2015年07月02日

LOVEREC.

 創作の楽しさを追求する、というコンセプトにも興味あったし、概ねヒトミが素晴らしく可愛かったので、他に欲しいものも全然なかったし迷わず購入。


シナリオ(22/30)

 想いを繋げ、届ける力。


 主人公は生粋のカメラバカで、とりわけ誰かの笑顔を撮り続けることを生き甲斐にしていました。
 学園では映研に所属していたものの、天才監督である美悠紀と、撮りたいものの方向性で食い違いが生じて退部し、自ら動好会という映像サークルを立ち上げるものの、部員は幼馴染で世話女房の千穂だけ、かつ主人公のカメラの能力を買っている映研サイドからのクレームもあり、所定の期間までに既定の部員数を集め、学園紹介のムービーをきちんと完成させることが求められていました。

 そんな苦境の中、ある日突然、主人公の十年来の相棒であるカメラから、カメラの精霊と称する女の子、ヒトミが飛び出してきて、主人公の力になりたいと言い出します。
 カメラを介して不思議な力、魔法を行使できるヒトミは、学園生の一員となり、主人公の部活に入って直接的に手助けをすることになり、更には親友の妹であり、かつ凄腕の編集でもある乃梨を紹介されて、既にプロとして活躍している彼女の初心を擽ることで仲間に引き入れ、紆余曲折ありながらもムービーを完成させ、部を存続させることに成功します。

 そうして色んな面々と切磋琢磨していく中で、それぞれが抱える家庭の事情や仲間達との軋轢などを目の当たりにし、けどあくまで撮る事しか能のない主人公は、それでもその活動の方向性を少しでも、その問題を解決させる一助になればと思いながら活動を促進していって。
 そうした最初はカメラを通しての、いずれ直接的な想いの繋がりが、カメラバカの主人公をして、各々のヒロインに心惹かれていく契機となっていきます。

 大切なことはカメラが教えてくれた――。
 これは、創作に関わる人すべての熱の在り処を赤裸々に示しつつ、その中での剥き出しの触れ合いと、そこから繋がる想いの尊さを綴った、心温まる青春物語です。


 あらすじはこんな感じですね。
 大枠としてはそれぞれのヒロインの状況や想いを鑑みて、部の活動方針を定めていって、その行動と歩調を合わせるようにして、当事者となったヒロインの問題も解決していく、という流れになります。

 テキストはいつも通り非常にノリがよく、独特のおふざけ感覚の合間に、しっかり情味が感じられる要素をさりげなく差し込んできて、そのあたりのバランスのとり方はやはり上手いなと思います。
 今回は表のテーマが創作の楽しさを伝える、にあるので、その分いつもの作品よりはどうしても説明的な部分が増えてしまうのは致し方なく、その分テンポが悪いと感じる向きもないとは言えませんが、個人的にはそういう薀蓄や奥深さに触れるのは興味深いですし、これはこれで充分に楽しめた感じですね。

 ルート構成は、まずヒトミ以外の三人が攻略可能で、全員クリアするとヒトミがクリア可能、そこから後日談へと派生する格好です。
 選択肢自体は追加選択除けばほとんど一ヵ所だけでルート確定するシンプルな構造ですが、ただ全体の構造の中で、その選択だけでも充分にそのヒロインにフォーカスを当てるに足るものだ、という説得性はしっかり有しているので、簡素でありつつ不備はないかなと思います。

 シナリオに関しては、概ねそれぞれが創作に対する独自のスタンスと矜持、曲げられないものを抱えていて、しかしそういう信念は大概周りの人間との軋轢や誤解を招くものでもあり、そこに生じるジレンマ、特に家族との関係においてのそれを、創作に携わる経緯の中でしっかり掘り下げてきているあたりは実にらしいなと思います。
 表のテーマが創作の楽しさを伝える、として、裏側のテーマがやはり家族や支えてくれる人との関係性の大切さになってくる感じで、基本的に創作、作り物の側に軸足を置いていた面々が、少しずつでも肌身の触れ合いにスタンスを移行していくことで、間接的だった想いの繋がりがより直接的なものに推移していく経緯の紡ぎはとても丁寧だなと。
 その上で、創作に捧げた想いと感謝の念の通い合いが同時に達成される終盤がとても心に響く構図は、総合的に上手く仕上げてるなと感じますね。

 更にそこに、ヒトミというファンタジーな存在を介しての特殊なフィルターが用意されていて、その仕掛けのおかげで、個々のヒロインルートで、一見整合性に難があるのでは?と思わせる要素も、実はそうではない、という筋の通った説得性を有する構成に出来ています。
 またそのファンタジー自体も、きちんとご都合主義に走り過ぎないよう制約を設けて、その範疇でしか行使されないルールを徹底できていると思いますし、その根源が、カメラに宿った付喪神的存在であるヒトミと、普通の人間の想いの在り方の差異に置かれていて、最終的にもその思い込み自体を覆す、という理屈の範疇でしっかりオチをつけられているのは誠実だなと思います。
 まあその結果としてのトゥルー的な流れの是非をどう見るか、という部分で難しさはありますけど、少なくとも観念的にそういう関係性を本人達の中では是と出来るだけの蓄積は為されているし、私としてはああいう関係性は嫌いじゃないのでいいかなって。

 個別評価としては、千穂=ヒトミ>乃梨=美悠紀くらい。図抜けて素晴らしい、というシナリオこそなかったですけど、どれもとても丁寧なつくりだったし、それぞれにヒロインの魅力はしっかり引き出せていて、またトータル的に見て、主人公を介さないヒロイン同士の横の関係の進展という部分でも中々面白味があって良かったなと思います。

 千穂はやはり、表現者と支援者の狭間の中で、自分が本当に求めるものを絞り込んでいく過程が丁寧だったし、そういう千穂を作った背景の作り込みが秀逸で、それを踏まえての全体的な解決の道標がとても綺麗に紡がれていて一番好きかな〜と。
 ヒトミはどうしても全体像の中での評価がついてくるのでそこで上乗せはありつつ、ただ個別として見た場合はいっちゃん平穏な流れではあるし、あくまでヒトミが求める、求めていい最高、の範疇で終盤まで推移するので、ラストの引き込みはともかく、道中の盛り上がりはもう一歩かなとは感じます。
 乃梨はやはり元々の立ち位置がクリエイトにだいぶ寄っている分、そこから中庸を取り戻すための試行錯誤が長い、ってのはあるし、千穂ほど根幹的なねじれは背景に備えていないので、その分で面白いけど一歩引くかなって。
 美悠紀はとにかく、全く遠慮なく意見をぶつけ合ってモノづくりに邁進していく雰囲気と、そういう一本気を備えざるを得なかった背景との絡みが丁寧で、構成的に外的要因に見えた部分も解決されていたし、凄みはないけど上手くまとまっていたなと思います。

 以下あれこれネタバレしつつテーマとの関連性についてなど。

 この世界が、現実であれこれ頓挫を繰り返した果てに、致命的な事故によって主人公の命そのものが失われかねなくなっているのを、カメラの付喪神であるヒトミが助けるために構築した夢の世界である、という構成そのものは、全体像の中で過去形で語られる部分などで推測はつきますが、その構造自体がある意味創作との連関性を備えてもいるのが面白いところです。

 夢、とりわけ明晰夢というものは、基本的には人の記憶を整理しつつ、その中から自分の思い通りに世界を組み立て直していくことが出来るものであり、またその場合の記憶とは、あくまで現実の事象のみならず、想像した物事も取り込める、という部分に特色があって。
 対して映画などの創作物は、やはり様々な記録という素材を整理して組み立て直していく、という部分で夢の構造と親和性が高く、ただし、あくまで記録は記録、間違いなくそこにあるものでしかなく、そこに作り手、受け手が独自の解釈、物語を付随することは出来ても、記録そのものはそれ以上の飛躍を持たない、と考えられます。

