2020年04月13日

俺の姿が透明に!?不可避の薬と数奇な運命

 なんだかんだで絵柄が好きだし、設定もまずまず面白そうだったので購入。


シナリオ(18/30)

 必然性は不可避に出来ない。


★あらすじ

 主人公は幼い頃に両親と死別し、更に自身も幼い頃の事故で胸に傷を負い、今でもまともに運動などできない不自由な身体。
 しかしそういう境遇を吹き飛ばすように、エンジョイ&エキサイティングを信条に、周りをとことん楽しませる生き方を頑張って貫いています。
 そんなある日、最近の推しであるバーチャルアイドルのチトセの配信を見ていると、突然画面の中から話しかけられたような感覚に陥り、そしてそれは錯覚ではなく、いきなり自分の家にその画面の中の人であるチトセが押しかけてきて。
 そして主人公に、もっと楽しい事したくない?と、一定の条件で自身が透明になれるという不思議な薬を手渡してきたのです。

 その突飛のなさにやや面食らうところはあったものの、据え膳食わぬは男の恥、とばかりに、主人公はその薬を使って楽しい覗き生活をスタートします。
 まずは同居している従姉妹の亜芽にはじまり、所属している生徒会メンバーの七夕莉や冬羽、クラスメイトの琥珀や紫緒のあられもない姿を堪能する事で、今までにない彼女達の魅力を再発見していきます。
 その想いはやがて色合いを変えていって、けれど同時に、薬の副作用も順調に主人公の身体を蝕んでいって。
 これはそんな、透明化の薬がもたらす恋と危難、その上でトラウマを乗り越えていく勇気と覚悟を得る、絆と成長の物語です。


★テキスト

 全体的に軽いノリで、会話のテンポがとてもスピーディーで心地よく楽しめる、昨今のエロゲっぽいエロゲテキストですね。
 若干ルートによっては、キャラの個性や喋りの癖が徹底されていなかったり、ブレていたりするのはありますし、どうせシャープにするならもっと色々削げるよね?と感じる部分はそれなりにはあるのだけど、全体としてはそんなに悪くはないですし、普通に楽しめました。


★ルート構成

 基本的には好感度を稼いでいくオーソドックスな形で、その為のルートガイドはあるので、ゲーム性を敢えて楽しみたい人にも、ストレートにシナリオを楽しむ人にもわかりやすいつくりではあります。まあそれが必要なほど難しい選択肢はないですけど。。。
 最初に攻略できるのはチトセ以外のメイン4人で、それを全員攻略するとチトセルートが解禁、最後におまけのハーレムルートが搭載されます。個別ルートと呼べるような尺ではないにせよ、紫緒や霧姉さんともイチャエロ出来るので、そこは嬉しいですね。


★シナリオ

 全体的に結構壮大な設定があって、それに準じて個々の個別も意識的な作り込みになっている、とは思うのですが、正直徹底が足りない感じですね。八割減出来てないです。。。

 全体を通してまず言えるのは、所与の条件に対する根底の説得性の薄さ、根拠のなさが目立つところでしょうか。
 透明化の薬の出所や、個々のヒロインの持つ個性・特性などは、やはり物語である以上ある程度明快な理由づけ・説得性があって欲しいところで、そのあたりがおざなりになっているので、全体としての耐震強度が弱い、ロジックに揺さぶりをかけるとグラグラ屋台骨が軋んでしまうイメージです。

 亜芽や琥珀あたりは、主人公のトラウマとリンクしての個性・特性を有しているので、そのあたりわかりやすくていいのですけど、七夕莉の才能や、冬羽の後ろ向きな内面性などはもう少しなにかそうなる契機や必然を投入してよ、と思いますし、それができないならせめて共通からそういう素振り、伏線を引いておけ、という話にはなります。
 テーマとしてはそれぞれのトラウマの克服がメインになってくるわけですけど、どうしても方向性の違いや温度差は出さないと、という中で、シナリオとしてもかなり出来不出来の差が激しいのと、肝心要のチトセルートの作り込みがもうひとつ甘いのが、作品全体の評価を微妙なラインに押し留めているかな、と思います。

