2009年09月18日

真剣で私に恋しなさい!!

 とりあえず様子見してたんだけど、評判が抜群にいいのでじゃあやってみようかな、って。。。

シナリオ(25/30)

 偉大なるモラトリアム。

 彼らはいつも七人だった―――。
 キャップ、大和、モロ、ガクト、百代、一子、京、幼い頃に仲間となった彼ら七人は、年を経てもうすぐ社会へ巣立つという年齢になっても変わらず仲良しでした。ついた渾名が風間ファミリー、一人一人に欠点はあれども、七人揃えば無敵と称された彼らは、長い間その閉鎖性を保ちつつ蜜月を育んできました。
 ですが、ドイツから来た留学生のクリスをキャップが見初め、仲間に加えたいと言い出したことがきっかけで、クリスに加えて主人公たちと同じ寮に住む下級生の由紀江(通称まゆっち)が風間ファミリーの仲間入りをすることになり、都合9人もの大集団となります。
 元々、川神院の跡継ぎで人類最強の百代、同じく川神院の養女で努力の申し子である一子、高名な弓使いの跡継ぎである京と、武術を嗜む女子ばかりだったところに、軍人の娘でレイピアの達人であるクリス、剣聖と呼ばれる父親を持つまゆっちが加入し、よりその力を増した風間ファミリー。
 それに加えて天性のネアカでカリスマ性抜群のキャップ、女子達には劣るものの筋力では最強のガクト、戦いは出来ないものの裏方的な仕事は得意のモロ、そして主人公である直江大和は、この一筋縄ではいかない集団をまとめる軍師的な立ち位置として、一癖どころか九癖くらいある集団を上手く纏めていました。
 常にドタバタとしていながらどこか暖かい、そんないつまでも変わらないような時間、しかし新しい二人を加えたことから始まって、どうしようもなく少しずつ変化は押し寄せてくるもの。残り少ないモラトリアムの中で、これからの自分の進む道をそれぞれが模索していくとき、果たして主人公は自らの立ち位置をどこに定めるのか―――、これはそんな、愛と友情と成長の物語です。

 大まかなあらすじはこんなものでしょうか。基本的に何か重大な核となる事件が起こって、的なストーリーではないので、正直あらすじは書きにくいんですけどね〜。
 概ねは、風間ファミリーが巻き起こす、賑やかでちょっと暴力的で突飛もない日常を追いかけているだけなんですが、キャラクターの造詣が素晴らしいからこれが実に面白い。バックボーンとなる学園の性質も、武術の総本山である川神院が主催する学園であるため何かと武力的な解決に重きを置いている部分があり、それ故に日々巻き起こる抗争、特に特進クラスでエリート揃いの2−Sと、主人公たちのいる問題児クラスの2−Fの抗争は非常にスリリングで、武力だけでなく知力も振り絞っての総力戦になるので読み進めている手が止まらなくなります。
 シナリオの構成は、かなり長めのプロローグが合って、そのあとすぐにヒロイン分岐の選択がいくつかあり、好感度バロメータを一定以上消費するとそのキャラのルートに入れるという流れ。いくつか特殊な条件があるけれどまあそれは割愛、大体普通のADVだと思っていればいいかなと。分岐が早い分個別ルートの長さは相当で、かつヒロイン五人だけでなく男キャラやサブキャラ、そして全員クリアすると出現するラストシナリオまであり、ボリューム的には申し分ないと思います。

 シナリオのテーマは大きく括ってしまえば愛、ということになるのでしょうかね。主人公の名前からして直江、ですし(笑)。
 もっとも、愛と一言で括ってしまうのはちょっと乱暴で、この作品に込められているのは様々な形の愛、例えば仲間への愛であったり、家族愛であったり、もちろん恋愛であったり、果ては郷土愛、更には愛国心というところまで意識は向いており、それらの愛を貫くために時には武力行使も辞さないと言う姿勢は、ある意味社会の縮図的な意味合いが込められています。
 まあ共通ルートから個別序盤にかけては、そういう様々な形の愛が混在してシナリオに盛り込まれているので、一見してみるとテーマ性として上滑りしている感じもないではないですが、個別のシナリオが進むにつれて、そのキャラ特有の愛の部分が突出してくるという印象で、まあシナリオによっては行き過ぎじゃないかと思う部分もありますが、基本的にはきちんとキャラの性質を生かしたシナリオになっているなと。
 なので、基本的に自分の生き方に迷いのないクリスや百代シナリオは、全体的にそういうイデオロギー的要素が薄く、キャラ中心のシナリオになっているのに対し、成長志向の強いワン子やまゆっちのシナリオにはそういう部分が強く出ている感じですね。京シナリオに関してはまた若干方向性が違うので後述と言うことで。
 
 んで、各々のシナリオの好みで言えば、これはもうワン子シナリオがダントツで好きですし、出来としても群を抜いていると思います。基本的にはいわゆるスポ根的な話ですが、単純に努力すれば全て報われる、的な内容でなく、もう一段高いところに視点を置いているのがこのシナリオの特徴。他のシナリオがかなり奇想天外な形でバトルモードに入ることが多い中、このシナリオは戦うことにきちんと意味づけがされているし、必要な部分で必要なキャラが輝いているから全くだれることがないですね。
 おそらく、ヒロインの中ではワン子は才能的にも実際の武力でも最弱であるのでしょうが、それでもがむしゃらに自分の夢に立ち向かう姿は素直に尊敬に値しますし、その上でなお、努力だけではどうにも出来ない領域と、どうにか出来る領域というもののコントラストを上手く組み込んでいるので、個人的にはすごく共感できるシナリオでした。まあ合わない人にはとことん合わないのかもしれませんがね。
 ワン子は他のシナリオでも、自分に出来る限りのことを全力でやる、その姿勢は絶対に揺るぎませんし、だからこそ普段の天真爛漫さが余計に眩しいんですよね。まさしくマスコットという評価にぴったりのキャラです。
 まゆっちシナリオはまあ、途中から方向性がおかしなことになってまして、まゆっちの目指していたものはそれでいいの?的な印象がないではないですが、エンターテイメントとしてKOGは確かに面白かったですし、そういう過程の中で少しずつ主人公にべったりになっていくまゆっちの可愛らしさは尋常ではないので、まあこれはこれで、ってところですね。
 まゆっちは、武力では百代に次いでNO,2、その上ヒロインの中で唯一まともに家事が出来たり、強気な性格のヒロインが多い中で一人すごく謙虚だったりと色々目立つ部分はあるのですが、ファミリー内での影響力というものがあまり強くないが故に、他ヒロインのルートでも地味(だけどめっちゃ重要)な立ち位置におかれることが多いのが勿体無かったですね。
 クリスシナリオはもうごく普通に身分違いの恋の一言で括れるシナリオ。もちろんこのファミリーらしさはたっぷり出ている、けれん味のあるシナリオではありますが、単純にシナリオとしては一番落ちるかな〜と。無論その分、クリスというキャラの魅力はこれでもかってくらいに発揮されるシナリオなので帳尻は合ってますがね。
 クリスは確かに空気読めなかったり、お嬢様らしい甘えん坊な部分も目に付くけど、ファミリーのみんなに影響を受けて少しずつでも成長していこうと努力する姿勢は好感が持てますし、逆にクリスがファミリーに与えた影響というものは決して小さくないので、ある意味変化の代名詞的な立ち位置なのかなと思ってたりします。京シナリオでの啖呵なんかは、あれはクリスが言うからこその台詞でしたからね〜。
 あと、作品の性質上どうしても個人の武力にスポットが当たる部分が多いけど、クリスの最大の魅力は川神戦役で見られるような統率力だというのは間違いないですね。こう、歴史的に名将と呼ばれる人たちの性質は大体二つに分類されますけど、そのうちの一つにこれ以上なくぴたりと当てはまるキャラで、そのへんは意識して作ったのかな〜と感じます。
 百代シナリオは、唯一といってもいいくらい、主人公が自分の知略を自分自身のためだけに全力で発揮しているシナリオと言えるでしょう。まあ一度ふられるまでは織り込み済みで、そこでグジグジせずにすぐに前向きになれる主人公だからこそシナリオが締まっているという印象ですね。終盤までの展開はそんなに面白味はないですが、ラストの川神戦役の面白さだけは抜群です。
 上でもチラッと書いたように、百代自身は自分の生き方に疑問を持っていないながら、傍から見るとそれはすごく危ういものに見えてしまうために、どこかでブレーキが必要なのは必然であり、それを主人公自身の手で(間接的ではあれど)成し遂げた、という部分に価値のあるシナリオですね。力では及ばなくとも、悪い部分をきちんと悪いと理解させてあげるために努力する、そういう形の愛の示し方なわけです。
 百代自身は、どのシナリオにおいても唯我独尊ながらどことなく燻っている印象は強く、存在感は抜群ながら実際のところそこまで目立った活躍をするわけではないんですよね。ただ、そこにいるだけでいいという安心感は、キャップと並んでファミリーを纏め上げる原動力になっているのは間違いのないところ。だからこそ、これだけ奔放な人が葛藤し苦悶する姿とのコントラストが生きているワン子シナリオが輝いているとも言えますかね。

 んで、後回しになった京シナリオですが、他のシナリオが形はどうあれ仲間の絆は永遠だ、というノリで終わっているのに対し、どことなく終わりの始まりをイメージさせるシナリオになっています。もっと言えば、イデオロギー的にラストシナリオに直結する内容であると言えますかね。
 京がファミリーに加入したきっかけが、主人公が虐めにあっていた京を身を呈して助けた、という部分から発しているせいもあり、ゲームの最初から主人公に対する好感度が振り切れているキャラ。いや、ゲーム始まって20クリック
もしないうちに告白されるってどんだけ斬新やねん、と。同じような展開、カノギくらいしか記憶にないぞ。。。
 まあともかく、だから京との関係は主人公の心持ひとつですぐに変化するため、そこまでの過程にはさほど面白味はないんですが、長年想い続けていた恋心が実ったことで、ただでさえ危うかった京の心のバランスが崩れてしまってからがこのシナリオの真骨頂。とはいえ、個人的にこういうシナリオはあんまり好きじゃないんですけどね〜。
 結局、全面的に依存するということは自分を捨てることに他ならないわけで、その意味では京の主張はあまりにも無茶なんだけど、それをまだ必要としている人がいるのもひとつの事実で、それゆえの対立が元々のファミリー内ではその思想的立場でくっきり割れたのに対し、新参の二人がそれぞれ自分の思想的立ち位置からは逆に立場についたというのがこのシナリオの印象深いところ。どんなに現状を守ろうとしても、新しい風はどうしたって変化を運んできてしまう、そんなイメージが喚起される部分ですね。
 まあ京個人としては、魅力的な部分もあることは認めますがやっぱりそこまで好きにはなれなかったかなあと。言い方は悪いけど、ファミリーというもののあり方を一人だけ完全に履き違えていた(まあモロにもそのきらいはあるけど)、というより時の流れによってどうしようもなく訪れる変化を認めようとせず、それを周りにまで押し付けようとしたのは本気で大失策だと思うわけで、そもそも心技体の充足が大切な弓兵としてその弱さはどうなのと思ってしまいます。
 逆に言えば、京の成長があれば、ファミリーは円満にそれぞれの道へと進む努力を実らせられるわけで、そういう意味で終わりの始まり、と捉えています。

