2011年12月02日

晴れときどきお天気雨

 待望のくすくすNYAONラインなので全力で楽しみにしてました。


シナリオ(24/30)

 言葉の持つ力。


 主人公はずっと、幼い頃の誓いに縛られて生きてきました。
 それは、自らの責任の範疇においての軽率な振る舞いから妹のなずなを事故を合わせてしまい、生死を彷徨った結果日常的に歩くことが出来ない体になってしまったときからで、もう1人の当事者である幼馴染の水希とともに、なずなの幸せを最優先に考えることがもう常態になっているのです。

 そんな風に数年を過ごしてきて、なずながそのハンデのある体でも主人公たちと同じ学園に通えるようになった年、主人公たちが過ごす街に神様がやってくることになりました。
 神様といっても国内で数千人はいるそれなりにポピュラーな存在であり、世には神力を束縛する法律などもあるので、決してその力を濫用するようなことはできないのですが、それでも腐っても神様、例え些細なことでも願いを聞き届けてもらえるかもしれないと街の人たちは浮き足立っていました。
 
 しかし主人公は、そんな世間の風潮に迎合できませんでした。
 というのも、かつてなずなが事故にあったときに、隣町の神様になずなの体を治してもらえるように神頼みに行って断られた経緯があるからです。今となっては、神様にも出来ることと出来ないことがあると理解していますが、幼い頃に心に刻まれた絶望感だけは拭いようがなく、それ以来神様という存在がちょっと苦手になっているのでした。
 けれども、新たに赴任してくる神様は主人公たちと同学年で、同じ学校、同じクラスに転校してくるというのでは、学園の生徒会執行部としては関わらないわけにもいかず、どことなく斜に構えた態度でその登場を待っていました。
 
 が、その神様、一筋縄ではいかない実に使えない子だったのです。
 登場から神力切れで空が飛べなくなって主人公の真上に墜落するという駄目っぷりで、その過程で主人公がその神様・香奈恵に神力を補填できる特異体質であることが判明するという怪我の功名はあったものの、基本的に神様の力の使い方を理解しておらず、そもそもの力も弱いために、誰かの役に立ちたいという熱意ばかりが空回りして、しばらくすると使えない神様として周りから遠巻きにされるようになっていました。

 如何に神様が苦手であっても、目の前でそういう過程を見せられた主人公は流石に放ってもおけず、せめて学園の中だけでもらしく過ごせるように色々とサポートをするようになります。その活動の中で、普段からなずなに親切にしてくれていたクラスメイトの絢音が、かつて主人公が訪れた隣町の神社の代替わりした神様であることも判明し、彼女の力も借りて、主になずなが学園生活を堪能できるように奔走するのでした。

 誰かの“願い”を叶えてこその神様、そういう思いから、自らの神力に束縛されるところがあった香奈恵も、少しずつ願いを叶える為に何が必要なのかを理解していき、その上で敢えて主人公に、これまでのお礼を兼ねて訊ねます。

 「あなたの願い事は何ですか?」

 これは、願いと、願いを司る言葉に縛られた心を溶かす物語。


 あらすじはこんな雰囲気ですね。
 相変わらずキャラ設定など独特の雰囲気を醸しだしていて、掛け合いも面白く、全体的に優しい雰囲気に満ちている作品です。単純にテキスト的にも質は高いし、キャラのいいところだけでなく情けないところや醜いところまできちんと触れた上で、優しさによってその部分を掬い上げるような展開が常で、心温まるというのが一番しっくり来ますね。

 んでこの作品、初期設定として神様の力というのが、これが結構なんでもアリ、とまではいかなくともかなり便利な力であることは確かなのですが、概ね共通の初期段階で、作品に出てくる神様が使える力の幅というのはほぼ規定されており、最後までその枠をはみ出すことは基本的にないので(鳶が鷹を・・・のチートはあるけれど)、神力そのものが物語の核になることはなく、あくまで誓いや願い、祈りに縛られた心を浮き彫りにしていく過程の中で、解決に導くための一要因になっていると規定できます。
 かといって、ではその設定がなかったら話が成り立つかといえばそうではなく、そのあたりのバランス感覚は素晴らしいものがあります。でも基本はあくまでキャラの関係性に置かれており、その設定がかなり緻密なために、それぞれの行動原理に説得力が付加される結果となっています。

 作品の構成としては、共通が8章立てで、2章ずつ1人のヒロインを中心に進んでいきます。この順番がまず話の肝で、最初が香奈恵、次に絢音、水希、なずなと進行していきますが、最初の香奈恵以外は章のラスト付近でヒロインルートに入るか否かの選択肢が出てきます。
 この作品の人間関係的に、まず固着した部分として主人公と水希となずなの3人の存在が重きを占めており、しかし3人の中では、いつしか変わらないことが当たり前になってしまっているため、外的要素がないとその関係性を変化させるきっかけが得られないという形であり、無論その外的要素になるのが2人の神様、特に香奈恵の存在になります。

 この2人は基本的に過去のしがらみというものはなく、根底に抱えている問題の多くが神様としての在り方に関わってくるわけで、その問題自体はある程度共通の時点で片がつき、その流れの中で主人公に好意を抱いていく形になります。その勢いのままにルートに入れるのが絢音で、逆を言えば元々の関係性の強いそれ以降のヒロイン、水希やなずなの本当の想いを主人公が知ってしまうと勝ち目がない、とも言え、ゆえに脱落式でそれ以降の話がない段階でルート派生する、ということになっているわけです。
 
 では同じような立場の香奈恵はどうなのか、となるわけですが、まあそこは後に回すとして、この共通の順序で見えてくるのは、あくまで主人公の心を動かす最大原理がなずなの存在とかつての誓いである、ということになります。加えて、かつて軽率な約束が致命の事故を招いた結果から、主人公は口の重いタイプになっており、必要な場面で逆に言葉足らずになることも多く、それが関係性をより錯綜させる結果となります。
 しかも水希にしろなずなにしろ、今までの関係性が大事だからこそ、本当の気持ちにだけは素直になれない部分があり、そこにただ1人、真っ直ぐに、しかもはっきりと主人公に対する行為を言葉にして示すことで、香奈恵に対抗する余地を与えているわけですね。

 しかしそれは結果的に、構成からして主人公が誰も選択しなかった場合のみ香奈恵の下に辿り着くという形態でもあり、恋心を自覚したタイミングという意味では作品中でかなり初期からそれがあった香奈恵にとって、主人公が他の女の子に心を動かし、煩悶している時間は、自らのコンプレックスを否応なしに増幅させてしまう時間でもあり、そういう心のすれ違いをもたらすところがこの構成のもっとも光っている部分、かつ真・香奈恵ルートへ辿り着くための心理的伏線になっているわけですね。
 以上は構成に対する話で、要するに、要所要所で結構酷い主人公だけど(笑)、それはきちんと構成上と設定上の両面で理由付けがされているために、そうなってしまうどうしようもなさを上手く演出できているなあというのが素直な印象ですね。

 以下個別そのものの話になります。
 基本的に香奈恵シナリオ以外は、首尾よく恋人関係になったものの、その付き合いの中でそれぞれのヒロインの心の闇の部分が曝け出されていき、それをみんなの力で解決するという形ですね。どれもキーとなる部分で神力や超常現象が存在し、でも根本を辿ればそれは想いの在り方の問題に直結していき、故に解決にも同じくらいの強い想いが必要となる、という部分で、それぞれのヒロインや主人公の強さや優しさを見ることの出来るシナリオです。
 どれもラストはホッとする展開ではありますが、道中はかなり重苦しいところもあり、突き抜けて素晴らしいというほどでもないですね。それでも、設定がしっかりしている分行動原理が個別に至ってもきちんと明確なので、確かにこういう流れになりそうだ、と納得させてくれるものはあります。

 それで香奈恵シナリオですが、これは流石に二段くらい抜けた出来。
 上で書いたように、一度他の誰も選ばすに結果として香奈恵とくっついたという流れなんですが、それによって至った結末はあまり良くないもので、しかしこの結末を迎えることで、真の香奈恵シナリオに至る道筋が派生するという形式になります。ここに神様設定と構成の妙が合わさって生きてくるわけですね。
 まあぶっちゃけ、この真・香奈恵シナリオってある意味ゆみかシナリオでもあったりしますが、ここはネタバレしないほうがいいので簡潔にまとめると、ゆみかの存在が互いの齟齬を気付かせると同時に、自分たちの将来に対する覚悟を明確にさせる役割を果たしており、なずなの呪縛を解けるほどの強い想いにはこの部分でしか至れていないといっていいと思います。
 その流れの中での必然性がきちんとしたHシーン、その後の展開の解釈はまあそれぞれではあるでしょうけど、晴れときどきお天気雨のタイトル通り、基本常に笑っていても心の中で泣いているときもある、そんな痛みの部分を的確に形にしたとも言え、個人的にはわかっていてもかなり心を揺さぶられましたね。
 
 
 まとめに入りますが、全体通して見てみると、形として納得は出来てもやっぱり主人公の振る舞いに釈然としない部分を多く感じる作品ではあります。そうでなければ成り立たない、という構成の物語ゆえに仕方ない部分はありますが、多少ならずやりすぎ感もあり、そのあたり受け入れられるかがポイントになる作品だと思います。
 でも香奈恵シナリオの出来は素晴らしいし、これをラストに持ってくれば読後感は決して悪くないと思います。というか、素直に選択肢順にヒロイン攻略していくほうが楽しめる作品ですね。じゃないと、その先の共通における部分を主人公が知りえていないという前提をごっちゃにしかねないので。
 ともあれ、それなりに構成がただの脱落式から一歩踏み込んだ挑戦的な内容でもあるので、そういう面に価値を見出す私みたいなタイプには好みの作品だったと言えますね。


キャラ(20/20)

 それぞれの性格付けがかなり色濃く、きちんとそれぞれの立場や過去に誂えた形で提示されているので説得力も高く、その上でヒロインらしさは充分に発揮できているのでとても魅力的だと思います。敢えて減点材料探すなら主人公だけど、まあここは仕方ないかなあと。

 一番好きなのは絢音ですね。
 とっても人間関係に不器用で臆病で、でもすごく心優しくて真っ直ぐで、この感情のアンバランスな雰囲気がすごくほっとけない感を醸しだしまくっているヒロインだと思います。共通4章からの可愛らしさといったらもうとんでもない破壊力で、惜しむらくはそれが個別で万全に発揮されなかった部分ですけど、他シナリオでのなずなとの関係性の美しさも含めてすごく大好きです。

 次いで香奈恵ですかね。
 スペック的にはかなりポンコツなんですけど、他のヒロインに少ない前向きさや打たれ強さが目だっているし、何より本質部分の善良さ、心優しさ、責任感というものが要所ではしっかり働いているので、作品のタイトルそのもののようなヒロインだなあと。まあ自虐を拗らせ過ぎてしまったあたりは勿体無いけど、それもキャラクター性の一部だと思えるあたりが面白い、実に可愛いヒロインですね。

 なずなはとっても面白いキャラだし、妹シナリオとしての必要性をしっかり備えているので立ち位置的にもおいしいんですが、どうしても主人公とセットで相依存性の強さがそこかしこで足を引っ張っている感は否めず、もう一つプラス要素が欲しかったなあというのが素直な印象ですね。

 水希はあの最強バカップルモードには笑わせてもらいました。。。

 あと何気にすごいのが、あの展開の後でも全く態度の変わらない虎太郎だと思うんだ私。。。
 ごん・りんも実に可愛いし、タマちゃん実に懐かしい。時折もしらばネタが出てくるのにニヤッとさせられますね。


CG(20/20)

 いつもながら私の好みど真ん中ですねえ。全体的に質も量も充分ですし、強いて言えば背景的にちょっと弱いかなとは思うものの、この内容ならばギリギリではあるけど満点をつけて文句なしってところですね。

 立ち絵は中々に豪華。
 ポーズについては、恒例の後ろ向きも含めるとヒロイン5種類ずつですかね。中にはこれ腕差分?ってくらい微妙な差異のもあるけれど、立ち絵鑑賞で見ると別枠らしいです。サブヒロインでも3種類くらいあるし、出来もそれぞれのらしさがしっかり出ていて可愛いしで全く文句はないです。
 特にお気に入りは絢音の斜め小首傾げVer、斜め向きはもう一つあるので区別しづらいけど、こっちは基本心開いてからのポーズなので、可愛らしさが全面に滲み出ていてもう最高です。
 あとお気に入りは、絢音横向き、香奈恵見返り、前向き腕上げ、水希窘め、なずな腕突き上げ、後ろ向き見返り、ごん正面向き、ゆみか正面向きあたりですね。

 服飾もかなり豪華です。各ヒロイン差はあるけど5〜7種類、きちんと立場や性格を反映しているし、デザインも可愛いですねる
 特にお気に入りは絢音のパジャマ、まあ髪を下ろしているのもポイント高いんだけど、清楚でかつ愛らしい、色合いも含めてすごく似合っているなあと思います。
 あとお気に入りは絢音制服、巫女服、香奈恵巫女服、私服、水着、水希私服、なずな制服、体操着あたりでしょうかね。

 表情差分もそれなりですね。抜群とまではいかないものの、きちんと色々なパターンを抑えているし、遊びの要素もかなり含まれていて、かなり魅力的だと思います。
 特にお気に入りは絢音の拗ね顔と照れ笑顔、なずなのウインク顔あたりかな。それぞれ魅力を存分に発揮していて物凄く愛らしいです。
 あとお気に入りは、絢音が斜め笑顔、前向き笑顔、困り顔、横向き困り顔、可愛い斜め照れ顔、泣き顔、慌て顔、香奈恵がやや斜め笑顔、照れ笑顔、困り顔、前向き目逸らし、困惑顔、どんより、見返り困り笑顔、前向き青い顔、なずなが前向き笑顔、ニヤリ顔、困り顔、やや横向き三白眼、唖然、腕上げ><、困り笑顔、振り返り素の顔、水希前向き笑顔、泣き笑顔、怒り顔、陽奈子やや横向き笑顔、きょとん顔、ごん困り笑顔、半泣き顔、りん慌て顔、ゆみか感心顔、笑顔、困り顔あたりですね。


 一枚絵は通常のが95枚のSDが10枚、水準よりは上だし出来もばっちりですね。
 
 特にお気に入りは6枚です。
 1枚目は香奈恵消え行く写真。2人の距離感と表情のズレがインパクトのある綺麗な1枚ですね。
 2枚目は誓いと別れ。幸せなのに悲しい、そんな二律背反の感情がきれいに風景の中に溶かし込まれた素敵な1枚。
 3枚目は絢音といきなり添い寝。この無防備な愛らしさは最高といわざるを得ませんね。
 4枚目は誓いのヴェール。泣きながらの、いぶかしみ、驚き、喜びの切り替えが鮮烈で魅力的な1枚。
 5枚目は絢音初H正常位。半脱ぎパジャマと恥じらい含みの姿勢、そして表情の可愛さ・幸福感が最高。
 6枚目は馬乗りなずな。あと一歩で踏み越えてしまう背徳感と、想いの強さが入り混じった雰囲気が好き。

 その他お気に入りは、香奈恵が神様ですから、いきなりキス、雨中の脱力、後ろから支えて、噛み合った気持ち、ゆみかを抱いて、集合写真、初H愛撫、私服H騎乗位、学園H後背位、絢音が主人公を慰めて、ベンチで1人、水着で向かい合って、もう離さない、なずなの受難、夜空の下で、楽しい学園祭、制服Hフェラ、後背位、巫女服H69、屈曲位、弓構え、水希が過去の3人、一緒に花火、やっと見つけて、幸せな決別、初H愛撫、後背位、制服H正常位、騎乗位、なずなを背負って、抱きしめて、料理の腕、自分の脚で、まだまだリハビリ中、初H正常位、フェラ、お風呂H騎乗位、ごん鬼火あたりですね。


BGM(20/20)

 美しく、優しさに満ち満ちて、かつテーマになっている自然現象の雰囲気、奔放さやままならないイメージをもしっかりと組み込んだ、素晴らしい出来の音楽群だと思います。

 ボーカル曲は6曲。
 OPの『花束』は神曲ですね。イントロからの疾走感と全体のテンポのよさ、奔放な音の連なりとそれでも調和が取れている完成度の高さ、特にAメロ後半からBメロの入りの部分は物凄く好きですし、サビの軽やかさは神かがって素晴らしいと思います。
 挿入歌はそれぞれのヒロインに1曲ずつ、きちんとそのヒロインらしいメロディと歌詞で構成されていて、突出してはいないけどみんなかなりの出来ではあります。特に『Navigatoria』と『ブーゲンビリア』は好きですね。
 EDの『ひまわり』もかなりの名曲。ちょっと入りのイントロが軽いかなと思いきや、その軽さがBメロ以降の広がりに上手く繋がっている感じです。サビが素晴らしく、特にラストの部分のすっとした終わり方が大好きですね。

 BGMは神。それ以外にコメントがありません。ボーカル曲と込みでだと確実ではないけれど、BGMのみならば個人的にもしらばを超えて史上最高ではないかと思っています。それくらい好みにフィットしているし、美しい曲のオンパレード。
 
 特にお気に入りは6曲。というか、この項目でこんな書き方するの初めてかも。
 1曲目は『反射虹』。柔らかさの中に、孤高感、寂寥感が詰まった、基本絢音のイメージ曲ですね。
 2曲目は『水平環』。主にHシーンの曲だけど、この優しさ、美しさ、抱擁感、後半の走り、全てが最高です。
 3曲目は『幻日』。出だしからの切なさ、痛々しさ、すれ違い感半端なく、間の取り方も素晴らしいです。
 4曲目は『逆さ虹を見上げて』。緊迫感の中に力強さと意志を感じさせるとてもかっこいい曲ですね。
 5曲目は『命を懸けて晴れ天Ver』。かかる場面が少ないのだけが惜しい究極神アレンジ。
 6曲目は『風花』。柔らかい入りと後半のメインテーマの旋律の感動的な美しさが超素敵。

 あとお気に入りは、『今日も快晴』『五色の彩雲』『川風の道』『午後の蜃気楼』『御神渡り』『細氷』『初霜』『夜光雲』『氷柱のオルゴール』『異常透明』『朝焼けの空』など。というか、BGM29曲中17曲もお気に入り以上とか恐ろしすぎる出来。しかもこれでも厳選してますからね。。。


システム(8/10)

 演出はいつもの雰囲気。
 変わらず立ち絵芸の多彩さはさすがで、感情エフェクトや背景との噛み合わせもバッチリ、なんですが、そこからもう一歩進化がないといえばないんですよね。そつはないけど驚きも少ないねそんな印象です。ムービーも普通だしね。

 システムはそろそろ改善の余地ありかなあと。
 ワイド対応してないのは厳しいし、設定項目も最低限ではあるけどもう少し欲しいです。特に選択肢ジャンプや、ロード後のバックログ読み込みあたりは何とかして欲しいところ。つか、ましろ色の時ってバックログ行回想の代わりに立ち絵同期じゃなかったっけ?個人的にはこれならまだあっちのほうがいいんですけどね。


総合(92/100)

 総プレイ時間22〜3時間くらい。共通が10時間弱とかなり長く、個別は香奈恵のみ4時間程度、他3人が3時間前後だったかと思います。構成的に、順番どおりプレイするとなると、イメージ的な個別時間はもっと延びるでしょうけどね。
 設定に裏打ちされた必然的な行動原理にやきもきさせられる部分は結構ある作品ですが、特にだれるような展開は少なく、全体としてはハートウォームな雰囲気を維持したままで最後まで走れるかなあと思います。香奈恵シナリオだけはずるいけど感動させられてしまうし、まずは期待に外れない出来ではありました。

 ただ個人的に、あまりに音楽が良すぎてそっちの印象ばっかり残っているのがどうかとは思うんですけどね。。。無論絵の力も圧倒的ですし、総合力としては相当の作品なんですが、引っかかるところもあるので素直にお勧めしにくい部分もあり・・・、なんか点数ほどには絶賛できない自分がいたりもします。まあ思えばもしらばもこんな感じのグダグダ感はありましたし、あれが好きならば絶対に受け入れられると思いますが。
posted by クローバー at 06:07| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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