2010年01月27日

車輪の国、向日葵の少女

 体験版で泣いたのは後にも先にもこれだけだなあ。


シナリオ(29/30)

 とにかく圧倒的な質量。


 これはとある大国の話―――。
 この国では、かつて起こった大戦の勝利の結果として、世界各国の移民を多数受け入れる世界有数の大国家となり、それに付随しての社会不安も相応のものがありました。故にこの国は、刑法を細分化・厳密化し、極刑〜人に存在を認められない義務〜を筆頭にして、犯した罪に相応の教育刑を持って罪人を教導するシステムが取られていました。例えば、人を殺せば子供を持てなくなる義務を背負う、というように、してはならないことに対しての越権を国家が全て管理するという弾圧的な政策で、その抑止力が多民族国家となったこの国には必要なものと理解されてきました。
 そして、その刑法の担い手となるのが、特別高等人と呼ばれる、非常に難易度の高い国家試験を潜り抜けてきたエリート達になります。特別高等人は、罪を犯して義務を背負った人たちの基本的人権さえも逸脱したところで更正させるための教導を行う権利が与えられ、その過程での対象者の殺害さえも法的に認められていました。
 無論、そんな絶対的な権力を持つ人間を簡単に選定するわけではなく、徹底した人格改造や思想弾圧、そしてあらゆる危機に対処できる能力と胆力を養成した上で初めて選ばれる狭き門であり、一年に10人も合格すれば多いほうと言われています。義務を背負った人々の数が増えていくのに対して、特別高等人の数が追いつかないという問題も深刻化してきており、噂では国政の改革、民主制から立憲君主制への逆行も囁かれている、そんな時代なのでした。

 七年前、そんなこの国で、かつてない規模の内乱事件が発生しました。
 内乱の首謀者は樋口三郎、かつて特別高等人の地位にありながら国是に反発して退官し、故郷の町でじっくりと内乱の準備を整えていたのでした。彼の引き起こした内乱はやがて全国規模に飛び火し、終結まで一年に及ぶ大規模な戦争へと発展し、一時は大統領官邸付近まで反乱軍が迫ることもあったものの、やがて国家の圧倒的な物量に屈してしまいます。
 父親の三郎が乱を主導し、姉の凛々子もそれに加担した結果、一人で故郷の町に残されることになった幼い日の主人公は、内乱の行く末に怯えながらも、夏咲やさち、磯野という得難い友人たちに囲まれてまずまず平和な日々を送っていました。
 しかし内乱末期になると、三郎の故郷であるこの町は反乱の温床であるという政治判断から、徹底した蹂躙作戦が繰り広げられ、住人達は矢も盾もなく山間の洞窟にまで追い詰められていきます。その中で、もし自分が捕まったら、連座制で極刑が適応されると知った主人公は、やがて仲間とはぐれてしまったときに蛮勇を奮って彼らの元に戻ることが出来ず、一人で我武者羅に逃げ出してしまいます。
 一人逃げ出して彷徨っていた主人公は、父親の友人であり、そして内乱を終結させるために父親を射殺した張本人である法月将臣に拾われ、戸籍を偽って特別高等人になるプログラムを受けさせられます。その、死よりも辛いプログラムは七年に渡って続き、その努力の結果として主人公は特別高等人の最終試験を受けるところまで辿り着いたのでした。

 そして今―――。
 特別高等人の最終試験会場に選ばれたのは、奇しくも七年前に主人公が逃げ出した故郷の町。そしてこの町で行われる試験は、三人の少女の義務を解消すること。

 一日が12時間になる義務を背負った少女、さち。
 親の命令には服従する義務を背負った少女、灯花。
 異性との恋愛を禁止する義務を背負った少女、夏咲。

 面貌も性格も何もかも変わってしまった主人公が、かつて逃げ出した町で、主人公の過去を知る少女や知らない少女たちの義務と向き合っていくことで、少しずつ過去の自分を取り戻していく―――、そして、その先にあるものは―――、というお話です。


