2017年07月11日

清々しきスルー

 蒼の彼方のフォーリズムEXTRA1の感想をアップしました。
 まぁ短い作品ですので感想もそれ相応ですが、今の私にはこのくらいの感想を書くだけでも余力がないという体たらく…………。まぁ少なくとも書きたい事は全部まるっと綺麗にまとめられてはいるのでいいんですけどね。とにかく莉佳とツヴァイはよ、に尽きます。。。

 春音アリスグラムは、耶々、エリサまでクリアしました。
 とりあえず共通の所感としては、3章もそうだったけれど6章の展開も大概で、ある程度酌量の余地がなくはない、とは言っても、身内の咎に対してあまりにも甘ったるい世界観だなぁ、というのは率直に思ってしまうところですかねぇ。
 基本的に対立を煽る構造や、それを陰で操る黒幕の存在などの大枠的な伏線はそれなりに大仰に仕立てられている割に、その実効性というか、あらゆるルートの個別の伏線をバラバラに散りばめているせいで、非常にストーリーとしてとっ散らかっている印象は強く、シリアス度合いが低い4、5章あたりの和気藹々とした平和な空気だけで統一してしまえばいいのに、敢えて無駄に必然性を感じさせないシリアスばっかり突っ込みたがるなぁ、と。

 基本的にこの世界観、未来科学などの背景に対する設定の作り込みが、前作含めてどのくらいしっかりしているのかも私の立ち位置では把握できないのがもどかしいですが、おそらくこの感じだときっとサラッと雰囲気で流してるんだろうなぁ、と思うし、その作品で言えば優理のスタンス、絶対的な善のありようを印象的に投影するために、敢えてそれに沿った設定を組み込んでるという恣意性が明け透けに感じ取れてしまうのでうーん、ではありましたかね。

 個別に関しても中々に難しいところはあって、一応プレイ順に追っていくと、耶々に関しては比較的穏やかというか、あれだけ騒擾かまびすしかった学園のあれこれや、それにまつわる伏線はぱったりと途絶えて、基本的に二人の距離感の変化と、それに伴って明らかになっていく耶々の過去、その因縁からの脱却がメインになっています。
 その是非自体も後で問いますが、ともあれ耶々自体との恋愛はそれなりにこそばゆくも楽しく、素直になれない心情を汲み取った上で、相手の弱みを逆手に取るような形での告白などは予想通りながら男らしくていいな、とは思いましたし、その関係が進展していくうちにしおらしく、愛らしさを見せてくれるのもポイントは高かったです。
 それに唯一の貴重な黒ストヒロインですしね!その辺はたっぷり堪能させていただきました。

 ただ、その関係性が確立した上での、耶々の過去を巡る後半のシナリオ展開としてはお粗末なのは否めないんぁと。
 そもそも主人公の持つアーケンが、これはおそらく他のルートでもそうなんでしょうけど、無地の現状が示す通りにその闇の向こう側に無限の可能性を秘めている、という解釈が出来る中で、その効用をかなり恣意的に濫用している感は強いです。
 このルートで言えば夢の共鳴などはその典型ですし、それを踏まえての祥子との関係性を解き明かしていく過程もかなり杜撰。そもそもその偶然の出会いから、瓢箪から駒的に真相究明!で片づけるなら、わざわざ母親ネタの無駄シリアス突っ込む必然性がどこにあったん?って気がしますし、せめてそれをやるなら失う恐怖に直面しての心情の揺らぎを利用して、とか、明確にその効用を説得的に見せる努力はして欲しいと思うのですがね。

 ラストの和解に至る経緯はまあともかくとして、その根底にある誤解の部分は、果たして前々からそれを示唆する何かがあったのか?
 これは過去作に触れていない身ではわからない部分ですから殊更に都合がいい、と論うのは遠慮しますが、なんというかそもそもの袋小路的な不幸のありようがどうにも、ですし、それを長年ほったらかしにし続けてきた関係性にも、それが正しいという意識が大人側にあったとしたらあまりに身勝手ですし、耶々にしても臆病を拗らせてるなぁ、というのはあって、それで大団円、というのもなんか釈然としないところはあるかなって思います。
 当然このルートでは共通の他の伏線はほったらかしですし、それでいいのか?という懸念は次のエリサルートで全開に噴出するわけですね。

