2017年10月17日

閃の軌跡V

 Uの発売からはや三年、待ちに待った、というべき待望の閃の軌跡最新作ですので、それはもう発表があった時点から一日千秋の想いでプレイできる日を心待ちにしていましたとも。

シナリオ(17/20)

 希望は遥か遠けれど。

★あらすじ

 今回の舞台は、閃の軌跡Uのラストで意外なリィンの出自が明かされ、そして偽りの英雄、帝国政府の果断な政策の隠れ蓑・欺瞞の象徴として祭り上げられる事となってから一年半後、リィンが本校を卒業し、そして新たに設立される事となったトールズ第U分校の教官として赴任するところから始まります。

 元々のトールズ本校は、この一年半余りで貴族派の力を一層削ぎ落とし、徹底的な中央集権化・思想統制を進めてきた政府の思惑によって、元の自由な気風が大きく制限された、軍学校としての色合いが強い狭窄な愛国者育成の為の学院として生まれ変わってしまって。
 そのカウンターパート、とでも言うように、Uにおける政争で敗れる形になったオリヴァルトがその翼折れず、を表明するために作り上げた第U分校は、しかし最初から分校長に赴任した貴族きっての武闘派、黄金の羅刹・オーレリアが断定するように、政府にとって都合のいい駒・捨て石という立ち位置でした。

 故にそこには、元々エレボニアとの関係性が薄い留学生や、国内の不穏分子に繋がりを持つ存在が厄介払い宜しくまとめて集められており。
 しかしそれでも学院は学院、むしろかえって元のトールズの気風を保持するのに開き直りやすい、という事で、オーレリアの目付であるミハイル、クロスベルから厄介払いされてきたランドルフ、帝国各地を回って見聞を広げ、より確固たる自己を積み上げて戻ってきたトワと共に、リィンは教官として雛鳥を正しき道に導いていけるように努力していく事となります。

 けれど、こんな経緯の学院に集められた生徒ではあるので、誰しもが一筋縄ではいきません。
 特に、かつてリィンが所属していたZ組の先例に倣って設立された特化クラス新Z組に集ったのは、クロスベル出身でかつての特務支援課に憧れ、帝国の英雄であるリィンに反感を隠さないユウナ、皇族の剣という伝統の立場から外され自己の行き着く先を見失っているヴァンダール一門の秘蔵っ子・クルト、それにリィンの監視の名目でこの一年半突き従ってきたアルティナ、という、なんともまとまりのないメンバーでした。

 戦術家・主計課のメンバーを合わせても20人という、少数精鋭となって道を切り拓くしかない状況の中で、彼らは常により大きな社会のうねり、激動の中で揉まれ、足掻きながらも少しずつ前に進み、自分なりの道を見出していく事となります。
 その成長の過程に歩を合わせるように、再び胎動を始めた結社、更に一貫して中央集権・軍拡路線に突き進む国家のありようも加速度的に矯激さを増していって、果たして彼らはその中で、歪むことなく自分の道を貫くを抱き続けることが出来るのでしょうか?

 T・Uでも通貫していた、より強大なる力に対し、個々の強い意思とそれを連ねた絆の力は、どこまでそこに肉薄し、求める未来像へと塗り替える影響力を行使できるのか、今回は生徒たちと共に、教官として歩むリィンと旧Z組メンバーも改めてそれを問われ、必死に破滅を予感させる道に抗っていく事になります。
 その末路に如何なるものが待っているのか、そしてこういう帝国を作り上げていったその真意・覚悟はどこまで見えてくるのか、彼らの真実と向き合う覚悟と勇気、意思の力の輝きをご照覧あれ。

★シナリオ(大枠)

 あらすじで触れたように、かつての内戦を経て益々強大な力を手に入れた帝国政府、その宰相たるギリアス・オズボーンが強硬に進める軍拡路線の手駒のひとつとして設立が許された第U分校、けれどその思惑とは違った、かつてのZ組、そして新たなる風の伝統を継ぐ者として育てられていく生徒たちの姿が丹念に描かれる事とになります。

 構造的にはT・Uを通じて、かつてのZ組が育み得た絆と意思、覚悟を、より短い期間内で濃密に経験させられる事となります。
 そう書くと拙速に思えるかもですが、最初は完全に手探りだった旧Z組と違い、今回は先例があって、すぐ身近にそのZ組の精神を体現したリィンが教官として存在する、かつ物語の舞台のきな臭さが一層加速している中で、より実戦的な現場に早くから投入される事との多重効果で、半ば強制的というか、そうでないとついていけない、というレベルで生徒たちは鍛えられていくわけですね。

 また今回は学院生が少なくなったことで、戦闘メンバーになる5人のみならず、他の面々にもそれぞれの背景と覚悟、成し得たいものが明確に紡がれていて、その為にも今はここで、という自分の存在理由を確立しやすい下地が整っている分、最初はともかく中盤からは特に違和感なく楽しめました。
 当然最終的な特科クラスZ組の5人が主軸ではありますが、彼らはそれぞれに特異な立場にあって、よりそういう覚悟や力を身につけるに躊躇いのない立場が設定されてはいます。
 まぁそれでも特にユウナなんかは、基本負けず嫌いってだけで、先天的な素養があったのかもだけど他の既に修羅場を潜っている、或いは最初からそういう立場を意識させられている面々に対しよくついていってるなぁ、と思うし、それが特務支援課、特にロイドが持っていた不屈の魂の継承という意味では象徴的に描かれていると思います。