 そしてこの夢の世界の中で、ヒトミはあくまで自分のことを、記録媒体として位置付けています。
 付喪神として固有の想いを抱き、その能力で自身の記録と夢の世界を繋ぎ合わせるという不思議な力を有しているものの、自分に出来るのはそこまでで、自分の想いだけでは世界は変えられない、その記録を虚心に見つめて、よりよい解釈、強い想いを夢の中に引きこんだ誰かが抱いてくれない限り、その力を発揮することは出来ないと思い込んでいて、その勘違いが、自身の想いとの葛藤となり、折り合いをつけるための半端な未練となって世界に影響を与えているわけですね。

 そういう構図だから、現実にあった事象が夢の中に取り込まれていることと、単純なヒロイン選択、フォーカスの設定のみで、あくまでそのヒロインの問題に集約した事象、時系列が形成されていく、という部分には説得性があり、現実では同時多発的に発生して、どれも半端になりままならない状況を丁寧に解決していける、その想いの共有と生命力の発露が、果たして直接的に主人公の現実回帰に影響があったのかは定かではないものの、少なくともその想いを繋げたのは、ヒトミ自身の想いそのものであって。

 その意味で、大切なことはカメラが教えてくれた、というキャッチフレーズは、二重の意味で成立するんだなあと。
 勿論一義的には、創作を通じて様々な想いの飛躍を可能とし、それを現実に還元する力を有する、という部分において、それは象徴的に、ヒトミが女の子として生まれた経緯に語られていると思うし、その上で、どうしても人の瞳においては、思い込みやなにやらで歪んで見えてしまう現実を、真正な記録という形で提示することで、虚心坦懐に向き合い、それを橋渡しに、いずれ想いを直接的に繋げる事の尊さを示している、というところに価値があるのかなと思います。

 だからこそ、最後まで自分がモノである、という認識から解脱できずに、自分だけをその温かい世界観の枠組みの外側に置こうとするヒトミを、みんながこぞって引っ張りあげようと決意するのは、繋がりがもたらす相互干渉として必然的であり、記憶と記録は決して垣根でなく、想いを繋げるバイパスなのだと、それを具現化するのが想像力と創造力なのだと感じさせてくれますね。

 まあそうやって、ヒロイン諸々巻き込んで、それぞれの事情と想いを知り尽くした特殊な繋がりを有してしまったことで、ラストの全員の関わり方に偏重は紡げずにああなる、という部分に好き嫌いは正直出そうではありますが、ハーレムはともかく、個人的にああも百合百合しいのはちょっと美味しいなあと思ったのでいいかなって(笑)。


 以上、総合的に見て完成度は中々に高く、またギャグとシリアスのバランスや、テーマ性への掘り下げなども偏り過ぎない範疇で丁寧に紡げていて、要所で心温まるエピソードもあり、率直に良作だなあ、という感じ。
 やはり重さに比重を置き過ぎない以上、どうしても爆発的に素晴らしい、とまでは言えず、個人的にはもう少しヒトミの個別の在り方に工夫の余地はあったかなとは思いましたので、点数としては名作ラインまでは乗せられないかなってところですけど、好き嫌いで言えばかなり好き、な感じですね。


キャラ(20/20)

 ヒロインは全員可愛いですし、それぞれにそこそこ重いエピソードは付随してくるものの、それが魅力を欠損することはなく、きっちり最終的に成長の要素に繋げていけているバランス感はいい感じですね。
 また個人的にこの作品のキャラメイクで一番評価したいのは、主人公含めどのメインキャラにも、親との綿密な関係が紡がれていて、その関係性や生育環境によって彼らの人格が形作られている、という片鱗を端然と捉えられる部分にあるかなって。その上でどの親も、弱さや頑固さはあれ、それぞれなりに子供のことを思い遣ってのありよう、という善良さが基軸になっているので、その分だけ世界観全体が温かく紡がれているなあと感じます。

 一番好きなのはやっぱりヒトミではありますね。
 本質的に誰かに尽くすためにあるとはいいながらも、憧れの目で見ていた日常の中での闊達で無邪気な喜びや、様々な感情の発露は素直にすごく可愛いなと思うし、それでも最後には献身的なありようの中でも素敵さを見せてくれるので、そういう蓄積がきちんとラストで、みんなの心を掴んでいる状況に違和を生じないのかなと。
 CV的にも非常にこういうコミカルでありつつストレートな甘えキャラにはマッチしているなあってのがありましたし、期待通りでしたね。

 次いで乃梨かなぁ。
 思った以上に、親しくなればなるほど思ったことはずけずけ言える子ではあったし、けどそれが我が儘とかそういうのでなく、すごく可愛さを強調する方向での物言いに徹している感じで、小動物的でありつつどこか妖艶に誘っているような雰囲気を備えていて、実にエロ可愛い良い子でありました。。。
 クリエイターらしい視野の狭さを克服していく中でも、人としての柔らかみがしっかり増していくのが見えていたし、ホントいい子でしたね。

 美悠紀も思ったよりは好きになれた感じ。
 性格的にどうしても創作に対する妥協が出来なくてきつくなる部分はあれ、そこから一歩離れれば、素直になれないながらも親身な可愛さを要所要所で見せてくれるし、そういう気負いの根源にあるものもすごく切実で、だからこそ彼女の求める切磋琢磨の関係、金蘭の契りに至れる精神性を主人公が有していたのは、この子にとって最大の僥倖だったとは思えるし、その意味で一番ふさわしいヒロインではないか、とは思えましたね。

 千穂は全体的にこう不憫な立ち回りではあるなあと思いつつ、その中でも結構押しが強かったりはするので、単純なヒロインの魅力としてはこの面々の中では一番落ちるとは思うところ。
 ただ主人公にとって、美悠紀とは違う意味で凄く大切な存在ではあるし、そういう誰かを支えることに生き甲斐を感じるという精神性はやはり素敵で、その根底を上手くシナリオと連動し、親子ともどもに克服していく流れに乗せてきたところは、キャラの魅力アップにもしっかり連動しているなと思います。


CG(18/20)

 全体的に可愛らしくコミカルな構図ですし、質量ともに抜群とは言えないけれど、安定して好きだなあと思わせてくれますね。

 立ち絵に関してはほぼ水準でしょうか。
 ポーズはヒロインで2種類にサブで1種類とやや控えめ、それぞれ個性は出ているけれどさほど冒険はしてない感じで無難かなと。
 お気に入りはヒトミ正面、やや横、乃梨正面、やや横、美悠紀正面あたりですね。

 服飾はヒロインが5種類、サブが1〜2種類ですね。パターンがある程度ばらつかせていて、それぞれのシナリオの流れで特殊な衣装がセッティングされている感じではあり中々いい感じ。
 お気に入りはヒトミ制服、私服、寝間着、精霊服、乃梨制服、私服、デート服、水着、美悠紀私服、サマードレス、水着、寝間着、千穂私服、水着、浴衣あたりですね。

 表情差分はさほど多くはなく、パターン的にも全体的に画一化されている感覚はあり、もう少しそのヒロインならでは、という味わいはあってもいいかなと思いつつ、基本的にコミカル重点で可愛いなとは思います。
 お気に入りはヒトミ笑顔、拗ね、照れ、目そらし、ジト目、半泣き、><、きょとん、乃梨笑顔、苦笑、半泣き、怒り、照れ笑い、照れ焦り、ジト目、美悠紀笑顔、ウインク、赤面、ジト目、膨れ、千穂微笑、困惑、はしゃぎ、照れ、ジト目あたりですね。


 1枚絵は通常78枚にSDが20枚の計98枚、3人原画と考えるともう少しあってもなあ、とは思うけど、およそ水準には届いているかなと思うし、出来もそれぞれに味はあって良かったです。個人的にはやっぱりちこたむさんマンセーではあるけど。。。

 特にお気に入りは3枚。
 1枚目は乃梨公園のブランコで、このシーンの哀愁というか、乃梨の放つどこか遠い雰囲気がすごく綺麗で好き。
 2枚目は乃梨初H正常位、まあ純粋にエロ可愛い、ボインちゃんだけどボイン過ぎないバランス感も、反りの構図も、淫靡な表情もすごく好き。
 3枚目は乃梨お風呂H背面座位、やっぱりちっちゃい子にはこの構図は鉄板と言わざるを得ないのです。。。

 その他お気に入りはページ順に、ヒトミ降誕、その願いに光を、あんみつ、寄りかかり、キス、水辺で戯れ、抱きつき、メンテ、69、フェラ、対面座位、バック、千穂ごはん、千穂リーダー、水着撮影、ずぶぬれ、すぐ近くで、キス、想い出、背面座位、騎乗位、立ちバック、背面屈曲位、美悠紀膝枕、抱きしめ、花火、キス、愛撫、正常位、フェラ、騎乗位、バック、乃梨編集、二人乗り、コンテ、はだけ、デート、キス、腕組み、絶対に助ける!、家族として、初H愛撫、オイル、パイズリ、バック、騎乗位、フェラ、貝合わせあたりですね。


BGM(17/20)

 シナリオ同様に凄くバランスのいい布陣で、それでいて基本的には軽やかで優しい雰囲気の曲が多いですね。
 
 ボーカル曲は2曲。
 OPの『Foucs love』は、颯爽と吹き抜ける春風のような軽やかさと柔らかさを感じさせつつ、ただ個人的にやや全体のメロディラインの構図がしっくりしなくて、サビのラストの流し方だけは好きなんですけど、すごく好きとまでは言えなかったかなと。
 EDの『Take mirage』も情味と爽快さが上手くマッチして、この作品のEDっぽいメロディではありますが、びみょ〜にボーカルがマッチしてない感じはあって、特にサビが弱く感じるのが勿体無いかなって。

 BGMは全部で32曲、ただアレンジや複層の曲も結構あるので実質で見れば水準あるかないかくらいの範疇ですかね。出来自体は悪くはないんですが、少し劇的を衒い過ぎて耳に痛い部分はあったりなかったり。
 お気に入りは『ヒトミに映るセカイ』『恥ずかしがりの魔法使い』『素直になりた…いわけないし』『迷いを捨てて』『悲しみのプレリュード』『Lamentation』『夢が見えない』『ぶつかりあって』『絆』『夢の先へ』『LOVEREC.』あたりですね。


システム(9/10)

 演出はいつも通りに実にコミカルで良く動き、それでいて要所の情感溢れる部分ではそういう方向性での演出もしっかり組み込んでいるし、今回は極端に派手さはないですけど、らしい雰囲気はしっかり出ていて良かったと思います。
 ムービーは映像つくりのイメージとリンクさせつつ距離感の使い方が上手いなと思いましたが、特別にグッと惹かれるほどではなかったかな。

 システムは基本的なものは揃っていて不自由なく楽しめますね。
 あと今回は妄想RECモードが中々面白そうだし、今後果たして敢えて何か作ろうと思うかはともかく、それを組み込んできた部分には評価をつけたい感じです。


総合(86/100)

 総プレイ時間17時間くらい。共通が3時間、個別が3〜3,5時間くらいにエクストラで1時間弱、くらいの感じですね。
 決してボリューミーではないですが、骨格がとても巧みに作られていて、その分物語の枠組みが醸し出す説得性が高いので、余計な説明や積み増しが必要なかったというイメージではあり、その上で創作に対する熱意を端々に籠めつつ、バランスの良いシナリオを展開してくれたのではないでしょうか。
 オチの付け方が、かなり確信的というか、その流れで培われた精神性を有するとなればそうならざるを得ないよなあと無駄に説得力が高いために、逆に評価として足枷にならないか気にはなりますが、概ねわかりやすく心に優しく響く内容になっていますし、キャラが気に入ったなら素直に楽しめると思います。

 2016/01/07改定、シナリオ−1点。
posted by クローバー at 05:09| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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