 エリサに関しては、基本的に立場やその目的意識が他のヒロインに比べると顕著、というのは最初からわかっていたので、色々めんどくさくなるだろうなとは思っていましたが、ある意味想像の斜め上にめんどくさかったですね…………。
 身分差云々からの恋愛面でのすれ違いなどはあまり出しゃばらずに、すんなり互いの気持ちに向き合って恋人にという過程そのものは別に悪くなく、エリサ自身も屈託ない素直な好奇心ヒロインとしての愛らしさを存分に振り撒いてくれていました。個人的に帽子ヒロインは好きなので、その点ではナイスなところもありましたし、共通のイメージよりはヒロインとして可愛いじゃないか、とは思えましたね。

 ただここは肝心のシナリオがなんというか…………これがいわゆるメインの部分になってしまうのは確かなんですけど、あまりにも他ルートとの整合性や空気感を無視した形になっていて、面白さはなくはないんですけど、その清々しいまでのパラレル感にどっちらけになってしまう面の方が遥かに強いというべきか。
 一応このルートは、共通からの謎の存在のZEROの目的が明確に示されるルートになるのですけど、しかしここで最大の問題は、その外的要因はかなり強固な意思で塗り固められている、と思えるのに、少なくとも耶々ルートではその影すら見せないという切り捨て方にあると言えます。いくらなんでもここまでばっさりスルーして、かつその目的が達せなければああなる、という必然が待っているというのに、その辺はあまりにも雑、かつ残酷な使い方だよなぁと思わざるを得ません。

 ぶっちゃけた話、このルートでの七不思議解明が塔攻略の鍵になる、というファクターも、どういう基準でそれを判定できるのか、ってところが全くファジーですし、敢えてあそこにあんな風に呼び寄せる理由もないっちゃないんですよね。だって二人の存在がなくてもその先に辿り着けているわけで、最後の最後の解釈の面で他者が必要だったとしても、それが二人である必要性はないわけで。
 その辺を、目的に盲目で、でも根っこのところでは非常に徹し切れない善人、としての要素として見せたいとしたらちゃんちゃらおかしい、としか言えなかったですし、全体的に茶番劇の色合いは濃かったよなぁと。
 そもそもここでもカードの謎能力発現での繰り返しとか都合が良過ぎる上に、あんな殺伐とした仕掛けを、仮にも身内が挑む可能性があるのに置いとくか?ってのもあるし、全体的に無駄に波乱に富んだシリアスを無理くり付随して、強引に感情を揺さぶりに来ているのがなんとも痛ましいというべきか。

 加えて、秘宝を奪われるわけにはいかない、と一刻を争う最中に、いくら命の危険を認識して、生存本能が疼いたとはいっても、あの場面でえっちぃ事に雪崩れ込める豪胆さには震駭するしかない。。。
 基本的にシーン数面でもやや物足りなさはある作品ですけれど、それでも最低限のTPOというものはあるだろうにねぇ。別に閉じ込められて他にする事もない、とかのシチュでもなしに、ってのは、そりゃあ君刺されても仕方ないよ、というかなんというか。

 おまけにラストもまた、ある程度予告はしていたとはいえ悲痛な展開に持っていって、正直何が見せたかったのか、と。なんてこんなメインとなるべきルートが、他ルートとの整合性の面で一切の配慮がない上に、最後の最後まで消化不良感を植え付けるビターな展開に終始させてしまうのか、本当にこういうの誰得?と思ってしまうんですけどね。
 無論悲恋が一切合切ダメ、というつもりはなく、それが絶対的な必然を感じさせるのならともかく、エリサの国の政治背景とかまるっきり後出しのところも強いし、そこに主人公が介在する余地擦らないままに一方的に、なんてのはあまりにもやる気がないつくりだなぁと。
 能力面での都合の良さも含めて、わざわざ誰もが別に望まないような悲劇的展開を紡ぐために、強引に状況を操作している感はかなり強く、全くつまらない、とは言わないんですけど気に入らない、というのが率直なところですね。

 今後他のルートでこのルートの核の部分がどう扱われるのかでまた解釈やらも違ってくるとは思いますが、少なくとも主犯の動機に関しては、主人公の立ち回り次第でそれが覆されるような必然を紡ぐのは相当に難しい、と感じさせるものですからねー、きっと概ね総スルーで終わるんだろうなぁと、そこは半ば諦めてます。
 ともあれ次は一葉ですね。この辺は主人公自身の過去がキーになってくるとは思いますし、この作品個別に入ると、それまで賑やかだったサブキャラが全然絡んでこなくなるので、久しぶりに梢に会えそうなだけでも楽しみはあります。
posted by クローバー at 20:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1

 ヒロイン単体売りFDとはまた暴利な…………とは思いつつ、あおかな本編は超好きでしたし、真白も可愛いとは思っていたので買っておこうかな、と。

シナリオ(17/30)

 二兎を追って欲しかった。

★概要

 この作品は、2014年11月に発売された蒼の彼方のフォーリズム(もう発売からそんなに経つんですね。記憶も薄らいでいるわけだ。。。)より、人気NO,1ヒロインだったらしい真白にスポットを当てた後日談FDです。
 コンテンツとしても清々しいまでに余分はなく、純粋に真白の恋愛模様にフォーカスを当てた物語オンリーですので、コスパがいいとは口が裂けても言えませんし、この世界観や真白本人に対する熱烈な愛がないとなぁ、という感じはありますね。

★テキスト

 基本的にキャラ同士の横の繋がりがかなりしっかりしている作品ですので、ここでもその伝統は踏襲され、コミカルな掛け合いが非常に楽しい読み口に仕上がっていると思います。
 変な癖も感じないですし、コンセプト面もあるでしょうがひとつひとつのイベントに対する心情の機微や肉付け自体は丁寧ですので、特に文章面で引っ掛かったりする感じはなかったですかね。

★ルート構成

 清々しいまでの一本道です。一応選択肢自体はひとつだけありますが、そのどちらを選ぼうと進行に影響のない飾りです。。。
 まぁ今更好感度を稼ぐ必要もないわけですし、純愛路線王道まっしぐらの作品で変に小細工されるよりは、と思いますけどね。

★シナリオ

 基本的にイチャラブオンリーです。
 今回は別にネタバレしたところでさほど問題のある内容でもないのであまり気にせず触れていきますが、本編が基本的にはFCとの向き合い方を主題にしたスポ根の色合いが強く、その分イチャラブやエロスは割を食っていた感があるので、その補完、という意味では申し分なくしっかりイチャイチャを堪能できます。

 本編終了時点では、どちらかと言うと恋愛に全力没入出来る状況ではなかったわけで、ここからが恋愛模様としては本番、好き、という気持ちだけでは持続させられない関係性を育む上でのこそばゆい気遣いや機微、焦慮などを、予想以上に丁寧に綴ってきてくれたな、と感じています。
 まるっとまとめてしまえば、改めてまともなデートらしいデートをきちんとしよう!と二人で決めて、相手に喜んでもらえるかドキドキ、失敗しないかそわそわしつつ、周りの力を借りながらその準備に勤しむ過程を楽しむ作品ですね。

 基本的に周りのヒロインズはみんな、すんなり主人公と真白の関係性を祝福して応援してくれている中で、純粋な女子力という点ではやや物足りない真白が、これではいけない!と一念発起してその方面のスキルを学んでいく流れが、コメディチックな空気を強く醸しながら断続的に投入されており、女の子同士のイチャイチャが好きな私としてはかなりテンションの上がる展開でしたね。
 FDというとどうにも主人公とヒロインが1対1で完結してしまうようなものも多い中で、きちんと横の繋がり、周りに支えられてこその自分達、というのを自覚できるシチュをプレイ感覚の中で自然に想起できるのは物語性としてもプラスだと思います。
 主人公のありようにしても、当然他のヒロインとの絡みや、真白の両親との関係性などから、同じベクトルの要素を抽出出来ていますし、その上で隙あらば真白とイチャラブしてくれるので、非常にバランスも良く、読み手の側もデートまでの期間を楽しみにドキドキしながら萌え転がれる素敵さがありました。

 真白自身本編ではみさき先輩一筋!ってところからの傾斜で、このギャップ面での魅力はあれ、ここまで甘デレ状態を見せてくれていた記憶はあまりないので、本当に無邪気に甘え寄り添ってくる姿は可愛かったです。
 物語自体が健やかな雰囲気を存分に発揮しているので、正直エロゲとしての食い合わせ自体は微妙な作品だとは思うのですが、それでも本編で物足りなかった分くらいの最低限のエロスはここで投入してくれてもいますし、真白の魅力、愛らしさに溺れる、という視座では充分に満足できる内容でしたね。

 個人的には主人公との関係性の甘さも好きでしたけど、莉佳とのスピーダー同盟からの親友モードが楽しかったなぁ。
 やっぱりこの物語の中で一番好きなヒロインは莉佳なので、その点でも出番が多かったのは嬉しかったですし、料理の勉強などを通じてきゃいきゃい仲良くしているシーンは本当に心がほっこりします。チョコ舐めCGとか、疑似キスシーンCGとかほんっとうに可愛くて悶絶しましたしね(笑)。
 気質的にも周りが天然だったり不真面目だったり暴走キャラだったり、って中で唯一に近い常識人的な感性と立ち位置で和ませてくれますし、けどやっぱり年相応の女の子らしい好奇心もあるから、周りの暴走に眉を顰めながら流されちゃうあたりもまた可愛いんですよ!本当にこの子の困り眉の立ち絵も可愛いんですよ!真白メインの作品だけど終わってみれば莉佳にばっかり萌えていた自分がいるあたり、ある意味では広いファン層を満足させる仕掛けになっている、と言えなくもない。。。

 ただ当然不満もないわけではなくて、その際たるものとしては尺に尽きるかなぁ、と思います。
 無粋な話ではありますけど、一応定価4980円と、ヒロイン一人だけにフォーカスした物語としては破格のお値段設定になっているわけで、確かに絵や音楽面ではそれにギリギリ見合うだけの素材投入量はあるとは感じます。

 でも肝心要のシナリオに関しては、普通に読み進めて4時間程度のボリュームで、その点はやっぱりお値段相応とは思えないんですよね。
 その上で敢えて言うなら、これがヒロイン4人分のFDなら、本編で決定的に足りなかったイチャラブ徹底補完、という形でも満足度は充分あったと思うのですが、わざわざ一人立てにしているなら、この作品の根幹であるFCに関わるイベント、エピソードなどが一切合切組み込まれていない、というのは片手落ちに感じます。

 やっぱりこの作品の魅力って、ただ女の子が可愛い、というだけでなく、努力して爽やかな汗をかく、ひたむきに頑張る女の子の姿が可愛い、という面も強く、それが両輪として上手く作用しているからこその評価とは感じているので、一人に集中するならそこも物語の中で補完して欲しかった、と思うのは決して贅沢な話ではないと思います。
 仮にこれがロープライスなら文句は言いませんけど、このお値段を取るなら、と思いますし、ヒロインに相応の新たなFCイベントを組み込む難しさは承知の上で、これだけ制作に時間かけてるんだしなんとかならなかったものかなぁ?と残念に感じる向きはありますね。

 その辺が多少なり補完されていれば評価としてももう少し上向いたのですが、これだと完全に、非常に丁寧ではあるけど方向性に個性のない、当たり障りないFDとしか言えないので、点数としてもこのくらいが妥当、となってしまいますね。
 というか、FCやらないと沙希が出てこないんだよっ!

 総合的には、この作品のどこに魅力を強く感じていたか?で評価が変わってくる内容だと思います。
 FCの対決感はそこそこでいいから、もっと可愛い女の子とイチャイチャさせろ!と強く思っているならこれでも十分満足できるでしょうし、FCという競技に面白さを見出していた人なら肩透かし感はある、というイメージで、どちらにせよ真白に対する愛はないとね、って感じです。
 …………いやまぁ、多少なりでも愛の足りない人がわざわざ買うものでもない、と言えばそれまでなんですけどね。。。


キャラ(20/20)

★全体評価など

 基本的に本編から新キャラがいるわけでもないので、この物語の流れの中での関係性を改めて確かめるとともに、恋愛を進める過程で友情も強く結ばれていく、というバランス感がとても良かったとは思います。

 当然真白がメインのシナリオなので、彼女の成長や女性としての成熟、輝きをしっかり見せられているのは間違いなく、その変化に呼応するように周りのヒロインも少しずつ大人になっていく感じはありますよね。
 特に莉佳やみさき、有梨華あたりは顕著に感じましたし、その点ある意味で最初から最後まで天然的に完成されている明日香はやっぱり明日香だなぁ、と、ルートが変わっても根底的な個性にブレがないのはこの作品の良さのひとつでもありますね。

 ともかく、本編では希少価値だった真白の真っ向デレ、超絶甘えモードが存分に楽しめますし、メイドご奉仕モードなんかも楽しめますし、女の子らしいやきもき感もたんまり盛り込まれていてニヤニヤしまくれること請け合いですので、その辺のキャラ性の引き立て方に関しては全く文句ないですねー。


CG(19/20)

★全体評価など 

 基本的に立ち絵素材は、いくらか真白の新コスチューム&髪型があるくらいで、白ワンピに浴衣はそりゃー可愛かったですけど、それだけで加点要素に出来るほどのプラスアルファでもないかな、という感じ。
 1枚絵は通常が50枚にSDが22枚の計72枚と、こちらは値段に充分見合うボリュームです。正確には本編からの流用CGもいくつかあると思うけど、もう昔過ぎてどこまでがそうかは判別つかないですし、それを除いたとしてもSD比率が高いというところはあれ、質量ともに文句は出ないですね。
 シナリオが短いのもあり、ポンポン1枚絵やSD絵が出てきたり、一部一気にまとめて出てきたりと、贅沢な使い方をしている印象ですし、この点ではとても楽しかったです。

 特にお気に入りは、莉佳のチョコ舐め、膝座り、明日香とクレープ、水着、夕陽を背にあたりですかね。
 それ以外も非常に安定して可愛いですし、この絵の威力だけでも買う価値はある、と言える素敵な完成度だったと思います。


BGM(16/20)

★全体評価など

 本編同様にBGM鑑賞がついていないのは個人的にはえー、って感じはありますね。
 サントラ情報からしますと、新規追加はボーカル2曲にBGM9曲らしいですが、BGMの方は流石にどれが新しいのか今更には判別できませんし、ボーカル曲もいちいち聴きこむのにセーブロード駆使しないとなので大変。といって流石にサントラ買うほどのものでもないですし。

 とりあえずOPは非常にこの世界観にマッチした爽やかな空気を醸した素敵な曲ですが、本編と違ってイチャラブに注力しているせいか、疾走感はあまりなくその分甘やかさ強めになっていると感じます。
 その辺の善し悪しは人それぞれでしょうが、個人的には本編のOPふたつともに抜群に好きだったのに比べると、ややインパクトに欠けるかな、とは思いました。

 むしろどちらかと言えばEDの方が、歌詞やメロディラインなど含めて好きでしたね。
 これは一種のキャラソン扱いなイメージですけど、これまでの主人公と真白の来し方を振り返って、それをしみじみ噛み締めるような色合いが、しっかりヒロインボーカルで打ち出せているので、突出して素晴らしいとかそういう事はないですけど、色々感じ入るものがある曲に仕上がっていたと思います。


システム(9/10)

★演出など

 演出面は非常にコミカルで溌剌とした雰囲気をしっかり打ち出せていますし、素材投入量の豊富さとの組み合わせで見た目にも飽きさせない楽しさを提供できていたと思います。
 しかしアレですよね、本編でも日常風景と、いざFC対決に入っての眼光の鋭さのギャップに慄いたところはあったわけで、これだけ日常特化に作ると、ごくたまーにそのバトルの雰囲気が滲み出てくるとぞわっとするというか、ある意味このメリハリも魅力っちゃあそうなのかもですけど。

 システム面は本編準拠って感じで、ジャンプ系統がないのが物足りないとはいえまぁ短いですからね。基本的には不備なく最低限は、というところです。


総合(81/100)

 総プレイ時間4時間。短いのは短いし、暴利と言えば暴利です。。。
 ただ内容自体は、偏りこそあれど非常に丁寧で微笑ましく、安心して萌え転がれる密度がありますし、真白というヒロインに多少なり思い入れがあるならば充分に楽しめるでしょう。でもFC関連のエピソードは皆無だからそこは留意してね、というところです。

 しかしこのシリーズ、わざわざEXTRA1、と銘打ったからには2以降も作る気はあるんでしょうかね?
 個人的には莉佳だけはガチで買いますが、明日香でちょっと迷う、みさきはヒロインとしてはそんなに好きではないので悩む、けどそこまで全部買ってたらこれだけ買わないのもなぁ…………とか言いつつ買ってしまっていそう。。。
 ただこのリリースペースで進めていったら、次の本編たるツヴァイの発売が一体いつになるのやら?という懸念もありありですし、上でもチラッと触れたけどFCやってくれないと沙希の出番がなさそうですからねぇ。あれは素敵な小鳥居さんでしたので、はよ攻略させろー!と声を大にして訴えねばならないのです(笑)。
posted by クローバー at 04:17| Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

スロースターター

 春音は結局今日もゴタゴタあってあまり進んでおらず、4章終わりまで。うーん、別に気が乗らない事はないんだけどなぁ。ヒロイン「は」とても可愛いしね。。。
 さしあたり大枠的には少しずつ世界観の謎を開示していきつつ、ヒロイン個々の個性や、みんなでワイワイ明るく過ごす学園生活を満喫する方向性は定まってきているので、相変わらず章が進んでも時間管理の甘さは目立つけどもうあんまり目くじらは立てずに素直に状況だけ楽しむことにしますはい。

 ただやっぱりエリサはそこまで気が乗らんヒロインだなぁ。いや、可愛いは可愛いけど、個別が基本謎解きと、あと立場から来るゴタゴタにかなり尺持ってかれそうな感じはするし、きちんとラストにハッピーエンドで終わってくれればまだしも、ってのはありますしね。
 4章は3章ほどダイナミックな展開や仕掛けはないですが、逆に3章のオイオイあれだけ純粋に余計な負担と迷惑かけてて、悪意がなければそれでなぁなぁで済むんかい!的な無粋なツッコミしなくて済むのは助かるというか、ぶっちゃけ大仰なことやらかさず、ヒロインの横の繋がりとかできゃいきゃいだけしてくれてた方が楽しいので。。。
 まあ雪は雪で独特の立ち位置ですし、それでも主題の根幹部分からすれば外縁的ヒロインとは思うので、その辺はエリサよりも気楽。貴重な後輩ヒロインでもあるし、貴重な声でもあるし楽しみではあります。最後のゲーム内性格変貌には笑った。

 ゴルアワもマスターアップですね。やっぱしなんだかんだ今月順調過ぎる…………!嬉しい悲鳴とは正にこのことですな。
posted by クローバー at 19:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

ささやかに

 奇跡的に早起きできたので、ほんのちょっとだけ春音進めました。3章の途中くらいまでね。
 とりあえず導入章から、一人ずつヒロインにフォーカスした章をまたいで、その蓄積でルートが決まるのね、と、思いの外選択肢も多くてゲーム感は強くあるのですが、しかし肝心の物語は…………んー、まぁね、期待はしてなかったからね。。。
 基本的にこの作品ってなにがしたいのかがパッと見でも伝わってこないけど、いざプレイを進めてもあんまし伝わってこないというか、前提としての対立構造とかその辺はまだしも、その対決の構図の陳腐さや、タイムスランプの杜撰さは中々に酷いなぁ、とは思ってしまうのです。

 純粋に文章の時間経過と背景が噛み合ってない、くらいなら可愛いものだけど、わざわざ左上にゲーム内時間表記までつけてるくせに、その進捗が明らかにおかしいだろ、って案件がこの時点で山積してのはどうなのよ、と思うわけで。挙句時々時間巻き戻るからね、これが全部伏線です、だったら絶賛してあげるけど絶対そんな事ないよね?
 というかそこまでセイカ祭の開催要項の決定がずれ込んで、結果的に予算は倍増近くで色んな事出来ますよー、ってなって、その時点から数日後に全ての企画が完遂できている現状に慄くのですけどね。準備期間という概念も、決定責任という概念もどちらも蔑ろ過ぎじゃ。
 こういう細かいスケジュール管理の部分で雑ってのはやっぱり目につくし、しかもこの作品相当に渡って延期しやがったわけで、その間いったい何をしてたんですか?と厳しい目は向けたくなってしまうわけでした。。。

 それはそれとして、ヒロインズは基本善性ポジションだから、当然相対化もされて立派だ、可愛い!ってなるのはそりゃそうだけど、しかしやっぱり個人的にこの作品、メインヒロインより攻略できないサブの方が可愛いと思うのだが。。。確かに2章の優理はそりゃー遥そらさんですし?絶好に可愛かったですけど、でも正直攻略したい!と思ったのは朝陽の方だ。。。
 他にも普通に梢とか乃々花とか可愛いじゃん、と思いつつ、エリサ章に入ってもあまりこの子にテンションが向かない私なのでした。あっはっはー。

 ともあれ、明日から本格的に進めます。
 最初は決めた、耶々にする。
posted by クローバー at 18:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

どうにもならない

 んー、もう少し余暇を作れると踏んでいたんだけども、予定外の諸々が重なって時間がまるっと潰れてしまいましたとさ。
 明日は元々確実に何も出来ないので、この週末はもう諦めるしかない。来週は平日比較的時間があるので諸々頑張れるはず。きっと。きっと…………。
posted by クローバー at 18:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする