2018年05月08日

Making✿Lovers 「激イチャアフターストーリー」vol,1

 本編大変面白かったし、このvol,1の方に好きなヒロインが偏っていたのもあって、これはぜひ買わねば、と。


シナリオ(17/30)

 面白ければ許される……のか?

★概要

 この作品は、2017年11月発売のMaking✿Loversのミニファンディスク第一弾で、亜子、咲、可憐という、多分人気投票したらワンツースリーなんじゃね?という偏ったヒロイン割り振りで構成されています。
 内容的には完全に本編の後日談で、公式に各ストーリーのあらすじが出ていますが、思いっきりそのあらすじそのままなぞっただけ、というつくりです。

★テキスト

 本編同様には面白いですし、その中で恋愛生活にこなれてきた二人の変化や周りの反応など新鮮に楽しめるところもあり、悪くなかったと思います。

★ルート構成

 最初にヒロイン選択して、後は一本道です。射精選択は事前のコンフィグで選択可能。

★シナリオ

 面白い!けど短い!これに尽きると思います。

 内容としては上で触れた通りに公式のあらすじ通りで、日常シーンに関してはほぼそこで触れている事が全てなので、ある意味最初からネタバレ食らった中でそれ以上の意外性をあんまり感じ取れなかった、という面はあります。
 無論キャラ同士の掛け合いの絶妙さや奇矯さは健在ですし、恋愛生活の積み重ねを経て生活感を滲ませつつ、それでもまだまだ愛の冷めない関係性のバランスも悪くなく、そしてお互いの身体に慣れて、性癖や弱点を知り尽くした上での濃厚にステップアップしたHシーンなんかもいい出来でした。
 時折やりすぎでレイプ目になってたりとか、同棲ラブラブルの時のを彷彿とさせますね(笑)。この辺の処理は好き好きでしょうが、まあそれだけ衒いなく快楽と愛の追求に没頭できる、というシチュそのものが素敵、と考えれば楽しめるのでは、と。

 ただやっぱり、基本税込み4000円也でこの短さはどうなん?とは思いますね。
 多分どれだけ丁寧に、それこそボイス完全に聴き込む形でプレイしても一人一時間程度で終わってしまいそうな尺ですし、私の場合はえちぃシーンはそこそこサクサク進めちゃう人なので、大体一人40分くらいのプレイ感でした。
 他の素材的にも、最初の髪型変更がいつものサービスでついてくる以外は目立ったプラスアルファはなく、CGも少なめ、新規BGMなどもなし、という超お手盛りなつくりでこの値段はやっぱり少しぼったくり感があります。

 別に付録あれこれつけて、欲しい人からお金を搾り取るのは構わないですけれど、本体価格にまでマージン乗せ過ぎなのはどうなん?って正直思うし、折角本編好評だったのに、それに泥を塗る、とまではいかずとも、改めてプレイしたファン層に絶対的な食い足りなさを感じさせてしまいそうなところはどうかなー、と思うわけです。
 少なくとも私の場合、元々こっちに好きなヒロインが集中していた事もありますし、vol,2はヒロイン二人で3000円也なので、ヒロイン単価(という単位もどうかですけれど)でよりぼったくり感が増すそっちは買わんでもいいかなぁ、と思ってしまったほどなので(まだ絶対に買わない、とは言ってない。。。)、そのあたりは気掛かりなところでした。
 まあこの内容量での適正本体価格としては、1が2000円、2が1500円くらいかなぁとは思いますし、コスパという点では全く期待できない構成だと思います。

 あとやっぱり、この尺ですとえちぃシーン二つずつとはいえ、全体のバランスの中でえちぃシーンの方が見ている時間が体感的に長い、ってくらいの比重にはなってるんですよね。
 ただこの作品ってそういう濃厚なHシーンが求められているか、っていうと必ずしもそこがマストポイントってわけではなく、やっぱり一番に期待するところは日常の荒唐無稽なイベントや濃いキャラのエッジの効いたやり取りを楽しむところにあるんじゃないかな?とは思うので、もう少しあれこれあらすじでは見せていない日常シーンを組み込んであれば良かったとは思っています。

 特に亜子以外の二人はもう結婚秒読み、的なところはあるんだし、そうなると家族ぐるみの付き合いも大切になってくるわけで、小鳥遊家との交流シーンなんかも組みこんで欲しかったなー、とは切に思います。
 「ここがあの女のハウスね……!」とか言いつつ来襲する亜子とか絶対に面白いし、あとこの作品、本編で亜子の気持ちに触れてしまうとそれを袖にするのが辛い、って構図にはなっているので、いざお兄ちゃんが他の女性と付き合ってもしっかり吹っ切って明るく妹してる亜子を見せておけば、尚更自分ルートでのいじらしさやその愛情の深さが染みてきて良かったと思うんですけどね。
 他にもレストランやバーに行くシーンはあるんだから、その中で他のヒロインの現状を垣間見るメタ的にクスッと出来るイベントなんかあっても良かったと思いますし、「激イチャ」だからと言ってそこばかりフォーカスするのは、本編との雰囲気のバランスとして勿体無いとは感じました。

 2に向けてはそのあたりすこしでも改善されれば、といってももう現時点で大枠は完成してるんだろうからここで声を上げてもなんともならんでしょうが。。。
 でもなぁ、やっぱりこのコスパだと気軽に買うかー、って言いづらいのは正直あるし、ヒロイン二人も中途半端で、前々から言っていたように朱里ちゃんルートチラッとでも作ってくれれば猫まっしぐらで買うのになー、と、なまじ面白いだけに余計に不平不満が溜まる不思議な作品でありましたとさ。


キャラ(20/20)

★全体評価など

 キャラの魅力面では一切の問題なく素晴らしかったと思います。
 特に恋愛強者になって外向きにはドヤるのに、まだ内向きでは自信が持てなくて初々しい可憐とか最強でしたし、周りから弄られまくって可愛さを炸裂させるアラサー咲さんも実に魅力的でした。まあ亜子はそのまま亜子、って感じだったけど。

 惜しむらくは他のヒロインとか、本編で出てきた脇キャラとの絡みがやや少なかったところかなー、とは思うものの、基本的には満足できるポイントだったとは思います。


CG(15/20)

★全体評価など

 立ち絵は新規髪型追加でそれ以外は特になし、1枚絵は1人6枚で計18枚と、値段考えるとかなり少なめではあります。
 質的にもやっぱり目立っていいとは言えないですし、量的な不満とセットで本編よりは少し下げておきたいですかね。
 お気に入りはお風呂可憐と背面屈曲位亜子かな。


★BGM(15/20)

★全体評価など

 新規曲が何もないので純粋に割り引き。でもやっぱりOP曲は好きだー!


システム(8/10)

★全体評価など

 まあ基本的に本編準拠でいいかな、と。

総合(75/100)

 総プレイ時間2時間。一人頭40分なので流石に4000円はやりすぎですし、内容そのものは面白いだけに余計にそこが引っ掛かるイメージですね。まあ製作期間も短いですし、最初からミニ、と謳っているものですからあまり文句も付けたくはないですけど…………。

 少なくともプレイ感としては、本編が面白く感じた人ならまず外れない鉄板の出来だとは言えますが、全体バランスとしてはイチャエロの方により比重が置かれていますし、コミカルな日常の空気が最強に好きだー!って人にはなお物足りない感はあるかもです。
 この値段でこの尺なら5人セットでないとなぁ、とは正直思いますし、よりコスパが悪くなるvol,2に対しては、プレイヤーの作品に対する愛と信頼が求められている感はヒシヒシとしますね(笑)。

posted by クローバー at 03:39| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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