 んでラストシナリオ、これは今までのシナリオとは一線を画した、完全なる光と影の対比がメインとなるシナリオですね。
 結局のところ、この作品は勧善懲悪の物語ではあるんですよ。ただここまでのシナリオだと、悪の定義が単なる対立のレベルで留まっていたので目立たなかったけど、最後に明確な悪役を設定することでそれをはっきり浮き彫りにさせたと言えます。
 とはいえ、相手方が相手ですし、全体的にシナリオにどこか重苦しさがあるのは確かですね。他シナリオでの重要な戦闘が全部日中に行われていたのと対照的です。一つ言えることは、勧善懲悪であっても主人公側に決して完璧にめでたしめでたし、という終わり方をしているのではなく、どんなに頑張ってもどうにも出来ないことはある、という事実はつきつけつつ、それすらも前に進む活力として生かす、ファミリーとして成長した姿をラストに見せたいがためのシナリオであった、ということですかね。
 これは、形としてはワン子シナリオで、個人レベルには留まるものの同じモチーフが組み込まれているわけで、それをファミリー全体の問題として拡大したわけですが、後味の悪さを考えると個人的にはいっそうワン子シナリオの素晴らしさを引き立てているなあと感じてしまう次第。

 まあそんな感じで、キャラの魅力と勢いで誤魔化されているものの、個人的には結構気に入らない部分は多いシナリオではあります。それでも単純に面白い、エンターテイメント性が高いと言う意味ではこれに匹敵する作品はそうそうないでしょうし、ワン子シナリオだけは楽々優レベルの水準にあるので、その辺を加味しての点数になりますかね。

キャラ(20/20)

 メインヒロインに関してはある程度シナリオ欄にも書き込んでしまったのでサラッと。
 個人的にワン子、クリス、まゆっちの三人はかなりの高水準で甲乙つけがたいですが、最終的にはシナリオ補正アリでやっぱりワン子が一番好きかな〜。あの健気さは本気で泣けてきます。クリスの可愛らしさや、まゆっちの優しさもすごく好きなんですけどね〜。ヒロイン補正としては明らかにこの二人のほうが上なんだけど、まああのシナリオ見せられちゃね。
 百代はキャラとしては好きだけど、ヒロインとして見るのは難しくないかい?って感じ。京は色々な意味で重い、重すぎるよ。。。

 んで、サブキャラの中で私が気に入った心と伊予に限ってルートがないとかどんだけ〜。。。
 心は確かに選民的な思想は腹立つことも多いけど、本人的にはきっと邪気はあまりなさそうなのがポイントですよね。それに基本的に負け犬キャラですし、涙目の表情があまりに可愛すぎるのが困るところ。
 伊予もあの女の子っぽいところがこの作品では成分不足だけにより魅力的にうつると言うか。

 男キャラだとやっぱりゲンさんだよなあ。ここまで清々しい男のツンデレは見たことがないぞ。。。しかもやるときはやる男だし、一途なところもいいですね〜。
 あと何気に大好きなのがハゲ。。。あれはいいキャラだ、最後だけちょっと株下げたけど。百代ルートでの魍魎の宴が、実はこの作品で一番笑ったところだったりするしね。ロリコンは正義です(落ち着け)。
 
CG(17/20)

 武士娘らしい、骨太な印象がある力強い絵柄ですね。個人的にそこまで好みの絵柄ではないんですが、この作品にはぴったり合っていると思います。
 立ち絵はバリエーションもそこそこあるし、それぞれキャラの魅力が良く出た表情が多いので、見ていて楽しいですね。一番のお気に入りはワン子のデフォルメ半泣き顔かな〜、なんかちょっぴりいじけた喋りとあの顔のマッチングが完璧すぎて、もう愛らしさも一入といったところ。
 あとはワン子だと撫でられてご満悦の表情とかちょっと上目遣いの笑顔とか。あとはまゆっちの上目遣いとか、クリスの反省顔とか、心の目を丸くしての泣き顔あたりが好きですね。あ、準の般若顔忘れてた、あれは最高だ。。。

 一枚絵は、やや雑な印象もあるもののまあ雰囲気のある絵ですよね。ワン子とか絵によってはかなり年齢にばらつきがあるように見えてしまうのがちょっと残念なところ。
 一番のお気に入りは、まゆっちの中段構え。あの絵のまゆっちの凛々しさは異常だし、あの絵が出てくる場面は大抵緊迫しているので、BGM効果含めてすごく印象が強いです。
 その他で好きなのは、四天王空中大決戦(主にまゆっち)、京の弓構え、クリスのビンタ、ドア越しに嗚咽する京、剣を構えるクリス、反省するクリス、蛍に感激するクリス、クリスのフェラ、まゆっちと伊予の抱擁、冬馬と準に挟まれて幸せそうな小雪あたりですね。

