2021年02月24日

安定せし愛着の強さよね

 紙の上の魔法使いは、夜子をクリアしてかなた編の途中、四年越しの告白完了まで進みました。
 夜子はやっぱりどうあれ可愛いし、偽りの中の夜子だとおいくつですか?って感じで背徳感マシマシで素晴らしいのだけど(笑)、ある意味一番どうしようもない結末ではあるのよね。
 まぁそれも人の弱さの一側面ではあるし、それすらも最終的には見守る事を選ぶかなたの一貫した在り方はすげえな、って改めて思うけど、結局このタイトルは夜子の成長物語ではあるから、そこを一番蔑ろにしてしまうと、ってのはある。

 しかしこのかなた編に入っての、怒濤の伏線回収もすごいよね。
 基本的にファンタジーだし、恣意的な組み立てでもあるけれど、それが発生する敬意と心境、必然性自体はそれまでの流れの中で読み手に明確に納得できるだけのものが提示されているし、奇跡的な完成度と言ってもいいレベル。

 それを踏まえての、あの「瑠璃さん、瑠璃さん♪」の破壊力やっぱやべぇわ。もう可愛さの暴力と言っていい。。。
 どれだけ無慈悲に、或いは無自覚に想いを折られても、やがて健全にまた芽吹き、立ち上がってくるその強さは、やはり主人公や妃、夜子や理央と違って、背景の家族関係に一切の不安定さがない、≒自身の愛着が鉄板で安定しているからこそ、なんだよなぁと。

 無論それにしたって強すぎるだろ、というきらいはあるけれど。
 構図としてはホワルバ2の雪菜とかずさの対比なんかも、本質的な人間性の在り方としては類似していて、そういう前向きで折れない強さを持つものに救われ、支えられ、傷ついたものは立ち上がっていく、という色付けは本当に好き。
 そしてこの後には妃のアレが待ってますからね。。。なんとか明日中には終わりそうだし、楽しみ楽しみ。


posted by クローバー at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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