 加えて今回は、もはや拡大を続ける帝国の在り方を座視してはいられない、いう事で、諸外国の思惑なども複層的に絡んでくる中で、この学院の面々もかなり多彩性を持ったメンバーになっていて。
 その筆頭的な立ち位置としてはリベールから留学してきたティータがいますし、他にもユウナは当然として、かつて帝国に併合された亡国の悲哀を身に纏う面々も多数いて、より多角的な視点・情緒の目で帝国の現状が語られるのも特徴的なところです。

 そういう理由もあってか、今回はT・Uとは比べ物にならないほど、過去作からの再出演キャラが多いですよね。
 個人的にティオとティータが出てきただけで大歓喜に過ぎる、というのはあるのですが、物語の舞台の一端をクロスベルが担ったりもする事で、市井の一人一人にまでその後の姿がきちんと描かれていたり、想いもよらぬ人間関係が披瀝されたりと、過去シリーズのファンにとっては垂涎のつくりになっていると思います。
 裏を返すと、閃シリーズだけしかやってない人にとってはやや置いてけぼり度合いが大きい気もしますが、実際に帝国がそれだけ膨張して大陸全てに大きな危惧を抱かせる存在になった事からすると必然的な連関ではあるので、特に閃から入ってこの空白期間に駆け足でリベール・クロスベル編をプレイし、その記憶がまだ新しい私としては、この枠組みは純粋に歓迎したい部分ではありましたね。

 そして社会的な構造としても、今までの伝統的な帝国のありよう、貴族制を中心とした封建社会から中央集権国家への過渡期に入っていく中での、一般庶民の生活にまで波及する軋轢、パラダイムシフトがもたらすいい部分と悪い部分をしっかり組み込んでいて、このあたりの精緻さ・徹底ぶりはいかにも軌跡シリーズ、というところです。
 例えばトワが授業で説明しているように、クロスベルやノーザンブリアの併合と、それに伴う中央集権化が緊密に進められたことで、GDPが前年比143%とか、これは本当に途方もない数字ではあるわけで、その恩恵を少なからず元の帝国民は享受している部分はあるでしょう。

 けれど一方で、クロスベルの複雑な市民感情が象徴するように併合即一帝国民、と切り替えられるわけもなく、或いはより市場に競争原理が働いたり、富の格差が貴族制の時とは違う形で露呈したりと、そんな急激な変化を伴う時流に置き去りにされる中で募り燻る不満の通底音も確かに流れていて。
 しかし最終的にそういう不満の捌け口まで多角的な手段でクリアにする道筋を既に築き上げている、しかもそれを政治の表舞台と、帝国史に連なる裏の舞台全てを糾合する形でというのが、今作の鉄血のえげつなさすぎる部分ではありましたね。

 今回も3章位の時点で、あぁこりゃ絶対にこの一作では帝国編完結しないなー、ってペースだったので、ラストは当然衝撃の結末を用意して、すっごいもどかしいところで切ってくるんだろうと覚悟してはいましたけれど、それでもダメージは大きかったですね。。。
 文字通り一切の聖域なき怒涛の凄惨展開ではあり、日記でも書いたようにまだUの時なんかはその後の外伝や後日談で中和されたところもありますけど、今回はそれもなく一刀両断に奈落へ一直線、って感じで終わってしまって、ラストのモノローグで希望はまだある、とか言われてもホントかよ!?ってならざるを得ないオチでした。
 流石にUからVまで三年空けてじっくり準備してきた分、その次はT・Uの時のように一年後、来年の9月には出てくれると信じたいですけど、本当にこの終わりでまた一年待ちとか色んな意味でえげつないとしか言えませんですね。

★シナリオ(ネタバレ)

 ここからはネタバレ全開で語るので白抜きです。
 …………といっても、話はほぼラストの展開絡みに尽きる、とは言えるのですが、今回も本当にえげつない結末を用意してきましたね。
 ある意味Z組の希望の象徴のひとつでもあったカレイジャスを、そこに乗り込んだオリヴァルトに光の剣匠、トヴァル共々木っ端微塵とか、カムパネルラですらそこまでやるかってドン引きしてるし、挙句にZ組メンバーの一員であるミリアムまでアルティナの身代わりになって消滅とか、率直にトラウマになるわあんなん。

 ともあれ、改めて結社の暗躍がはじまり、それと歩調を合わせるように他の裏の組織、魔女や地精も活動を開始して、その矢面に常に第U分校、そして灰色の英雄であるリィンは立たされることになるわけで。
 結社も律儀というか、準備期間もあるとはいえわざわざ演習に合わせて問題を起こさなくても、って話ではあるのですが、むしろこれは政府・情報局の側がその結社の実験のXデーを見極めて、わざとそこに演習をぶっこんでる側面の方が強そうですね。