BGM(19/20)

 質・量ともに素晴らしい出来。
 ボーカル曲は4曲。
 OPの『愛で斬るなら痛くなーい!』は、ややネタ的なイメージが強いものの、シンプルで勢いのある曲ですね。
 挿入歌の『武士』は抜群にかっこいい曲ですね〜。流れる場面も大抵が盛り上がり最高調なときばかりですし、武士なら全てはその拳で語るのみ、と言わんばかりの力強さがなんとも言えません。
 通常EDの『茜空〜それが僕らの世界だった〜』は神曲。出だしはすごく落ち着いたバラードだけど、Bメロからサビへの繋がり方、そしてサビの力強さが神かがっています。それでいながら、落日を印象付けるどうしようもない別れと、けれどもみんなの心に残る思い出の大きさをこれでもかといわんばかりに印象付けてくる素晴らしい曲。間違いなく今年のベスト3に入ってくるかと。
 グランドEDの『冬花火』も相当にいい曲ですね。テーマ性が風間ファミリーから離れているのは賛否両論かもしれませんが、勧善懲悪的観点からすれば、やったことはともかく心情的にあの世界に悪人はいない、ってことになりますから、彼らにも幸せが訪れるための序曲として、これまた切ない響きがあります。

 BGMもかなり水準が高く、選定に苦労するくらい。
 抜群に好きなのは『出陣する武士娘』と『剣の舞い』ですかね。前者は正にこれから戦いだ〜、ってイメージがビンビン伝わってきて、それでいながらすごく清涼感のあるところが好き。後者はまゆっちテーマソングのアップテンポバージョンだけど、この立ち向かうっ、て感じの、今まで隠していた牙を剥くときの研ぎ澄まされたイメージとしっくり噛み合っていますね。上でも書いたけど、この曲が流れるときのCGがまたかっこいいんですよね〜。正に三位一体、ですね。
 その他では、『夢の終わり』『女は哀』『騎士道娘』『直江大和』『さだめの戦』『君のヒーローになるために』『冬花火・大輪』『勇往邁進』あたりが好きです。

システム(10/10)

 演出はかなり高水準。
 キャラの動きが画一的ではなく、すごく柔軟にくるくると動くのがとっても見ていて楽しいですし、背景効果やSEも上手く連動しているので、通常立ち絵のシーンなのにかなり躍動感があります。バトルエフェクトがやや単調なきらいはありますが、まあ特に文句のつかない水準だと思います。OPムービーも必殺のフルアニメーション、それでいて一枚絵と連動した構図が多々あるのはなかなかいいですね〜。

 システムは驚きの戯画システム搭載。マテリアルブック読んで初めて知ったけど、系列会社なんですね。
 というわけで、こっちは完璧。もう戯画システムだから、だけで説明がつくでしょこれは。。。

総合(91/100)

 総プレイ時間、30時間弱かな。
 いや、なんとなくで敬遠していて済みませんでした。抜群に面白かったです。
 何がすごいって、この作品はエンターテイメントとしての総合力がすごいと思う。シナリオ・キャラ・音楽・声・演出・絵・エロと全ての面において、出来る限りユーザーを楽しませようという姿勢に溢れており、そのために今現在考えうる中で最高レベルを揃えようという発想がまず普通ではできないですよね。
 個人的には、シナリオ評価において笑いよりは感動、あとはテーマの一貫性と物語の完成度を上に見てしまうので、その分で幾ばくか損していますが、それでいても楽々Sクラス、お見逸れしましたとしか言えないですね。
 とはいえ、だからこの人の過去作もやってみよう、という気にはならないのが不思議なところではありますが。。。まあ評判を聞く限りではきみあるはイマイチみたいだし、つよきすは惹かれないんだよなあ、どうしても。まあある意味ではこの作品はライターの集大成クラスの出来であっただろうし、いいとこ取りできて良かったかな〜って感じですね。
posted by クローバー at 08:43| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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