゃないわよ!
 リリリさんも最後に地味にオタバレ爆弾突っ込んできたし、やっぱり種だけ仕込んでFD作る気満々だねズルいやっ!


 詩桜ルートも、今のところ普通に楽しいですね。
 最初が最初だけにどうなるか、と思ったけど、周りとの関係性もステータスにしつつの、主人公に対する意識の変化の紡ぎ方が上手。

 主人公側も、その流れの中で色々認識を改める部分もあるし、元々好み、っていうのも強さはあるのだけど、上手く家族設定とも仄かに絡めてあるのが隠し味になってますね。
 イベント展開自体も、きちんと共通で彼女を選択して、その会話の派生から繋がっている内的要因だし、あとちゃんとどのルートでも、ヒロイン個々の問題は共通して起きるっぽいのよね。

 そういう統合性の部分がしっかりしてるのも、基本一人で書いているからこその恩恵だと感じます。
 とにかく全体の整合性に不安感がないから、流れの中で首を傾げる事なく、物語の面白さとヒロインの魅力に素直に浸れるのもこの作品の強さですね。
 ……まあその場合、華乃は誰に修正手伝ってもらったの?って話にはなるけれど。アメリかな?

 ともかく、契機があって距離は縮まって、けど文化祭絡みのあれこれで煮え切らない距離感が見え隠れして。
 その部分の真意と、彼女の仕事に対する想いなどが今後のキーになりそうですし、妹も相変らず頼もし過ぎるから、凄く先が楽しみです。



 まいてつが無事にマスターアップしましたね。
 10月はこれとアインシュタインがダブル本命で、あと箸休めにぐーたらいふで飴ちゃんボイスを楽しむ予定。
 雰囲気的にアインシュタインも延期なく出してくれそうだし、まずは9月新作のスケジュールを崩さず、サクサク進めていかないとですな。


posted by クローバー at 16:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<簡易感想> 殻の少女・虚の少女(共に新装版)

 今回の感想は懺悔から始めないといけません。

 そもそも私、Innocent Greyの作品って、気になっていたけど中々手が出せなかったのですよね。
 今回取り上げる二作品は、初出が2008年と2013年ですが、その辺りは本当に、手当たり次第にエロゲばっかりやってました。

 でも逆に、手を広げ過ぎて購入量がとんでもなくなっていて、同時にやっぱり、基本的に趣味が萌えゲーには偏っていたのですよね。
 だからそれとは完全に作風が違うイノグレには、興味がなくはなかったけど、手を伸ばす余裕がなかったのが正直なところです。

 それに、本文でも書きますけど、殻の少女自体が、ある程度カルダグラの続きものでもあります。
 その情報は知っていたので、余計に手を出すハードルが高かった、というのもありますね。

 結局イノグレの筆降ろしは、筆の使いどころがない(笑)全年齢のFlowersシリーズからでした。
 それも2017年の話で、春〜秋まで一気プレイして、冬だけ新作で購入した形ですね。
 そういう背景なので、まずイノグレについて、熱く深く語れるほどのバックボーンがない、というのはあるのです。



 その上で、天の少女発売を前提に、殻と虚のリメイク版が発売されるというので、それは買おう、とはなりました。
 が、去年殻の少女プレイしたのに、旧作だから、という理由で感想スルーという暴挙に出てしまったのです。

 本当に去年から今年の前半にかけての私はやる気レスでした。虚無でした。クズでした。
 まあ今も別に、際立って以前ほどの情熱が戻ってきたわけでもないですが、それでも最低限やるべき事はやっとけ、と後悔しております。

 今回の虚の少女も、作品のレベルからすれば、しっかり内容を吟味した感想を書いて然るべきではあります。
 でも前作と完全な続きもので、その前作をスルーしたまま、これだけガッツリ書くのも、それはそれで難しいのですよね。

 なので物凄く中途半端な処置にはなりますが、今回は殻と虚の<カラ>シリーズふたつまとめて、サクッとした感想で折り合いをつけます。
 特に殻の方は、朧な記憶を引っ張り出しながらになるので、雑にはなってしまうでしょうが、自分の気持ちに区切りはつけたいのでご容赦あれ。


続きを読む、以下ネタバレあります
posted by クローバー at 07:02| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする