2014年06月26日

天秤のLa DEA 〜戦女神MEMORIA〜

 エウゲーをリアルタイムで追っかけるようになったのは神採りからなので、有名な戦女神シリーズは全くの未経験ではありましたが、新参として多少敷居の高い部分はあっても、まあゲームとして面白いだろう事は疑いの余地はなかったので、例年通りワクワクと購入。


シナリオ(24/30)

 あらゆる業を受け止めて、前に。


 かつて古い女神の体を奪い取り、悠久の中を生き続け、神殺しと呼ばれ、恐れられている主人公、セリカ・シルフィル。
 とある大乱に巻き込まれ、その神殺しの力の大半を失い(多分それがゼロの話なんでしょうね)、寄寓しているレヴィニアの権威者である水の巫女から静養を兼ねてひとつの簡単な仕事を依頼されます。

 それは、18年前に突如国から姿を消したラティナ王女が、カドラ廃坑と呼ばれる場所で目撃され、しかも夜な夜な人々の生気を啜っているという噂の真相を確かめ、あらよくば王女を救い出すことでした。
 自らの使徒のひとりのシュリを連れてやってきた主人公は、先発していた騎士団の長で幼馴染でもあるレヴィアと合流し、適度な協力関係を結びつつ、廃坑の探索と、そして街で起こる様々な事件の解決に奔走することになります。

 その過程で協力者も増え、しかし廃坑の調査が進むにつれて、騎士団内部の軋轢や、廃坑内に巣食う様々な不穏勢力の存在、捜索対象の王女の真実にまつわる諸々など、多数の要因が絡まって事態は錯綜していきます。
 更に、主人公自身にまつわる過去の因縁をもその場所は内包しており、しかし主人公は淡々と、自分の生き方を恥じる事無く、様々な思いの全てを受け止め、受け入れて、誰もが少しでも救いを得られる未来へ向けて真っ直ぐに進んでいくのです。

 果たして、廃坑の奥に潜む真実とは?
 過去の宿業がもたらす悲嘆は、無事に昇華されるのか?

 静養のはずがいつの間にか大きな事件に巻き込まれ、その過程で少しずつ本来の力を取り戻していく主人公、その中で出来うる全てを網羅し、諦めず、挫けずに進んでいく、これはそんな一人の英雄のサーガを描いた物語です。


 あらすじはこんなところでしょうか。
 これが本来はシリーズ1作目であり、そのリメイクということですが、シナリオ自体は本筋以外にも大きく膨らんでいるらしいですし、元々の話と明らかに不具合のありそうな部分は散見しなかったと思います。
 流れとしては、色々な事件に首を突っ込んだり、依頼を解決したりする中で、街の発展に与える影響、そして個々人の想いの変化がもたらされ、本筋としては一本道ですが、結末においてそれからの生き方の可能性が多様化していく、という形です。まあ当然続き物としてみれば、使徒エンドが正史なんでしょうけどね。

 テキストはいつも通りバランスのいいつくりだなと。
 叙事詩的なイメージの強い物語なので、それに見合う豪奢な表現や壮大な展開も用意されつつ、でも日常においてはそれぞれの等身大のキャラのあり方をそれなりに丁寧に紡いでいて、読み物としてもキャラゲーとしても楽しめるところはやっぱり好きだし楽しいなと感じます。
 無論時に展開によってはかなり残酷さを孕む部分もありますが、それも含めて全てを受け止めて進んでいく、という軸がぶれないから、読み口としてはじれったさがなく、辛いシーンも終わってみれば溜飲が下がる、という救いを紡いでいるのでよいのではないかなと。

 ルート構成は、一応4つEDが用意されています。
 ただ正直言って、これ全部を自力でクリアするのは、特にこの作品が戦女神初見です、って人にはかなり敷居が高いと思われますね・・・。そもそも明快にヒロイン格、みたいな立ち位置がないので、1周クリアしてみても、誰にEDが用意されているかもわからなかったですし(笑)。
 
 更にそのルート分岐に、この町に辿り着いてからの行動や選択、町の勢力のどちらに与したか、どれだけ影ながらの手助けをしたか、などの要因が複層的に関わってくる上、分岐そのものは結構早い段階のイベントで入れるかどうか決まってしまうようなので、私は二周目以降は攻略サイトのお世話になっちゃいました。無論大枠以外の部分は極力頼らないようにはしましたけど。
 なるべく自力で攻略したいのは山々ですし、時間がたっぷりあれば周回でキャラを強くしつつ手探りで、という楽しみ方が正解なんでしょうけどね・・・。二周目以降は一応ヒントも増えるみたいですし。
 あと、初回特典のEXシナリオにも、結構重厚なシナリオと結末が用意されているので、それも含めて本当に長く遊べる内容にはなっているのかなと。

 シナリオについては、そもそもこの世界観における本筋がどこにあるのか、という部分が私にははっきりわからないのですけど、それでもこの話が外伝的なのは間違いないと思いますし、結果的に壮大なスケールの話に辿り着くとはいえ、どこまでが意図的なのか、も含めてやはり一見さんには飲み込みきれない部分は多かったです。
 ただそういうのを抜きにしても、カドラ廃坑を巡る三つ巴の勢力争いとそれぞれの思惑、主人公にまつわる過去の因縁、それぞれのキャラの今の立ち位置と、これからに向けての決意など、個々それぞれに厚みのある物語は用意されていますし、それを涼しい顔で支えていく主人公の素敵さがいい意味で際立っていて、充分に面白かったです。

 個人的には一番ローレンの立ち位置に惹かれましたかね。
 愛に殉じる、というのは簡単に言える台詞ではないけれど、沢山の障害がありながらもそれを全て跳ね除けて、ただ一時の邂逅のために全てを捨てて奔走する男としてのあり方に切なさが滲み出ていますし、終盤で少しでも報われたのかなと思えば心に染み入る何かがあります。その意味でカチュアエンドは好きですね。
 無論ロカとの因縁や、そのあまりに自然体な惹かれていく流れ、それぞれが背負うものを一端振り切ってでも側にいる選択の重さもいいなあと思いますし、アビルースにまつわる強靭な執着と、そこから派生した様々な因縁を全て飲み込んで前を向くあり方も素敵でした。

 あとEX、創刻でもその手の古神譚が少し出ていた気がするけれど、より色々掘り下げつつ、結果的にヴァレフォルの一人舞台っていうね。。。シナリオ面でも戦闘面でもやたら優遇されていると思うのはその土台ありきなのかと思うし、よくよく見るとOPムービーなんかでも一人だけ特殊な立ち位置にいるものねぇ。
 その存在の悲しみはしっかり受け止めつつ、それでも今ここにいる自分を認めて、その過去を受け入れて、新たに生きている意味を見出していく過程はいい感じでしたし、その過程での主人公への寄り掛かり方がすごくヴァレフォルらしくて可愛いな〜と思えたので、苦労してEXダンジョン攻略した甲斐がありました。。。

 シナリオとしてどうしても後出しになってしまう部分が多いのはあるし、やはりシリーズに通暁していない分だけ読み口に漂わせた風韻に感じ入ることが出来なかったりもあって、これ単品で高い評価には出来ませんけど、ただ改めてこのシリーズプレイしてみたいなぁ、と思わせるだけの吸引力はあったかなと思います。シナリオ面は10.5/15の評価です。


 以下はRPGパートに関してのあれこれです。

 ベースはオーソドックスなダンジョン探索型ですけれど、特色としてはマップを踏破して地図を埋めていく過程がなく、ほぼ最初から機能解放で宝箱や回復の位置関係まで把握できるという、踏査でなくあくまで探索がメインになっている点ですね。位置関係は一応把握できた上で、ダンジョンの謎解き、ギミックを楽しむ方向性というべきでしょうか。
 その分マップの広大さ、エンカウント率の高さ、謎解きの難易度の高さなどはかなりのもので、確かにこれで更にマップ踏査までしなきゃとなったら投げ出す人続出しそうなので(笑)、難易度と、それでも終わりが最初から一応は目途が立っている、というフォローのバランスが上手く取れてはいるのかなと。

 ただその分、最初から画面中央にマップが二重写しで見えているので、操作の上での見えにくさは少しありますね。無論非表示にしたり薄くしたりは出来るけど、でも見えるものが見えないとそれはそれで落ち着かないし、まあ贅沢な話なんでしょうけど。
 キャラ特性によるダンジョン探査能力なども多彩なので、全ての箇所を踏査するだけでも骨が折れますし、やり甲斐はあると言えます。

 戦闘面については、フレーム制の半アクティブバトル、とでも言うべきでしょうか。
 戦闘行動ごとの待機時間と、発動後のクール時間が明確に設定されているので、かなり理詰めで戦闘を組み立てられる私好みのシステムではあり、敵との位置関係や属性の相性、行動タイミングなど、多岐にわたる要因を上手く味方に出来れば出来るほど戦闘の奥深さが楽しめる仕様だと思います。
 ただやっぱり一見さんにいきなりこれに慣れろ、というのは結構シビアですね〜。操作性そのものはシンプルでも、その時点で出来ること全てをリアルタイムで把握していくのは中々難しいと思うし、敵も普通に進めていく限りではかなり強いので、壁にぶち当たってその時にどうすべきか一々考えて進まないとならないのはやはり骨が折れます。それが醍醐味、といえばそうなんですけどね。。。

 能力パラメータひとつにしても、本当に優先すべき能力はどれなのか、と突き詰めていった場合、普通のRPG的に短絡的にレベル上げ、攻撃力防御力重点化とか思ってたら痛い目見るし、終わってみるととにかく速度が大切な仕組みだったなと。
 バトルシステム的にも、コンボボーナスや総合技などのゲージ増加などを踏まえると、ある程度手数が多いほうが優位で、けどあまりそっちに特化してもダメージ自体が通らなくなる、という部分でのバランス追求がメインと思えましたし、ダメージ倍率が一番大きくなるタイミングで、如何に元々大きなダメージを叩き出せるキャラに手番を回すか、みたいな戦術性の高さは巧みなつくりだなあと。

 それに合わせて当然ボスなんかはかなり強いし、雑魚キャラも組み合わせ次第で途端に脅威に化けたり、ともあれ単なる力押しではかなりストレスが溜まる感じのゲームです。
 その意味でこのオート設定は使いにくいというか、ある程度事前の行動指示は出来るけれども、基本相手関係にあわせての柔軟さが必要な戦闘なので、このくらいの敵なら平気かな〜と思ってても、思わぬところで馬鹿やってくれるので、もちょっとだけでもAIが頭良くなれば、とは思っちゃいましたね。
 まあこのシステム自体、このシリーズの継承部分なのでしょうし、従来のファンなら最初から十全に効率を生かせるのでしょうけど、わざわざリメイクで作ったならば、一見さんの存在を前提としたナビシステムにもう少し明快さがあれば完璧だったかと思います。

 町でのシステムについてはそこまで奥深いものはなく、調合も練成も強化も基本的にはアイテム集めて・・・、なので、概ねそっちに力を割こうと思えば蒐集こそが必須、そこはヴァレフォルの独壇場という感じでしたねぇ。
 特に練成は結構有益に活用できるので、雑魚戦でも素材になるアイテムかき集めるためにとりあえず神がかりお宝探し、がパターンになってしまいますよね(笑)。
 もっともヴァレフォルは劇的に動きが早いので、それやって尚二回くらい先に殴れる脅威の性能ですし、それでいて武器が揃えば火力も出るし、ラソウコウで回避高すぎて、更にフールマールズつけておけばまず当たらないし死なないし、逃走もお手の物だし、フレーム管理もしやすいし・・・と、あまりの優遇ぶりに誰もが主力から外せないと思われ。。。

 話が少し逸れたついでに、戦闘関連で書き忘れてたので改めて触れるけれど、これ結果的にキャラ性能にだいぶ差があるというか、ほぼ主力って固定されちゃわないかなあと思う部分はありますね。ぶっちゃけ大剣キャラとか私殆ど使わなかったし。
 無論成長アイテムなどを駆使すれば、ある程度は愛があれば主力級にまで育てることは可能でしょうけど、しかし2周目以降で加入するキャラが更にチートだから結局2軍に押しのけられる不条理(笑)。メティとか、本気で元の素材的には使えない子だよね。折角愛を注いで魔法キャラとして確立させてたのに、リザイラが仲間になったときの残念さといったらもう。。。厳密にはリザイラは1周目でも仲間に出来ないことはないらしいですけど、どちらにせよ、ねぇ。

 大まかに、とにかく頭を使う部分は多いし、特に戦闘に慣れるまでの敷居はやや高い気はする作品ですが、慣れてしまえばすごく面白い、と思います。個人的に、目押しのセンスのなさに絶望すること多々でしたけどね(笑)。
 システム面は、13.5/15で採点しています。


 以上、総合してまことに充実した内容の、深く楽しく遊べるゲームには仕上がっていたかなと。
 シナリオのボリュームとしてはそれほどでもないし、無論その面でも一定以上は楽しめるけど、やはりメインはダンジョン探索と戦闘になっていくとは思いますが、私はやらなかったけれど難易度を上げればまた求められる資質も変化していくのだろうし、その都度都度で楽しみ方、効率の良い攻略方法を見出していくのが好きだ、って人にはたまらない奥深さではないかと感じましたね。

 ただそこまで評価伸びてないのは、やはりシナリオの簡素さ、感銘を強く受ける部分がそこまでなかったのと、あとやはり一見さんへの敷居の高さが見え隠れはしてしまうところに尽きますかね。文句言う前に過去作全部やって来い、という話ではありますけど。。。


キャラ(20/20)

 短い尺の中でも、比較的きちんとキャラは掘り下げられていたと思うし、まあ元々の関連キャラについては、思わせぶりな中で食い足りなさも感じたりはしましたが、概ね好みのキャラが多かったのもあり一応この点でいいかなと。

 一番好きなのはメティサーナでしたねぇ。
 元々ここの天使枠大好きだけど、今回はいい感じにポンコツと意地っ張りと、そのくせ人馴れしていないせいか、時々垣間見せるいじらしさ、愛らしさのバランスがすごく好きでした。
 立ち位置的にも色々柵の多い中で、心を壊しそうになりながらも最終的には・・・というところに救いがありましたし、自分に言い訳しつつ仲間関係の暖かさに傾倒していく様は素敵だったと思います。

 次いでレヴィアですかね。
 正直この子については過去の関わりについてもっと深く知りたい、そうすればより思い入れが出るだろうな〜と思わざるを得ないのが物足りなかったですけど、それでも充分以上に可愛かったです。
 色々立場や軋轢、意地に凝り固まって立ち往生していて、手助けがないと本当にどん詰まりまでひた走ってしまう依怙地な一途さと危うさを突き詰めないとこの子のシナリオが進展しない、ってのは実に残酷な構成ではありましたけど、そうしてようやっとほぐれたところでの愛らしさの破壊力は素晴らしかったですので、終わり良ければ、と解釈できましたね。
 くっ、でもやっぱりあの白ワンピースの時代のほうが・・・っ(だまれロリコン。。。)。

 ほぼ同点でヴァレフォルも大好きです。まああんだけ色々優遇されれば愛着も湧くに決まってるよねぇと。
 メインのシナリオでは程よく賑やかし、という程度でしたけど、EXシナリオでその自身の抱える秘密の重さが明らかになっていくにつれて、色々と深みと愛らしさが加速度的に増していく感じで、正直EXボスとEXダンジョンめっちゃ面倒ですけど、ヴァレフォルが好きならその苦労に見合う価値は絶対にあるなと思います。

 シュリはあまりシナリオ面で出しゃばった部分がなかったので、終わってみるとちょっと影が薄い気もしますが、常に縁の下の力持ち的に支えているという意味では、その献身に打たれるものはあったし、やっぱり可愛いなとは思いますね。
 リリエムも睡魔キャラとしては妖艶さが薄いというか、すごく可愛いお馬鹿系統だったので地味に好きです。
 あと出番はかなり少ないけど、ラティナの儚げな微笑には心打ち抜かれる破壊力がありましたね〜。ローレンと合わせてすごく好きなキャラです。

 当然セリカの魅力は高いですし、全般的に素敵なキャラが多いし、結果的に本当に救いのないキャラ、ってのはほとんどいなかったのも印象の良さに繋がっているかなと。


CG(18/20)

 いつもながら艶と迫力のある絵柄で好みではありますが、全体量として充分ではあれ普段ほどではないかな、ってのと、特に、水準がそんなに散見されなかったのでこの点数ですかね。

 立ち絵に関してはまあそれなりに、ですね。シナリオメインでない以上の必要程度は充分に満たしていると思います。
 ポーズは1人1種類ずつ、その分きちんと個性は反映しているのでわかりやすくていいといえばそうですかね。
 お気に入りはヴァレフォル、メティ、レヴィア、ラクチェ、ラティナ、リリエムあたりですかね。

 服飾は1〜3種類、アペンドのおまけとかで優遇されているキャラもいますし、ここも必須量は揃っていて、デザインもそれなりって感じです。
 お気に入りはメティ天使服、私服、アイドル、レヴィア騎士服、寝巻き、ヴァレフォル怪盗服、アリシア私服、くらいですかね。

 表情差分は当然そんなにはないですが、個性は感じられて可愛いですね。
 お気に入りはメティにやり、笑顔、拗ね、照れ焦り、レヴィア真剣、怒り、驚き、照れ、ヴァレフォルウインク、神妙、得意げ、笑顔、シュリ照れ焦り、困惑、ラティナ微笑あたりですかね。


 1枚絵はアペンド込みで全部で144枚とボリューミーですが、過去作と引き比べるとそこまででもないと言う贅沢仕様。
 質に関しては概ね文句なしですが、絵師さんによってはやや微妙なところもあったりで、その辺はいつも通りといえばそうなんですが。。。

 特にお気に入りは2枚。
 1枚目はレヴィアの過去と髪飾り、この清楚可憐幼きレヴィアの可愛さはちと凄まじい破壊力ですよねぇ・・・。
 2枚目はリリエム&メティ正常位、奔放に楽しむリリエムと、妖艶な空気に中てられて高揚を隠し切れないメティの表情の塩梅がすごく好きです。

 その他お気に入りはページ順に、セリカ覚醒、天に昇る、使徒たちと、シュリ夜伽愛撫、正常位、抱き込み愛撫、背面騎乗位、レヴィア剣戟、人形、輪姦、キスと愛撫、正常位、レフィンの守り、ロカ登場、添い寝、背面騎乗位、カウラ水浴び、立ちバック、サリア愛撫、アリシア輪姦、バック、リンシャ駅弁、ラクチェ正常位、リリエムねこぱんち、フェラ、騎乗位、メティ登場、屈曲位、愛撫、騎乗位、メルモ登場、リ・クアルー愛撫、バック、イルザーブ胸愛撫、リザイラ登場、精霊パイズリ、ムールムール、ヴァレフォル碑文読み、シュリと絡み、シュリ愛撫とバック、甘え、正常位、エウシュリーちゃん、アナスタシア、ラティナ覚醒、対面座位、古神の敗北、ローレンの献身、カチュアの祈り、アビルースの静謐、アイドル着替え、四人で、あたりですね。


BGM(18/20)

 いつも通り荘厳で重厚で、けれど颯爽ともしている素敵な曲の仕上がり、だと思います。
 ただおそらくですけど、arr.verって書いてあるのは原作からのアレンジ、ってことなのかなと。個人的にそちらからのほうが好きな曲が多かったな、ってのと、ボーカルがそこまでガツンとこなかったのでこの点数ですね。

 ボーカル曲は2曲。
 主題歌の『La eterno』は重みのあるイントロから、やはり重厚感のあるメロディとボーカルで、らしいといえばらしい感じですが、個人的な曲の好みとしては微妙にずれているというか、サビがそのまま重たすぎる感じなのはもう一歩かなって。
 副主題歌の『Equilibrio Alba』はだいぶ疾走感があり、色々あれども爽快な結末をイメージさせるノリとテンポの良さで、こちらのほうが好きだなあと思いますね。サビはかっこいいと思います。
 しかし、曲の部分は全く別物なんだけど、これイントロだけ聴いてると妙にフェアチャのOP思い出すんだよね。。。

 BGMは全部で33曲ですが、シリーズ通例のものや、アレンジも1/3くらいはあるので、一応水準、って感じですかね。まあ初見の私には関係ないですけど。
 特にお気に入りは『己の昂ぶりを身に宿し』、このギターの走り方と弦楽器との相性がすごく良くて、程よい危機感と爽快感を感じさせてくれて、戦闘シーンの曲としてメチャ好きでしたね。
 余談ですけど、EXの楽園の雑魚曲が全部これだったのが、いい意味であのエンカウント率の高さを鬱陶しく思わずにいられた一因になっていたり(笑)。

 その他お気に入りは、『時には賑やかな時間でも』『眠る世と赤き月』『決意を胸に立ち上がれ』『掴み取る一筋の光』『吹き荒れる戦風』『訪れた辺境の大地で』『忍び寄る影』『万古の空中宮殿』『轟け、飛燕の力』『放たれた閃光、それは古の』『冷厳なる守護者のカルテット』『戦ぐ、真実の調べ』あたりですね。


システム(9/10)

 演出はそれなりですかね。
 日常パートでも存外コロコロ動くは動くし、演出効果も多彩だし、戦闘面での演出効果は色々と高いので見ていて楽しいです。
 OPムービーは曲調とは裏腹なくらいにコロコロと画面が変化していて、合間にアニメーションも含みつつなのはいつも通りですけど、この使い方が控え目で調和が取れていたと思いますね。

 システムは特に不備はなく、使いにくいことはないですし、これだけのシステムで軽快に動くというだけでも充分に評価の価値はありますね。


総合(89/100)

 総プレイ時間は、1周目が40時間強、結局ルート回収に後3周したけれど、最初の2周、ルート回収のためだけなら4時間ずつくらいで、最終周はEX攻略込みで12時間くらいかかりましたかね。結局延べ60時間くらいはプレイしたし、それでも普通以上の難易度にはしてないからまだまだ遊べる要素はあったし、充分なボリュームだと思います。

 元々シリーズ1作目であるので、このシリーズへの登竜門的にもありといえばありなのでしょう。いずれ他の作品もリメイクするのか、それともそれは過去作やってもらって、新たにシリーズ新作作るのかはわかりませんけど、やや敷居の高さはあれ、面白さではこのメーカーの面目躍如という感じなので、時間があるなら根気良くプレイすると良いのでは、というところですね。
posted by クローバー at 05:56| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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