 ある程度ネタバレしちゃうかもですが気にせず個別評価すると、大体チトセ=亜芽>琥珀>七夕莉>>>冬羽くらいのイメージですね。

 冬羽ルートは正直、他のルートが程度の差はあれ全体の方向性として意識している設定をかなり逸脱している上に、このルートでしか出てこない設定・展開など恣意的に使いまくっていて、完成度、という視座でははっきり癌です。
 それでも例えばヒロインがとびきり可愛い、とかならまだ許せるのですが、普通に冬羽というヒロインの魅力を変な方向に捻じ曲げてダメにしていて、正直弁護したい部分がないシナリオです。

 そもそもこんな外見で、実はオタク気質のゲーマーで、心の底では自分に全く自信がなくて後ろ向きとか、どっから出てきた設定なんだ、って話ですよね。
 似たようなタイプでサノバウイッチのめぐるを思い出すのですけど、彼女の場合そういうイメチェン失敗からの、ある程度等身大の自分に戻って楽が出来る居場所を作るまでをかなり丁寧に共通で追いかけていました。
 しかし冬羽の場合、共通でそういう素振りを少しでも見せたか?と言えばノーと言っていいですし、見た目の派手さも含めて、突如そんな設定が出てきても違和感しかない、というのが本音です。
 主人公にしたって、いつからそんなゲームやってた?って唐突さですしね。

 そして、その設定を弄んだ結果として、中身の希釈されたどうしようもないつかず離れずの恋愛模様が延々と読み手をイライラさせ、しかも全体的にこのルートだけキャラ崩壊してるから、七夕莉とか特に誰だお前状態になっていて困ってしまいます。
 挙句、全体で共有すべきもっとも大切な設定である、透明化薬の本質に関してすらも解釈がズレていて、少なくとも他のルートが正しいとするのであれば、気持ちが上向きになったシーンでいきなり症状が悪化するとか噴飯もの以外の何物でもない、という感覚にはなります。
 そこからの解決にしても、やっぱり透明化の本質を無視して、全員が普通に覚えていたり、理由づけが一切ない冬羽のトラウマ克服を、しょーもない形で見せたら終わり、と、土台の説得力が皆無なのにそれで良かったねー、となるかいっ!って感じです。

 しかもそれでエピローグは、チトセと仲良くなって大団円みたいな雰囲気出してるけど、チトセが見えるって事はどういう事なのか、その辺全く配慮してないわけで。
 まあシンプルに見た目だけなら、チトセも比較的幸せそうで良かったね、と言えるのかもですけど、それ結果的に誰のトラウマもまともに克服してないんじゃない?って話ではあり、色んな意味でダメダメだと思いました。

 七夕莉は、全体で共有すべき、人間の存在定義における、自己認識の強固さと、他者認識の重ね合わせという複層的な概念の中で、ほぼ他者認識側に特化したアプローチになっていますね。
 七夕莉自身の特異性と、それに連なる経験則、更に主人公に対する恩義から、七夕莉が恋愛においてもああいうスタンスしか取れないというのは、前提の才能部分が眉唾とは言え、流石に冬羽よりはよほどまともに説明出来ています。
 それ故の献身的・かつ蠱惑的なアプローチはとっても可愛かったですし、七夕莉らしさ、という魅力は存分に味わえるうえで、きちんとトラウマの解決に際しても、自身の能力をフルに生かしてのアプローチが出来ているので、筋道としてはしっかりしている話だと感じます。
 ただこのルートは、主人公自身のトラウマとはあまりリンクしないで解決に繋がっていくので、二人の絆で、という色合いがやや薄いのはあるのと、他ヒロインとの関係性が強くない、二人の世界、という面が強いのはちょっと勿体なかったかな、というイメージですね。

 琥珀は逆に、自己認識側のトラウマに特化した形で、故に他ルートとは違う自体の変遷を紡げているのは、設定として得をしていると思いますし、それをきちんと活かして、琥珀の魅力と彼女自身のトラウマとの重ね合わせでの解決に導けているのが良かった点かな、と。
 主人公のトラウマが、単純に事故の痛みのみにあらず、それに付随した後悔が纏わりついている、というのは雰囲気で汲み取れていましたけど、その部分を綺麗に埋めてくれているルートだとは思いますし、同時に主人公がそういう境遇になった結果として、琥珀にも傷が紡がれていた、という設定は、都合はいいですけど筋道は通っていると思います。

 そういう部分があればこそ、主人公に対する無意識下の関心、とも言うべきなにかは琥珀にあった感じですね。
 自身への強迫観念や後悔の気持ちが、他者との深い関係を紡ぐことを及び腰にさせている、というのは、生徒会への正式な参画を躊躇したり、他の男子の告白をそもそも告白とも思わずにスルーしている、というパーソナリティに浮き彫りになっています。
 けれどそれでも主人公には一定の関心を持ち続けていた、というイメージですし、だからこそある意味で一番まともに、主人公に対してだけならきちんと恋愛が出来る、という特有のヒロイン感を出せていて、外面的にクールなのに中身はとても乙女で可愛いという素敵な魅力を存分に引き出せていたのは嬉しかったところです。

 正直もう少し過去の経緯とか、関係性とかは深掘りしてくれても良かったと思うのですが、他ルートとの兼ね合いもありますし、その中ではまずまず丁寧に出来ている方でしょう。
 このルートの場合は、主人公も琥珀と向き合い、その魅力がトラウマの傷を上回っていく流れの中で、透明化に頼らず、むしろ前向きに生きる力を獲得していく、という色付けがきちんと出来ていますし、その場合チトセは不憫ではあるけれど、それも含めて設定に忠実、琥珀というヒロインとの絆を紡ぐ、という視座では充分に合格点を上げられるルートだったと思います。

 亜芽は、その存在定義の両面をいいとこ取りというか、どちらもバランス良く搭載しつつ、独自のアプローチで解決を目指すという、非常にめんどくさい土壌の中でのルートになっていて、それを獲っ散らかる事なく、丁寧に筋道立てて綺麗に収束されているのは、流石の職人芸だなぁ、という感覚でした。
 正直亜芽自身の贖罪意識の重さはちょっとめんどくさいレベルではあり、ただでさえ兄に対してはツンツンしてしまうのがそれに拍車をかけているのですけど、それに誠実に向き合うことが、自分と亜芽のトラウマの解決に一歩ずつでも近づいていく、という、正攻法のアプローチになっていたなと思います。

 また、そのアプローチを実践するための必要悪として透明化の薬に頼った結果、臨界点を超えてしまって、というつくりは、同じ幸福の絶頂から突き落とされる、という形でも、全くそこに理路がない冬羽ルートと違う必然性がありますし、そうなってしまった時はどうしても横の繋がり、他者認識の重ね合わせによる存在強化が必要となってくるわけで。
 そこでの取っ掛かりとして、外的要因としての七夕莉の特性を一定利用しつつも、最終的には亜芽ならではのアプローチで解決に繋げていくというあたり、他ルートとは違いを産まなくてはならない部分で苦慮もあったでしょうが、まず無難にまとめていたと思いますね。
 爆発的に面白いわけではないですけど、実にらしい堅実さで、安心して楽しめるルートだったと言えそうです。

 チトセに関しては、そもそもなぜこのタイミングで主人公に薬を?というのは前提としてあるのですよね。
 正直この時点でのチトセの本心としては、主人公を自分と同じ境遇に陥れて、二人きりの世界で生きていく、という感じですし、でもそれだと、過去の主人公との関わり、それで前向きになって、バーチャルアイドルとしてなら他者と接する事が出来るようになった、という流れとあまり一貫しないと思うのですよ。
 それまで主人公のその後を確かめようとしていなかった、というのも不思議なところですし、バーチャルアイドルとして再会して嬉しくなって、気持ちが抑えられなくなった、というのはあるにしても、それでもやっぱりメインヒロインとして、そそういう後ろ向きな境涯に巻き込もうとした、というのは少なくないマイナスポイントにはなってしまうのですよね。

 だから出来ればここは、今の主人公を知って、それを観察した中で、主人公が一見楽しそうだけど、実はきちんと生きていない、自分の命を大切にしていない、という実感を得て、そういう悲しい生き方をこれ以上させたくなかった!みたいな、チトセなりの正当な理由づけは、明快に読み手に伝わる形で提示すべきでした。
 繰り返しになりますけど、やっぱり物語って大前提の部分の説得性が弱いと、それだけ他の部分も脆くなってしまいますし、その点でこの物語はやや失敗している、とは感じています。

 まあそれはそれとして、チトセルートそのものは基本的に悪くはない出来です。
 彼女の秘密を知って、関係を深めていって、その境遇から脱するための手段を模索していくというのは王道的ですし、その過程で横の繋がり、他のヒロインの特殊性も上手く活用しての展開を意識しているのは、グランドルートとしては必然的な構図と言えるでしょう。

 ただ勿体ないのは、その活用度が徹底されていない、多角的な視座を投入出来ていない部分でしょうか。
 人間の存在強度が、自己認識の強固さと前向きさ、そして他者認識の重ね合わせで成り立つというイメージを敷衍するのであれば、このルートでの解決はチトセ自身が恋心を抱く事を自身に許すという自己認識の塗り替えはかなりちゃんと出来てるのですけど、他者認識の枠組みが狭い部分、ほぼ主人公と亜芽たけで完結してしまっているのは勿体なかったですね。

 特に、簡単に補完できる部分としては、チトセの過去の所業の正否があります。
 薬の影響で存在は抹消されても、その存在が過去に残した足跡そのものはなかった事にならない、というのは、主に七夕莉ルートで実証されているわけで、チトセが皇帝でなくなり、違う皇帝という存在がその世界に誕生したとして、その国の方向性や、チトセの成してきた事は消えていないはずです。

 だからこそ、その時は人民に恨まれていようと、結果的には民を救う正しい選択が出来ていたのだ、という経緯を、おそらく意図的にチトセが目を背けていた歴史の中から拾ってくる事は出来たと思いますし、そういうのは七夕莉や琥珀あたりが得意にしてそうですからね。
 要するに、今のチトセだけでなく、過去のチトセも肯定されていたんだ、というのを、最後の説得シーンで材料のひとつとして投入出来れば、もっとその心変わりに説得性が付与できたと思うのです。
 増して、チトセのトラウマの根幹は今よりも過去に比重が重く置かれているのですから、より必要性は高かったとも言えますし、だからそれがなかったのは勿体なかった、片手落ちだった、という見立てです。

 ハーレムに関してはまあおまけなので、シナリオとして語ることはないですが、紫緒の騎乗位が大変エロ可愛かったとだけは記載しておきましょう。。。
 総合的にも、もう少し冬羽ルートはなんとかならんかったか?というのと、全体の土台をもう少し強靭に出来なかったか?というあたりで物足りなさはあり、グランドルートがさほど突き抜けられなかったのも含めて、点数としては平均程度に落ち着いてしまう感じですね。


キャラ(19/20)
 

★全体評価など

 んー、迷うところはあるんですけど、やっぱりそこかしこで、キャラの見せ方や、魅力の引き出し方にあれっ?って思う所があったし、それを糊塗して余りあるほど魅力的なヒロインもいなかった、という点で割り引いておくべきかなーとは。
 特に冬羽が全般的にキャラとして活きてないのが勿体無いですよねぇ。メインのチトセももうちょい見せ方を工夫して、負の要素を打ち消す事が出来ていれば、とは感じます。

 一番好きなのは最初の印象通りに琥珀。
 立ち位置的にかなり恵まれていたとは思いますけど、その中でちゃんと有利な土台をそのまま堅実に使って、この子ならではの魅力をししっかり引き出せていましたし、立ち絵もCVも超可愛くてとっても良かったです。
 次いでは七夕莉、この子も年上キャラながら妖艶さと可愛らしさが見事に同居していて、気風のいい性格も、立ち絵の愛らしさもかなり好みでしたね。もうちょっと他ヒロインのシナリオでも活躍する余地があったと思うだけにそこは残念。

 更に次だと亜芽か、実は紫緒になってしまうかもなぁ。
 亜芽は無難ではあるけれど、その想いの重さとベクトルが中々素直になれない、というあたりで損はしていると思うし、紫緒はシンプルに超可愛いけどいかんせん出番が少ない。
 チトセも、のじゃロリレベルの立ち位置の割に初々しくてよわっちくて可愛いのだけど、それでもやってることを全て許せる、ってレベルで痛々しさとか見えてこないし、そこからの頑張りやフォローも今一歩なのでねぇ。
 冬羽も見た目はとっても可愛いのにねぇ……。


CG(18/20)


★全体評価など

 好きな絵柄だし、今回もツボに嵌った部分は多いのだけど、ただ質量的にいつもより微妙と言うか、特に一枚絵の少なさと崩れが目立ったのは残念でしたかね。
 立ち絵は逆にポーズも多彩、服飾も超豪華で、表情差分なども含めてかなり良かったですし、特に琥珀と紫緒、七夕莉あたりはかなりお気に入りでした。

 一枚絵は全部で72枚なので、ヒロインがこれだけいる、と考えてもちょっと少ないですし、展開がどうしても一定画一的になる中で、絵の力で差異を作る、というあたりももう少し頑張れたんじゃないかなぁ、とは。
 めっちゃツボだったのは琥珀の立ちバックと紫緒の騎乗位くらいで、ちょっとバランスが崩れてるなぁ、ってのも目立ったし、好きなだけに採点は甘いけど正直総合的にはイマイチですね。


BGM(16/20)


★全体評価など

 ボーカル2曲にBGM24曲と、量的にはまずまずなんですが、思いの外音楽的にはガツンと来るものがなかったと言うか、むしろちょっと微妙、ってのも珍しくあったり。
 ボーカルはOPEDともに可もなく不可もなく位のイメージで、まだEDの伸びやかさの方が味わいがあるけど、あまりピンとこなかったです。
 BGMも全体的にそこまで響いてこなくて、そこそこ良かったのは琥珀のテーマくらい、あとトラブルの時の消失が、やや仰々し過ぎて耳になじまなかったなぁ、とは思います。


システム(8/10)


★全体評価など

 演出は悪くはないけど目立った部分もなく、もう少し頑張れたんじゃないかなぁ、とは。
 キャラのコミカルさはそれなりに担保されているけど、情感演出が全体的に弱めで、シナリオのメリハリや山谷に対してあまりインパクトを付与できていなかった気がしますね。
 ムービーも当たり障りない出来、って感じであまり印象には残らず。

 システム的には、神様のような君へ、と同じエンジンなので、こっちもまともにフルスクリーン出来ずに地味に厄介だったりね。。。
 まあ勿論それ以外の使い勝手という意味では特に文句ないですし、アクティベーションの紐づけも昔よりは簡易化してるから、その辺はいいのですけどね。


総合(79/100)

 総プレイ時間18時間くらい。
 共通が4時間、ヒロイン個別が2,5〜3時間くらいで、ハーレムは30分あるかないかくらいですね。
 全体として説明不足と、肉付けが足りない所はそこそこ目立ちますし、それがないせいで話の折り目がきっちりしていない、土台がグラグラしている、という部分も大きいので、その点はもうちょっと頑張ろうよ、という感じです。
 それに、ある程度ゆるやかに、とはいえ、全体の統制は取れているように思えて、冬羽ルートだけ野放図になっているのはうーん、ですし、そもそもの骨格の作り込みももう少し丁寧に出来たろう、という感はあるので、やっぱりイマイチの出来かなぁ、とは思います。
 普段は売りになる絵柄の魅力とCV力も、悪くはないけど強みにはなってない感じで、そこまでお勧めできる感じではないですね。

posted by クローバー at 07:05| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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