2020年04月27日

なんたる遠大な

 ゆきいろは無事にクリアしました。
 いやぁ、素晴らしかった。結局2作目からどんどん面白くなっていって、その加速度を最後までキープしたまま突き抜けたな、という感じで、文句なしの名作、傑作だと思います。
 こういう作品と設定の場合、作中でも言及しているように物語としての必然を如何に説得的に提示できるか、という部分で、どうしようもない所をシンプルに時間の経過や積み重ねでなんとかする、という力技が非常に上手く活用されていると言うか、正直ここまで分割策で、その分割が効果的に作用している作品は記憶にない、ってレベルです。

 実際これ、一本で作ったらまるっきりプレイヤーにルート選択の余地がない一本道にはなってしまいますし、個々のヒロインに対する思い入れの度合いも、この内容では当然後ろにいるヒロインほど強くならざるを得ない、とりわけラスボスの乃亜は優遇されまくり、って話にはなるのですよね。
 その意味で、一人クリアするごとに一年実時間が空く、というのは、プレイヤーのヒロイン個々に対する愛着をしっかり固着する意味でも成功しているし(実際最後までみゃーこちゃんみゃーこちゃん言ってたしね私。。。)、またそれをシナリオ上の必然と絡めているのも流石の一言。
 勿論個々のヒロインと結ばれた事実が、最終的に宿敵を打ち破る切り札になる、という展開もべストですし、というかこの前のリプレイで、みゃーこちゃん編のラストってどういう意味があるの?って話したけど、ここまで遠大で壮大な伏線の一部だったとはまさに脱帽ですね。

 逆に言うと、非常に緻密な伏線をしっかり回収しているので、その前提としての部分をプレイヤーが明快に把握していないと、スムーズにその仕組みを理解しにくいかも、というところはあって、私は直前にリプレイしていたからいいんだけど、そうでないと若干わかりにくさもあったかもしれません。
 なんならオーバーロードで、全部のイベント振り返れるようにしても良かったのでは?とは思ったけど、それやっちゃうとこれから1〜3作目誰も買ってくれないか(笑)。
 ともあれ、ネタバレや考察はある程度感想できちんとやるつもりですけど、現時点で言えるのは、ようやっとシリーズ完結ですし、気になっていたけど分作だから……でスルーしてた人はぜひやりましょう、って事ですね。でも本当にこれは、史上稀にみることではあるけれど、シリーズをきちんと発売日ごとに追いかけてきた熱心なファンの方が感慨が深い作品に仕上がっていると思います。

 次は電子処女の順番だけど、青春フラジャイルとねこつくの体験版を先にやると思います。
 サガプラの新作も楽しみだけど、流石にラブリッチェほどのものは早々出てこないだろうから期待し過ぎないように。あとバルドシリーズ再始動は良いけど、バルドに新島さんとかイメージあわないなぁ……。

posted by クローバー at 17:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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