 あらすじだけで長くなりましたが、この作品は設定をしっかり把握することが一つの大きなトリックの種にも繋がっているし、世界観の厚みを感じるにもそこの理解は不可欠かなあという観点から、自分なりに改めてまとめてみました。
 もっとも、あくまでシナリオの設定上都合のいい部分を切り張りした刑法論ではあるので、細かい部分を見れば粗も多いんですけどね。例えば夏咲の恋愛できない義務、それは色仕掛けを使っての詐欺の刑に対する義務になるわけですが、恋愛できないが解消されない限り必然的に子供も持てないわけで、これは殺人の義務に相当する刑のはずなのに、結果として同等の義務を背負うことになってしまっている、とかね。
 まあそういう、重箱の隅をつつくような難癖ならいくらでもつけられる設定ではありますが、大切なのは罪そのものでなく、それに向き合って解消しようと努力する形にあるというスタンスの作品なので、深くは考えすぎないことをお勧めします。

 シナリオは全5章となっていて、1章は導入、2章ではさち、3章では灯花、4章では夏咲の話がメインとなります。大きな流れとして主人公の特別高等人の試験であるという形式から、その監督官である法月からの無形の問いに苦心しながらも三人の義務の解消のために努力する主人公と、その主人公との触れ合いがきっかけとなって自らの義務の意味を改めて考え、向き合い、嫌悪し、絶望し、その中からやがて進むべき道を見出していくヒロインの姿が生々しくも神々しく描き出された、上質のヒューマンドラマとなっています。
 まずこの作品は、テキストの迫力が尋常ではないですね。あくまで試験という部分から、一刻も早く明確な結果を出すことを無言の威圧によって求められる主人公ですが、ヒロイン達が危機感を覚えるのはあくまで主人公の境遇ではなく、自らの境遇に望まない変化が起きる時点なので、そういった緊張感の差異が各シナリオの序盤では不協和音となり、読み手にまでその圧力を感じさせます。
 その過程で人の弱さというものが抉り出されるように押し寄せてきて、まあ正直イライラさせられる部分も多いんですが、そう感じた分だけ後半のカタルシスには素晴らしいものがあります。そういう、読み手を感情に引きずり込む粘着力と、それを心に押し込む質量を兼ね備えた秀逸なテキストだと感じますね。
 
 んで三人のシナリオの中では、飛びぬけてさちシナリオが好きです。
 ある意味、唯一自業自得ともいえる過程で義務を背負ったさちだけに、立ち直りを見せるまでの駄目っぷりはなかなかのものがありますが、主人公以上に厳格な教導者となるまなの存在が圧倒的で、普通こんな子供いるわけないって難癖つけようと思っても、その圧倒的な存在感にいつも惹き込まれてしまうんですよね。
 結果的に見れば、まなの強さは子供だからこそ、でもあるんでしょうけどね。
 難民で幼い頃に施設から追われ、そのままでは行き倒れるしかなかった自分を救ってくれたさちだからこそ、さちが自分にしてくれたのと等価の恩返しをしなければならない、という純粋な気持ちがまずあって、そのために必要なことならなんでもするという覚悟が二人で過ごした年月とともに積み重なった、ということだと思っているんですが、こういう殺伐とした世界観だからこそ、この無償の愛がより輝いて見えるのかもしれませんね。

 灯花シナリオも上質ではあるけど、基本的にトラウマ系の話になるし、最後の最後まですっきりとした解決の方策が見えないというのもあって、とにかくやきもきさせられるシナリオですね。優しさと優柔不断は紙一重で、しかもいざという場面においては本来持ちえた優しさを損なってしまうのが人の弱さだけに、圧倒的に弱いと思えた灯花が最後の最後で見せた、優しさを貫き通すという強さはすごく印象的ではありますけれども、そこまでの過程での方法論には(特に主人公の行動理念的な意味合いで)いささか納得できない部分はあります。
 もっとも、そこは唯一主人公が昔馴染みでない少女、という設定が反映する部分なのかもしれませんね。踏み込むべき部分で踏み込めないというのは、さちとの物語で主人公が感化を受けた部分、人の矜持と普通の人間の歩みの遅さ、を考慮している可能性に加えて、見知った相手でさえあれだけの崇高な強さを見せられてひれ伏したのに、とっかかりを見出せない相手に対して不用意に手を出すことへの畏怖があったのかもと感じます。それすらも見越してのこの順番だとしたら、ホント法月のとっつぁんは凄まじい限りですが。。。