 そういう部分が見えているからか、今回もクレア大尉改め少佐はいかにも心苦しそうな雰囲気ビンビンで、レクターなんかもそろそろこの強硬路線の行き着く先に対する疑問というかやりきれなさは見せてますよね。
 ある意味この二人がユウナとアッシュを第U分校に送り込んだ形になるのも、そういう二律背反的な想いの象徴的なものにも感じますし、それでも鉄血の子供であることを止められない、という心情の源泉に至るまで、底知れない存在ではあるルーファスまで例外なく、今回はしっかり語られているのは良かったですね。

 結果的に今回、アッシュの立ち位置とその心情、そしてその身を蝕む呪いのありようについてはかなり明確に語られ、極めて悪辣な形で利用されましたけれど、一方でかつての貴族派vs革新派の内戦で一敗地に塗れた側の貴族連合、その巻き返しのための暗躍に関しては、ある程度仄めかされてしまったくらいで終わってしまいましたね。
 まあどう見てもその影の指導者というか、思想的リーダーはミュゼことミルディーヌっぽいわけですけれど。。。仮にも黄金の羅刹に様付けさせるとかどんだけだよ、って思ってしまいます。
 それだけあの先読みの力が優れているのか、でも流石に羅刹と深淵がああまで心酔するのに、純粋な知力だけではなく、より明確な武力も保持してそうな気はするんですよね。

 そこまで短絡的には片づけないかもですけれど、今作のラストシーンで6体の機神が揃って、残り1体、名前が出ていなかったのは確か金の機神ですか、ミルディーヌがその持ち主か、起動者に多大な影響を及ぼせる存在
である可能性は高そうなんですよね。
 ルーファスなんかはもう最後の時点でそれを見切っている発言をしてましたし、私みたいな凡才だと確信を持ってはなんとも言えないんですけれど、結局オズボーンの最終目的って、7体の機神の力をもう一度ひとつに糾合し、呪いを払拭しつつその大いなる一、神に匹敵する力を自己の制御下に置くことにある以上、最後の1体の奪い合いが次作の序盤のターニングポイントになるような感じはヒシヒシとするんですよねぇ。

 ただ最後、ヴァリマールが鎖で繋がれているような描写はありましたし、少なくとも次回作の序盤に関してはもはやリィン主人公、という形では書きにくいのではないかなと感じます。
 結局今回のラストで、元々皇帝の暗殺未遂を共和国のせいだと捏造し、国民感情を共和国への敵愾心が募るように先導しておいた上で、その種を帝国全土に広めた呪いの力で芽吹かせて、効率的に狭窄な思想統制を成し遂げているわけで、この後の舞台ではその路線に反対するのは非国民、的な扱いになるのは、第二次大戦中の日本からのアナロジーとしてもまず見えている部分です。

 国家総動員法もすんなり可決してしまうだろうし、そうなる中で、確固たる平和への意思を持ち、呪いの力に抗える思考の力を持っている面々は確実に迫害されて地下に潜るか、レジスタンスとして活動するしかないじゃん、って暗黒の未来像がそこにはあります。
 その中で新たな貴族連合としては、そのオズボーンの目的を完遂させないための抵抗を試みることになるでしょうし、その立場の正当性を訴える意味でも、虚像の英雄であるリィンと灰の機神を取り戻す、って所は大切になってきそうかな、と。

 そもそもあの死地からどうやってまず逃げだすのか、って部分で、最初はいつぞやのロイドみたいに強制収容所スタート、なんて可能性もあるんですけど、ともあれ新Z組の残りメンバーに関しては、次も色々な意味で主役的な立場を担う事にはなってくるだろうと予想しています。
 ミュゼがその際にどこまでZ組の一員である事と、貴族連合の思想的指導者である事を並列されてくるのかはわかりませんが、Uの時みたいにレジスタンス的な行動で散り散りになった仲間や協力者を糾合していく展開は期待出来るでしょうか。

 とはいえ、序盤ってUの時なんか比較にならないレベルでお通夜ムードじゃね?って気はしますけどね。。。
 特にアルティナなんか、私がホイホイあんな欺瞞情報に踊らされてまんまと捕まらなければミリアムさんは…………!って、それこそうたわれるもの二人の白皇序盤のネコネ的な凹み方してそうな気がするし、ユウナあたりがこう、「折角綺麗に笑えるようになれてたのに、今のアルの空疎な笑みは痛々しいよ!」とか発破かけそう。
 あとミュラーとか復讐の剣鬼になったりしないかちょっと心配で、そうなって孤立しているところを、クルトあたりが、「兄上のヴァンダールの剣は、それで正しいと誇れるのですか!?それで本当にあの人に顔向けが出来るのですか!!」とか窘める展開とかも超ありそうな気がする。。。

