2020年10月02日

めんどくさいオタクなので

 ハミダシクリエイティブは、妃愛をクリアしてコンプリートです。
 うーん、面白かった!し、妃愛抜群に可愛かった!めでたしめでたし!で済ませられれば、なんだけども……。

 いや、勿論悪くなかったです。

 他のルートで絶対無敵の庇護者で、主人公の支えでも誇りでもある妃愛の在り方では、流石にそのままヒロインとはなり得なくて。
 だからこそのトラブルと、普通の状況だったら絶対に見せない弱みから、想いの形が変化していく、それは常道でしょう。

 その上で、本来だったら墓まで持っていくつもりの引け目を、後ろめたさを、きっちりと流れの中で組み込んできたのも見事で。
 詩桜が指摘したように、それは文化祭の舞台でだからこそ成り立つ贖罪で、他のルートでもこの舞台に拘ってきた、総合的な意味にも通じるものがありました。

 実際、体験版やった時から、「ぜんぜん大丈夫じゃなかった」って台詞はなんか違和感あったんですよね。
 なるほどその言い回しにそんな意味が、という点だけでも、充分過ぎる破壊力でしたし、すごく面白かったんです。



 ただね、どうしてもこのルート、その流れに持ち込む導入展開が引っ掛かっちゃって。

 これまでのルートでも、ヒロインそれぞれにその仕事関連でのトラブルがあって、それを契機に、という恣意性はありました。

 でもそれは、選択肢からの流れで、きちんとそうなった時に主人公に助けを求めたい、とヒロイン側に思わせる蓄積が出来ていて。
 加えて、そのトラブル自体は他ルートの時でも起きている、けれどなんとか自力、もしくは別の誰かの力を借りて解決したよ、って気配は、話の流れでにおわせていたんです。

 つまり、トラブルがあるのは共通した流れで、けどそれが主人公との仲を一気に縮める決定的要因になったかどうかが違う、という事です。
 ここまでは、そういう全体像の筋道にほぼ違和感を感じなかったので、ある意味そういうのきちんとやってくれる人だ、って安心してたんですよね。

 ……だけに、やっぱりこのルートの誤爆は引っ掛かってしまうと。
 これも、因果としては勿論わかります。壁打ちの頻度と熱度が、誤操作の可能性を増やす、まあ風が吹けば理論ではあるのでしょう。

 それに実際、これだけの事件が早々に起きてしまえば、主人公が他のヒロインにかまけて、なんて絶対に出来ないのも確かです。
 だからこそ、他ルートでは無敵ひよりんでなければならなかったのもわかります。

 でもなー、だったらせめて、もう少しでも明確に、選択肢の流れの中で、その差異性をきっちり腑分けして欲しかった。
 勿論、海合宿での、一生一緒にいてくれや選択が、その流れのとどめだったのは理解できます。

 だけど、個別に入って、そういう意識の萌芽になったのは、母み感じたイベントだと口にしていて。
 あのイベントは普通に選択肢関係なく、共通の流れで出てくるものだったので、それならそこもしっかり個別展開に切り分けて欲しかったな、と。

 因果として、きっかけと称されたものが常に普遍展開であると、より誤爆への流れの必然性が曖昧に感じちゃうんですよね。
 最初の選択で「そうでもない」ってすれば、ちゃんと自撮りが送られてこない、なんてフラグ管理まで完璧なだけに、余計に……ってなってしまうのです。

 正直こんなの、私が神経質すぎるだけだとは思ってます。
 でもねー、気になっちゃったらダメなの。私、めんどくさいロジカルオタクなのわよ!

 実際、その取っ掛かりで、あれ?って違和感を引きずったままプレイしていた分だけ、他ルートほどのめり込めなかった憾みはあるのです。
 なまじそれ以外の論理展開はきちんとしてるし、話としても面白く、ひよりんの可愛さも格別だっただけに、んんんなんか損したーーー!って気になってしまったわけです。

 贅沢な話なのはわかってますけどね。
 この作品よりロジックが曖昧なものは一山いくらでありますし、ひよりんが強キャラである以上、それを打ち崩す試練が軽く荒れないのも仕方ない。

 けど、そこまでが完璧に近かっただけに、期待値も上がってしまって、相対的にんんん?となってしまうのも人の性。これもまた仕方ない。
 結果として、終わりよければ、と言い切れない着地になってしまったのが本当に悲しみではありますが、まあそれを差し引いても良作でした。

 感想は来週、遅くとも週中までにはなんとかします。
 今日の違和感も、ひょっとすると私の解釈違いかも?とも思うので、サラっとひよりんルートリプレイくらいはするかも。

 明日からは軌跡に行くか迷ったけど、さくレットだけは先にプレイします。
 どうせ週末で、まともにゲームしている時間もあまりないしね。。。


posted by クローバー at 16:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする