2020年07月27日

名曲紹介:a song for…(キラ☆キラ・挿入歌)

<曲リンク>

<歌詞リンク>

<思い出話>

 今日紹介するのは、2007年発売の屈指の名作・キラ☆キラより、きらりAルート挿入歌のa song for…です。
 作品自体がロックをテーマにしたものであり、収録されている楽曲も非常に豊富な作品で、それぞれに独特の味わいがある一方、単純なポップ曲とは一線を画した中での好き嫌いの幅もそれなりに出る、というのが、私のキラ☆キラの楽曲に対するイメージです。
 実際私も、肌に合う曲と合わない曲の幅が大きくて、でも好きになった曲は干支が一回りした今更になっても時折無性に聴きたくなる、そういう中毒性を有していて、その中でも白眉なのがやはりこの曲になりますね。

 きらりAルートは非常に冷徹で重々しい現実の苦しみの中で、それに押し潰されたところから少しずつでも立ち上がり、前を向くために藻掻いていく生き様の投影が凄まじく、そしてこの曲はその道程の中での一里塚、と呼んで差し支えない曲になっていると思います。
 この曲を歌えたことで、ひとつの過去が本当の意味で過去になった、という色合いを濃く抱きつつ、それでも癒えない痛みや悲しみを真っ直ぐにぶつけられる弱さも手に入れる、そういう人臭さがストレートにメロディと歌詞に投射されていて、本当に耳にするたびに胸が締め付けられる想いになりますね。

 キラ☆キラ自体も素晴らしい大傑作と呼んでいい作品で、勿論相当に癖はあるのですけど、正直ゲームとして、ではなく、文学的な要素を強く意識しながら楽しめる数少ない作品でもあります。
 私も何回かリプレイして、その都度に新しい発見や含蓄があり、新鮮な気持ちで楽しめるのですが、ここ最近はご無沙汰ではあるので、また機会があれば是非やらないと、と思っています。
 この作品の発売日は、同日にNG恋とそして明日の世界より、という傑作もリリースされていて、どんどんフルプライスのエロゲが廃れていく今の時代背景も踏まえれば、これだけ名作が一日に集った発売日は空前節後と呼んでいいでしょうねー。

posted by クローバー at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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