 そして、ここまで大陸全土を巻き込む話になった以上、次は特務支援課の面々や、エステルヨシュアあたりも総出演で、強大なる鉄血の壁にぶつかっていく展開はまずあるだろうなって思います。
 これも日記でチラッと書いたけど、零の軌跡のラストで、一応いずれクロスベルが彼らの活躍で帝国の占領から解放されて再独立を果たす、という光景を、おそらくキーアが幻視していると思っているので、彼女が視た未来の確実性は至宝の性質としても信頼が置ける分、確かに希望はあるんだろうな、とは思いますけど、そこに至るまでの波乱の展開、その中で或いは更なる犠牲も、とか思うと本当に楽しみなのとは裏腹に心が痛い。。。
 特にクレアとかレクターって、絶対に俺の屍を超えていけ的な立ち位置になりそうな気がしてならんのだ。そこにクローゼが駆けつけてきて涙ながらに最期を看取る、なんて展開も予想出来ちゃうから嫌だわホントに。

 もっともそういう残虐な部分を最終的に排除しての大団円、という可能性も零ではないとは期待しておきたいんですけどねぇ。
 コメントでも頂きましたけど、カレイジャス爆殺に関してブルブランあたりが介入して転移トリックでひっそり助けてて、次にこちら側が大ピンチの時に颯爽と復活、なんてオチは有り得ない、とは言えないですし、ミリアムに関しても元々ホムンクルス的なもので、あの剣に変化した事が人間の生死の不可逆性ほどには厳密なものではない、と甘く考えることも不可能ではないはず。
 或いは黒の工房の秘密を通じてその可能性を探っていくのも、アルティナがメインになってのひとつのテーマになるかもですし、少なくとも記憶の連続性さえ担保されれば、という考え方は出来ますからね。実際クロウもどさくさ紛れに記憶取り戻して、生体的な意味ではともかく人格的な意味では復活したわけですし、しかし彼は今後どういう立場で動くことになるのかしらん。

 後は、幻焔計画の奪還の完遂、とカムパネルラは口にしていたけれど、結局結社の最終目的はどういう形になるのか、ってのと、今回もやっぱり盟主様出てこなかったけど、その真の目的と正体は?ってのもいい加減次こそは、って感じでしょうか。
 まぁミステリーの鉄則を波及するのであれば、少なくとももうここまでのシリーズのどこかで最低でも名前だけは出ているキャラ、って事にはなると思うんですけどね、今回の黒幕のアインリヒがアリサの父親であったように。多分ヒントもかなり出ているとは思うんですけど、流石に私程度の知力でそれを導き出すのは、改めてシリーズ全部リプレイする時間があったとしても難しいだろうなーとは思うので素直に次を待つしかないです。

 ともかく、今回はどうしてもT・Uを超える悲劇と衝撃を、という制約があったのかい?と問い質したくなるほど救いのない終わり方で、道中の面白さや深み、そこで築いた絆の力を文字通り暴虐的に踏み躙っていく強大な力の凄みを見せつけられた格好ではありました。
 その意味でシナリオ評価としても手放しで素晴らしい、とはまだ言えませんし、完結してみてその価値が改めて評価出来る部分にはなるでしょう。

 あとこれは直接的にシナリオには関係なくて、ゲームシステムで語るべき部分ですけど、ネタばれ度が強いのでこっちで触れておくとですね。
 そりゃ確かにアッシュとアルティナは、シナリオにおいてキーキャラ、後々なんらかの騒動の種か、利用される立場にあるのだろうとは思ったけれど、それでも流石に最終章で一切バトルキャラとして使えなくなるまでは考えなかったよ!

 特に私、アルティナは通常先頭の要として、序盤から全ての雫を投入して超贔屓して育ててたし、アッシュも特に機神戦では重宝していたので、えぇー本気で二人とも脱落なの?って流石に切なかったですわ。
 どうしても旧Z組メンバーは入れ代わり立ち代わりだし、その都度クオーツもリセットされちゃうから計算して育てにくいですしねぇ、色々な意味で新Z組メンバーの使い出の良さは突出していたと思うので、そこから梯子を外される展開はマジ勘弁してー、ってのはありましたね。

 そういうあたりを総合的に勘案し、物語の密度と重厚感、そしてワールドワイドな空気感を含めて、T・U以上に個人的には熱中して楽しめた部分はありますけれど、最終的な評価としてはこのくらいに留めておきたいと思います。



ゲームシステム(20/20)

★全体評価

 総合的に見て、T・Uのシステムの面白さを正当に継承しつつ、そこから操作性やスピード感、戦略性など様々な部分で深みを見せており、個人的にはかなり非の打ちどころのないつくりになっていたのではないかな、と感じています。
 こちらはある程度項目を区分けて、ひとつひとつザッと見ていく事にしましょう。

★マップ・戦闘システム

 まずプラットフォームがPS4に替わって、大分キャラの機動性がスムーズな雰囲気になり、スピーディーに操作できる感触がありましたね。
 また、街中のみならずフィールドマップからもジャンプ移動が可能になったことで、よりメリハリのあるスピード感のある攻略が可能になったと思います。ここはイース[に倣った、なんて話もインタビューで出ていましたけれど、確かに一々マップの端っこにいる人に話しかける為だけに街道を延々進んで、何の成果もなくまた引き返してくる、って面倒さを半分とはいえ解消できるのは有難いところです。

 実際今回も、そういういやらしいところにいるキャラがくれる本とか一杯ありましたし、またレベル上げ、という視点でも、お目当ての敵を倒すために一々マップ切り替えしなくちゃ、ってのをボタン一つで済むようになったのは有難い限りでした。
 特に今回、主にクオーツ強化のためにはかなりUマテリアルが必要なので、そういう部分でげんなりし過ぎず頑張れる一要因になっていて、でもむしろ私の場合それで余計にプレイ時間を食っている気もしなくもないんですけどね。。。

 戦闘システムは、伝統のリングシステムからコマンド直結式に替わっていて、確かに最初は戸惑うのですけど最終的に慣れてしまえば本当にスピーディーで楽ちんでしたね。
 またフィールドアタックに加えてアサルトアタックという要素も出来て、シンボルブレイクにもより意味を持たせる仕組みが確立していましたし、そのあたりのバランスも含めて操作性・機能性は向上していたと感じます。まぁ私序盤はともかく、中盤以降でまともにアサルト使ったの、ちょっと弱い旧Z組メンバー使う時の保険、くらいでしたけどね。。。

★クエスト

 今回も多種多様なクエストが用意されていましたね。
 ただ以前よりも、隠しクエストの隠しぶりが徹底的なものではなくなって、本なども含めてきちんとその場の俯瞰マップを開けばなにかある、と気付けるようにしてくれたのは有難い配慮だったと思います。

 逆にその分、加点要素があるクエストが増えていた気はしたので、なるべくパーフェクトを目指したい、と思うならこれまで以上に直前セーブが必須、という所はありました。正直一発で正解を確実に引けるとは言えない選択肢もかなりありましたからねぇ。
 内容としては相変わらずお使い的な要素も多いし、お節介な話も多いですが、今回は市井のクエストと分校クエストを切り分け、その評価も多層的な仕組みになっているので、その点での多様性と、その立場ならではの悩みや願いなどが反映されていて面白かったです。

 時々ある、そのタイミングでそんなことしてていいの?ってのも今回はそこまで多くなかったですし、特に分校クエストはそれを通じて、生徒一人一人の思いや立場、成長ぶりに触れることが出来るので、しっかりこなすことでより愛着を育てられる機能も有していて良かったと感じますね。
 あと厳密にクエストではないですけど、お風呂での語らいイベントとかすごくいいですよね!ティータ編とか絶対保存版だわ可愛過ぎて。。。

★クオーツ関連

 今回のクオーツ関連での大きな変化は、サブマスタークオーツの実装でしょう。
 このあたりを技術革新と並列して持ち出してくるのがこの重厚な世界観あっての、という感じですし、そしてこのシステムは非常に戦略的に幅の広い使い方が出来て素敵です。

 勿論メインのマスタークオーツに対しての限定的な効果でしかないにせよ、種類によって色々な効果が引き出せますし、メインとしての立ち位置は確固として崩さないままに、例えばカレイドなどでセピス稼ぎ、オベロンでアクセサリーの代わりに、なんて補助的な用途の幅が広くあるのが特徴的です。
 或いは相乗効果で強みを発揮する組み合わせも沢山あり、ティタニアの攻撃アーツでEP回復効果に、パンドラのEP1,5倍だけど威力増加、なんてのは本当にウィンウィンな組み合わせで、正直これだけでラストまで乗り切れてしまうくらい強力でしたね。。。

 通常クオーツに関しては、普通に作っていくとセピスが足りない中で、上手く改造や交換を利用して、って事になりますし、最上位の珠・鈴・牙系などは交換か、終盤で拾うかしか手に入るチャンスがないので、早い段階で作っておくとかなりアドバンテージにはなってくれます。
 無論それに見合う苦労はあって、とにかくUマテリアルが大量に必要になるので、その為の戦闘に特化したプレイをしないと、メインキャラのクオーツを全部最上位で埋める、なんてのは中々出来ないでしょうね。まあやりましたけど(笑)。

 結局のところ一番効率が良かったのは、ひたすらメガアローナを釣る、に尽きたと思います。
 かなりヒット率が低いので気長ではありますし、純粋な敵ドロップとどちらが効率的か明快には示せないですけど、きちんと黄色ゾーンで釣れれば一回で9個Uマテリアルが手に入りますので、頑張る価値はあるかなって思います。
 結果的に私は80匹くらい釣ったと思いますね(笑)。でも延べ720個のマテリアルに、当然そこまでで沢山ドロップも拾っていて、それでも旧Z組メンバーにまで満遍なく最上位クオーツを配布できるほどではなかったので、この辺はもはや執念が必要かもしれません。。。ぶっちゃけそこまでやらんでも、ノーマル程度ならなんとでもなりますからねぇ。