 夏咲シナリオは、最初に見せられる過去とのギャップの痛々しさがずっと付きまとうシナリオですね。背負わされた義務は理不尽なものであるとはいえ、形式として一度成り立ってしまった以上、解消する手続きには相応の説得性が必要という論旨は確かに成り立つものの、そもそも恋愛できない義務、という字面に含まれる多様性の解釈があまりに重々しく感じます。
 確かに恋愛をしないためには、まず人を好きにならないという前提はもっとも有効な抑止力であると言えますが、好きになる=恋愛関係に結びつくというわけではない以上、気持ちの問題にまで踏み込んで矯正しろというのは明らかに解釈の濫用のように思えます。というか、詐欺程度で(しかも冤罪だし)これだけの罪を背負う理由がまずないと思っちゃいますよね。そういう、三人の中でも一番社会の理不尽性を感じる義務だからこそ最後に回されたシナリオなんでしょうけど。
 このシナリオにおいては明らかに主人公が感情的になってしまっている部分が大きいので、そういうシステムの矛盾性を突いた解決に進んでいかないのはちょっと物足りないところですが、それでも最後の夏咲の笑顔一つで全て救われたような気分になってしまうのは都合が良すぎるでしょうかね。ちょうど七年前と鏡写しの関係である二人が、ようやく気持ちを通わせた、ただそれだけで、人と社会の全てから裏切られた夏咲の絶望が強さに打ち消されていく、そんな純粋な在り方を眩しいと思えるかどうかがこのシナリオの真価だと思います。

 結局このシナリオで伝わってくるメッセージは単純といえば単純で、世界の見え方は気の持ちよう一つ、っていうところなんですね。4章で夏咲が抽象的に語っているのを、5章ではもう少し明確に語られていますが、とにかく生きるということは、自分の目指すべきもの、守るべきものを明確に意識して、それを手放さないように努力することだという話であり、無論その強さは時に理不尽な社会の仕打ちによって手折られてしまうかもしれないけれど、どれだけ社会が人の思想にまで弾圧を持ち込もうとしても、そこだけは他人の誰もが入り込めない絶対的な聖域である、故にその聖域に誰かの想いを重ねることで、いくらでも人は強く在り続けられる、という論法です。
 
 そしてこの作品で組み上げられた刑法論は、社会の理不尽を浮き彫りにする装置であると同時に、シナリオの根幹部分のトリックを担う車輪でもあるわけですね。

 その全てが明確に晒されるのが5章です。
 このトリック、どうなんでしょうね?気付く人は気付くんでしょうか?少なくとも私は5章に入るまで、そういう展開は一つも考えてなかったです。確かにどれだけ読み返してみてもテキスト的には一切齟齬はないし、それでいて注意深く読めば不審に思えるようにも書かれていて、正に嘘はついていないけど真実の全てではない、という類の文章が何箇所にも細心に振り分けられていて、これはよく組み上げたなあと感心して脱帽するしかなかったですね。
 とにかく、5章ではここまでの義務の更正の過程を経て、大きく社会不信の根を心に張り巡らせた主人公に対して、そういう社会の理不尽に対する義憤すらも挫くのが最終試験の最終目的だと豪語する法月との全面対決になります。いくつもの伏線を巧みに使用しての息もつかせぬ展開は素晴らしい面白さですし、最終的に克服すべき問題だった主人公自身の心の弱さが、これまで培ってきた経験を糧にしてついに乗り越えられるわけで、この作品の集大成に相応しいシナリオになっています。
 まあラストがやや拍子抜け、という部分はありますし、法月自身が何を考えていたのか、という部分はこの時点では朧に推察するくらいしか出来ない(FDをプレイすればだいぶ理解出来ますが)ので、思想的な部分の解決だけで満足できるか、という問題点はありますが、それを語ると確かに主題から離れていってしまうとは思うのでまあこれでいいのかなと私は思っています。