★ブレイク&ブレイブオーダー

 純粋な戦闘システムとして大きな変革となっていたのはこの二つの機能の追加実装でしょう。
 今回は純粋なHPゲージに加えてブレイクゲージが用意されており、敵の強さや行動力の速さを踏まえると、基本的にはブレイク状態に持っていってタコ殴りにする、というのが安定して勝つための必須条件になってきます。
 特に敵側にもリンクや高揚⇒マスタークラフトなんて必殺パターンがより確立化されているので、それを防ぐための戦略にも多様性が求められ、それをこの二つの要素が担っているといっていいでしょう。
 ブレイブオーダーも、アイテムとは違って一回分の行動を犠牲にせず多彩なプラス要素を加味できる面白いものであり、キャラによって持っているものや、必要とするBPは違ってくるものの、どれも有用な戦略性を見出せるものになっていると思います。

 ただ本当に思うのは、序盤はともかく中盤以降でオーダーの種類やクオーツが揃ってくると、Z組メンバーが保持しているオーダーと基本的なスペックの利便性・連関性の高さは突出しているなぁ、とは思います。
 基本的に初期バトルメンバーの4人で見ていくと、リィンにはスクルドをサブに持たせて、ユウナとともにブレイク特化要員に育て、クルトはスピード特化で確実にオーダーでも先手を取れるように、そしてアルティナがブレイク後のダメージソースとしてのアーツ特化要員になっていきました。
 アッシュがブレイク補助、ミュゼがアーツ補助で、時に置き換えも可能、という使い方がメインでしたね。

 この方向性にそれぞれの持つオーダーがより拍車をかけてくれるんですよねぇ。
 基本的に中盤〜終盤にかけては、まず大抵クルトが先手を取るので、そこでユウナのブレイク+300%オーダー発動、そしてアクセで速度は上げているリィンが神気合一⇒螺旋撃とかかませば、ボスクラスでも大抵それだけでブレイク出来てしまいます。
 んでブレイクさせたら太刀風の陣で硬直短縮してタコ殴りにしてBPを稼ぎ、満を持して絶唱陣神楽を使って、ティタニア+パンドラでほぼ無限に、かつ待機時間1〜2で幻属性アーツを連発できるアルティナがガリオンフォートあたりを無慈悲に連発すればまず完勝できてしまうという味も素っ気もない戦略が確立してました。

 まあそれだけに最終盤のアレはおいっ!?って感じでしたけど、普通にミュゼでも代用は出来ますしね。どうしても固定属性スロットの関連上、幻二つ持ちのアルティナの方が、水二つ持ちのミュゼより自由度が高いってのはあるんですけど。
 だからぶっちゃけラスダンの、旧Z組メンバーが矢面に立ってのバトルも、とりあえずブレイクしたら交代〜、神楽+ガリオンフォート×5、とかで全て殲滅する無慈悲ぶりを発揮して、まるで情緒を介さない私なのでした。だって旧Z組メンバー、クオーツやアクセが完璧じゃないし、オーダーも使い慣れないから難しいんだもの。

 ストーリー全体の制約としても、結構バトルメンバーの入れ替われが激しいのは難しさがありましたね。
 それでうっかり新Z組メンバーからアクセ剥ぎ取ってみたら、そっちも準備タイム抜きで戦闘に巻き込まれるとかざらにありますし、その辺はもうちょいなんとかならんかったか、ってのはあります。
 でも4章最後のイベントの前の夏至祭で、あの錚々たメンバーでのサービスバトルクエストがあったのは大歓喜でしたけどね。。。ティオとティータを並べて戦えるとか幸せ過ぎる。無論趣味を優先したせいでボスには結構苦戦したんですけど(笑)。

★機神戦

 基本的にはUの機神戦を正当進化させた形というか、複数でのバトルやアイテムなどの戦略性が増えてこちらも面白くなってますね。
 とはいえこっちも、弱点を攻めてBPを溜めて協力技、ってのが基本にはなりますし、CPもブレイクを狙って、というよりは遅延や駆動解除の方に重心を置いた運用をせざるを得ないので、流石に通常戦闘ほどの多様性はないかなとは思います。
 基本きちんと育てて、オーブも組み込んでいればそんなに苦戦するところではないですし、まぁ大抵通常ボスバトルの後にセーブも出来ずに連戦の形で来るので、ここでしくじったら面倒だって意味のプレッシャーはあるんですけど(笑)。

★釣りとヴィンテージマスターズ

 釣りは今までと違い、無闇に連打しなくていいつくりなのはかなり有難かったですねぇ。
 無論レベルの高い魚を釣る為にはしっかりお金をかけなくてはいけない、という面での煩雑さはあるかもですが、基本過剰にレベル上げして常にお金だけは有り余ってる私みたいなプレイヤーには、もう1章の時点で全てのサポートツールをゲットしちゃったので楽ちんそのものでした。。。

 …………それこそイース[の時は、常にラクシャで釣ることに拘り過ぎて、最後の方は本気で指が攣るわ!ってレベルで大変でしたし、試しにダーナに替えてみた時のパワーの違いに愕然としたものですが、こっちはツールの力でアルティナでも楽々釣れちゃうのが素敵でした。
 まあ流石に、アルティナが楽々自分の身長より高そうなメガアローナを平然と釣るのってすげぇ絵面だなぁ、とは思うんですけど、あのアルティナのポーズめっちゃ可愛いからそれだけでも飽きずに釣りに耽溺できましたとさ。

 ヴィンテージマスターズも、かなり奥行きのあるカードゲームになっていて面白かったですね。
 地味にこっちもシナリオの中でAP獲得のための大切な要因になっていたりするし、こういう戦略性を学ぶのは軍学校の人間としても有意義だ、という建前もついてくるので、それこそブレードより更に世界観との関連性も強く感じて良かったと思います。

 戦法としては基本レンジャーかウィッチで、前列にスケープゴートを置いて後列からチマチマ殴るのが鉄板戦術かなって思いますし、ブリックスを強化していけば大抵楽に勝てたかなと。
 マジで強かったと思うのは傭兵王とクルト母くらいですけど、どちらも超ギリギリとはいえ一発で勝てましたし、こちらの戦法も実に私らしい姑息な方法に徹しているので威張れるものでもないですが、色んな組み合わせで楽しさを見出す点でもポイントは高いミニゲームではなかったかと思います。


キャラ(20/20)

★全体評価

 いつもながらに本当に丁寧に、それこそ市井の一人一人に至るまでしっかり流れの中での人生を綴っていて、当然主要なキャラにはより深い物語と葛藤が用意されており、この難しい時代の中での成長、意思の変遷のありようを丁寧に見せてくれるだけでも最大限に評価したいところです。
 加えて今回は過去作のキャラの現状や、様々な主要キャラの過去なども開陳されて、益々深みのあるつくりになっていましたし、細かく触れていく余裕はないくらい登場キャラが沢山いますが、本当に誰しもが存在感のある、というのが凄いところですよね。

★ロリっ子四天王

 思い入れの強いキャラは本当に沢山いますけれど、元々の思い入れの深さや今回の活躍度合いなど総合的に見ると、ティータ・ティオ・アルティナ・トワのロリっ子四天王は本当に可愛くて可愛くて悶え狂いまくってましたねぇ(笑)。本当にどっちを向いてもどんな時でも、超好みのヒロインと確実に触れ合える環境とかマジ神!とそれだけでも大大大満足なのです。。。

 ティータはしかし本気で大天使過ぎるでしょう、なんですかねこの絶対的な可愛さは。
 加えてティータの場合、閃絡みのヒロインが大抵リィンに思慕を寄せている中で、どこまでも心に決めている相手がいる一途さが輝くし、空以降の作品は恋愛面のカップリングを明快にしないマルチシステムだったから、その弊害でここにおいてそれぞれの主人公の本命は誰、ってのが決められないわけで、その意味でもこの隠すところのないラブラブっぷりは至高なのです。
 特にジュノー戦の後で、アガットにしがみついて上目遣いでむくれる破壊力ときたらもう究極クラスで、普段の性格の良さ、前向きさや明るさなども合わせて、総合的には今作だけで判断するなら一番好きですねぇ。

 ティオも当然大好きなんですけれど、流石に立場的に出番があまり多くないですし、直接的に絡むシーンも少ないからその点ではティータに引けを取るかな、とは思います。
 でも改めてティオとランディを通じてクロスベルの現状、特務支援課の暗中模索ぶりが透けて見えましたし、それでも、と懸命にあの輝きを取り戻すために頑張っている姿を見れば、なんとか次で報われて欲しいと切に願うしかありません。
 ランディもミレイユとイチャラブさせてあげたいですしねぇ。今回ミレイユが出てこなかったのは個人的に結構心残りだけど、次は出てきてくれる気がする。

 あとホント、作中では直接的に語られなかったけど、2章での関わりからのティオ&ティータ&アリサのガールズトークとか超見てみたかったんですけど!地味にティオとティータはエクストラバトルで専用の掛け合いも用意されてて芸が細かいなー、とか思いつつ、その辺は妄想を膨らませていくべき範疇かしら。
 ただそうやってあのオーバルギア的な機体をアリサも作ったー、ってのはいいんですけど、ただあの設計って真正面から蜂の巣にされた場合、機体はともかく操縦者無事なの?ってどうしても思っちゃうよね(笑)。あとスカートの裾が気になって仕方ない。。。今回TUに比べるとスカートの防御力高くありません?

 アルティナは本当に分校で一気に情緒を成長させたなぁ、って思うし、こういう子が終盤だけ見せてくれる無垢で純粋なニッコリ笑顔の破壊力とか本当に素晴らしいですよねぇ。挙句ラストがああだから余計に愛しいというべきか。
 貴重な黒ストヒロインでもありますし、基本常に新Z組メンバーで行動するときは、フィールドアタックの剛属性の便利さも含めてですけどこの子を先頭にしていたので、いつも眼福眼福、とか思いながらプレイできる幸せですよ最高ですよねホントに。。。
 なんとかこの子も最後には幸せな結末を迎えて欲しいですし、その為に乗り越えるべき試練はかなり重そうではありますけど、次の活躍にも大いに期待したいところです。

 トワちゃんも相変わらず可愛いのに超カッコ良くて最高ですよねぇ。首尾よく分校の教師として同僚にもなったんだし、近くにいるアドバンテージで正妻の座を狙っていいと思うよ(笑)。
 本当にこの子も更に成長したというか、教師として理想的というか、どこまでも親身で優しいけど、きちんと厳しさも持っていてその線引きはしっかりしているし、常に前向きさと朗らかさを失わずにみんなを引っ張っていける、絶対的な信頼を土台にしたリーダーシップを発揮出来るのが超素敵。最後のラスダン前での対決での、凛たる号砲とか本当に痺れましたもん。こういうのはミハイルには出来ないよねぇ。
 まぁこの子も元の親友4人組の在り方でこの先苦悩する事が多そうですけれど、やはりなんとか幸せな着地点を見出して欲しいと願わずにはいられませんね。

★その他

 旧Z組メンバーもそれぞれの道を歩んで一回り大きくなって、それでもかつての絆は何より大切に、って在り方が痺れるほどに素敵ではありましたねぇ。
 アルフィン&エリゼなんかも益々綺麗になって、しかし今回のアルフィンはまたしても受難続きというか、結局守護の剣を失った事によって皇族が次々とあんなことになってるってのは因果な話でもあり、ヴァンダール一族にとっても慚愧に耐えない事でしょうからねぇ、完璧に暴走してる双子の相方も含めてなんとかなってくれないものか。

 そしてTのときから私クレア大好きではあるんですけど、いつもながらに薄幸の雰囲気と陰った部分が拭えないまま、今回も色々と思わせぶりでありつつ結局柵から脱却できない弱さも見せていて、ある意味では一番女々しいというかズルい人、って感もあるんですけど、その弱さも含めてやっぱり好きではあるなぁと。
 ネタバレでもちょっと触れたけど、いよいよ次あたりなぁんか嫌な予感は漂わせている立ち位置ではあるので、それが的中しない事を祈りつつ、ですけどね。
 
 次に向けて、という意味ではなんといってもミュゼの存在は大きそうですよねぇ。
 今回も色々と蠱惑的な言動と態度で攪乱しつつ、しっかり何かを見極めようとしていたのはありますし、そういう裏側の顔はあるにしても、表面的に見せていた部分もまた彼女ではありそうなので、その意味で充分可愛いなとは思えました。
 次にその可愛さの部分をどこまで維持しつついられるか、ってのもありますけれど、とりあえず頑張れ、次の序盤の趨勢はきっと君次第だー!

 ユウナもその太陽の様な前向きさをしっかり維持して、みんなの心の支えになっていって欲しいですし、特務支援課メンバーとの共闘なんかも凄く楽しみにしていますぜ。

 ちなみに分校メンバーだとマヤとサンディが特に好き。彼らも次、改めて活躍の舞台があればいいんですけどね。


CG(19/20)

★全体評価など

 ベースになるギャラデザイン自体も抜群に可愛いですし、それを踏まえてのポリゴンキャラの動きや反応、表情の細やかさもしっかり進歩していて本当に可愛いなぁと言えます。
 まぁ好みの子がすっごく多い、ってのも当然ありますけれどね、それでもティータの笑顔やはにかみとか殺人級の威力ですし、みつしぃに興奮するティオの愛らしさとか、アルティナのレアリティ高い満面の笑みとか本当に素晴らしかったなー、と思いますです。

 背景やモンスターデザインなどの総合芸術的な部分も流石ですし、演出効果の高いモノトーンの一枚絵の雰囲気も流石の出来で、全体的に素晴らしい美しさ、女の子の可愛らしさだったなぁと思います。


BGM(20/20)

★全体評価など

 こちらも現状では聞き込みできる余地がミニサントラくらいしかないのでなんともですけど、それでもいつもながらに素晴らしい楽曲・ボーカルの出来だったとは思っています。
 今回もぜひサントラ買わなきゃ!と思わせる、雰囲気と深み・奥行きのある曲ばかりでしたし、時折立ち止まったり、バトル中でも待機してある程度はこれは超好き、ってのは目星つけていて、そういうのだけでも5〜6曲はあるので本当に楽しみですね。


総合(96/100)

 総プレイ時間は一周目だけで113時間でした。正直やり過ぎました。。。
 ただ今回はどこまでも強くしたいと思えばやりこめる余地も大きかったですし、実際にある程度頑張らないと敵も普通に強いので、工夫のし甲斐もあり非常に下地作りも含めて熱中出来ましたね。それでも普通にクリアするだけなら80〜90時間で何とかなるんじゃないかなとは思います。

 シナリオは相変わらず勿体つけも留保も多く、まだ完結しないからこその破滅的な結末ではあり、うわぁ、ってトラウマ化しますけど、少なくとも安直にそれを導いているのではなく、あらゆる状況からそれを必然に見せるだけの重厚感を完備しているのがあくまでもこのシリーズらしいところですね。
 そこに至るまでの各章のシナリオもそれぞれに重みや考える部分はあって、本当に一筋縄ではいかない、予断を許さないシリーズですけれど、次はようやく閃の最終章と明示されましたので、なんとか来年には出して欲しいところです。この結末を見届けるまでは石に齧りついても生きていかなくてはなりませんなホント。。。

 
posted by クローバー at 06:08| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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