 という感じで、物語的にはほぼケチのつけるところのない圧巻の作品だったんですが、ゲームの構成という面ではかなり問題が。というのも、基本的にシナリオが一本道なので、ヒロイン個別のシナリオってのがほぼ存在しないに等しいんですよね。それでいて、主人公にとってのヒロインを選択する決め手が何かあるのかと言えばそうではないので、この面での要素は期待できません。
 そのくせ、かなり序盤からヒロイン選択分岐はあるから、わざわざHシーンと短いEDを見るためだけに何周もプレイしなければならず、まあテキストの魔力で2周目くらいまでは楽しめるでしょうけど、流石に3、4周目あたりはだれます。だから、まあ特上のヒューマンドラマではあるけど、決して恋愛ADVではないんじゃない?ってのが素直なところですね。ちなみにG線ではそのあたりの齟齬の解消にずいぶん苦慮した形跡が見られましたけど、結果として辻褄はあっていたもののシナリオの迫力を削ってしまっていた印象もあるので、まあ読み物としてはこちらのほうが素晴らしいと言う判断にはなるんですけどね。
 あとはEDのあっさりさがちょっとねえ・・・。本編ではほぼヒロインとのイチャイチャエピソードなんてないに等しいんだし、もう少し尺があってもいいんじゃないとは思いました。ちなみに心情的には夏咲EDが一番だけど、読後感という意味ではやっぱりさちEDが一番ですね。なんだかんだでリプレイするときにはいつもさちを選んでしまうのも、このラストが見たいからだと言って過言ではないです。

 まあ正直、満点つけても何の文句もない作品ではあるんですけどね。
 ただ、どうしても一周目のインパクト勝負、という側面は否めないし、でも一周で理念の全てが解釈しきれるほど簡明な作品でもないしと、その辺のバランスの難しさと、あとはやっぱりラストからEDにかけての肩透かし感、そして構成面での難を合わせ技一本で、1点だけ減点しておこうと思いました。


キャラ(20/20)

 正直、ヒロインの魅力という点だけなら満点はつかない作品です。
 でもそれ以上に、主人公や法月の存在感、そして義務に振り回されて弱さを曝け出し、でも最後には真っ直ぐな強さを身につけていく過程、そういう部分が圧倒的に魅力的な作品なので、やっぱり文句なく満点だと考えます。
 ちなみに、キャラで一番好きなのはまなです(笑)。おーおーおー、が超好きなんですけど。。。あ、あと子供の頃の夏咲ね。あれは可愛いね〜、お持ち帰りしたい。


CG(18/20)

 とにかく表情の多彩な描き分けが素晴らしいですね。特に負の感情の表現、焦り、怒り、悲しみ、怯え、絶望、諦観、卑屈、そういった感情がいちいちしっかり表情に乗り移っていて、ものすごく臨場感を高めるのに効果を発揮していると思います。
 立ち絵でのお気に入りは、チャイルド夏咲の笑顔と照れ顔、夏咲の毅然として相手を見据える表情、灯花のすがるような視線、まなのギャグ泣き顔と虚無の瞳あたりですね。

 一枚絵は時折バランスの悪さを感じるものの、すごく迫力のある絵が多いと思います。
 一番のお気に入りは、牢屋での夏咲会心の笑顔。あのシーンは展開とも相俟って、恐ろしいほどにその笑顔が眩しく見えるシーンではありますが、それに負けない内面からのパワーが滲み出ている素晴らしい一枚だと思います。
 その他、夏咲は幼い頃に山で手を繋いで、Hシーン一枚目、Hのあとのピロートーク、灯花は家出して向日葵の下で体育座り、部屋で騎乗位、さちは教室での出会い、札束を投げ捨てて憤慨、まなの自発的なさよなら、まなとあらためてさよなら、凛々子は出番を前に不適に笑うシーン、その他ではデスクに座る法月、これは本気で怖い。。。


BGM(20/20)

 BGMが最高の出来。
 ボーカル曲は3曲。
 OPの『紅空恋歌』は神曲です。ものすごくゆったりとした、それこそじっと観察していなければわからない太陽の歩みを追って成長するひまわりのように、ゆったりと、それでも真っ直ぐに、そんなイメージの旋律から、サビの部分の盛り上がりで胸を張って生きる人の姿が投影され、曲としての迫力もさることながら、とにかくイメージ的に震える一曲です。
 挿入歌の『そらの隙間』は、絶望の中に細く細く見える希望の道を一心に真っ直ぐ歩んでいくイメージが投影されていて、その切ないまでの生き様が穏やかに歌い上げられていくなかなかの名曲です。ただ、個人的にはインストバージョンのほうが好きかも。
 EDの『祝福の大地、僥倖の世界』はなんか教育番組のEDを聴いているみたいな気分にさせられますね。重々しい旋律の中に、手にした想いの重みが浮き彫りになる感じで、すごく厳粛な気分にさせられる曲です。

 BGMは個人的に神。たぶんプレイしたゲーム史上で三指に入ります。
 その中でも特別に好きなのは『わずらい』と『光の先に』。
 『わずらい』はもうこの旋律の中に潜む、口にしたくとも出来ないはちきれんばかりの想いと、狂おしいまでに変わってしまった自分を苛む想いがあまりに圧倒的です。使われる場面もしっかり考慮されていますし、聴いているともう素晴らしく胸が締め付けられて、反射的に涙が滲んでくるくらい好きです。
 『光の先に』はもう、人が努力して努力して我武者羅になって、ついに無我の境地に陥って、その先に見えるキラキラした世界をそのまま旋律にしたような、限りない美しさと、そしてまだそこには届かないという切なさが滲み出た、こっちは聴いただけでいちいち鳥肌が立ってしまうような神曲ですね。
 『reason to be』もそうとう好きですね。TもUもどちらも味があって素晴らしいです。Uのほうがトランペットの音が鮮明でアップテンポで、前向きで力強い印象を強く与えますが、後半部分はTの音の繊細な重なりが織り成す、矜持をもって佇む人の姿が透けて見える感じで好きです。

 その他で好きなのは、『m&P』『gallantry』『夏の花』『and goes around』『溶解』『watch out!』あたりですね。このへんでも普通の作品なら最上位に来るくらいのクオリティはあると思っていますが、いちいち感想書き連ねてたらいつまでも終わらないので割愛。。。


システム(8/10)

 演出はまあ、発売時期を考慮すれば水準ですよね。
 あくまで雰囲気勝負の作品ではあるので、そういう部分を壊さないように演出面でも繊細に作られているのは良く理解できますし、迫力の欲しい場面ではカットインなどを上手く利用して盛り上げているのでまあ合格点かなと。OPムービーも雰囲気が素晴らしいです。

 システムもまあ普通。
 ディスクレスで動かないのは面倒ですし、作品の構成のわりにスキップが遅いのがきついところではありますが、まあそれ以外はこんなもんかなって。あ、あと鑑賞画面で右クリックで戻らないのは何気に不便でした。


総合(95/100)

 とりあえず一周クリアするのに20時間弱ですね。1章が3時間、2〜5章が4時間くらいかなと。あとはED回収に×3周必要なので、最適に進行させても3〜4時間は必要な気がします。一々読み直していたら当然もっと長くなりますが、初回プレイだとどうしてもまだ何かあるんじゃって期待して読んでしまうのが世知辛いところ。

 テキストの迫力、シナリオの質の高さ、圧巻のトリックと、正に一度はプレイすべき傑作ですね。記憶を一度消してさらの状態でプレイしたい作品でもトップ3には入ると思います(笑)。色々と癖はありますし、粗もありますが、それでも読み手を前のめりにさせるほどの迫力はそうそう味わえるものではないですし、色々と触発される部分も大きいので、心身が充実した状態でプレイすることをお勧めします。
posted by クローバー at 09:19| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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